キャンピングカー

フルコーキング

マックスファン周りのコーキング施工後

バーデンを購入した時に4年くらいでコーキングをやり直した方がいいですよと言われていました。洗車のたびに劣化していないかを注意してみていたのですが雨漏りしそうなほどの劣化はしていないので、そのまま使い続けていました。

この記事の要旨

やはり4、5年でコーキングをやり直した方が良さそうと言うお話です。

バーデンを買って5年くらいした時のことです。家の駐車場に駐めていて、今までに見たことがないくらいの暴風雨に見舞われたことがありました。バケツを引っくり返したような雨で、しかも強風で雨が真横に降っていました。

次の日バーデンの絨毯の一部がびしょびしょになっていました。幸い自分で切って並べた絨毯なので、外すのは容易で洗って天日で乾かしました。マックスファンのところから水が垂れたのだろうと思ったのですが、奇妙なことがありました。

マックスファンには水が付いておらず、雨漏りをしたと思われる形跡がまったくありませんでした。また、マックスファン周りのコーキングの状態を見ても深い亀裂などはありませんでした。そのため、あまりの暴風雨でマックスファンのフードの横から雨が打ち込んで来たのかなと思っていました。おかしなことにマックスファンの下にはソファーもあるものの、ソファーはまったく濡れていませんでした。そのため、その時はマックスファンの端から、直接床に水滴が滴り落ちたのだろうと思っていました。

その後、旅に出て、その最中にも大雨にあいました。その時には、まったく雨漏りをしませんでした。やはり前代未聞の横殴りの雨が原因だったのだろうという結論になりました。

旅を終えて、自宅に駐めている時に夜中に大雨が降りました。なんと、また床が濡れているではありませんか。マックスファンの周りのコーキングは問題ないように見えるし、洗車の時に水をかけてみても雨漏りはありませんでした。そのため、しとしとと長時間の雨で水が染み込むのかもしれないと思い、トイファクトリーで、サブバッテリーの交換と一緒にマックスファン周りのコーキングをやり直してもらうことにしました。

サブバッテリーは在庫がなく一ヶ月ちょっと待つことになりました。これにともなって、コーキングのやり直しも待つことにしました。この入荷待ちが功を奏して、雨漏りの真の原因がわかるのでした。

この待っている間にも何度か、まとまった雨が降り、そのたびに試行錯誤しました。

マックスファンの周りに覆いをかけてみたものの、雨漏りが防げず原因は他のところにあることがわかりました。横の窓などが付いている大きな黒いパネル(アウターと呼ぶらしい)の周りのコーキングは劣化しているようには見えなかったので、車の側面からの雨漏りは疑いもしなかったのです。

ところが、このアウターには窓が付いており、その窓の周りにもコーキングがしてありました。そのことにまったく気づいていませんでした。

見てみると、かなり劣化していて、ほとんどコーキングがなくなっている部分もありました。両サイド、および後部、すべての窓の周りが程度の差はあるものの劣化していました。

結論としては、水は左側(助手席側)後方の窓の周りから侵入し、横の壁を伝って電子レンジの後ろ、冷蔵庫の後ろと通って冷蔵庫の前の絨毯を濡らしていました。

結局、マックスファンの周り、アウターの周り、窓の周りとすべてのコーキングをやり直すフルコーキングをしてもらいました。

冷蔵庫の奥側は、冷蔵庫の前のパネルを外さないと(手前に引っ張ると取れます)見えないところなので、少々の雨漏りでは気づかないと思いますし、オプションで追加した絨毯の場合では、濡れるとやっかいなことになると思いますので、早めにコーキングのやり直しをした方がいいと思います。特に窓の周りは劣化しやすそうなので、注意が必要です。

以上、失敗談でした。

COMMENT

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です