秋田県由利本荘市にある天鷺村
73日目:秋田県潟上市〜秋田県由利本荘市
走行距離 68.3Km
今日は、奈良・平安時代の城跡を観ました。そして秋田県がすごいところだったということを知りました。史跡秋田城跡と秋田城跡歴史資料館はおすすめです。
道の駅 てんのうの朝です。
晴れました。今日は、ここでお祭りがあります。ここだけで600台収容できる駐車場があります。近くにも、数百台駐められる駐車場が複数確保されるようです。今日は多くの人がこのお祭りに参加するのだと思います。モノマネ芸人や花火などの催しがあり、かなり盛り上がりそうです。ここにもう一泊するという考えもありますが、人が多いところはあまり好きではないので、次の場所へ移動します。
秋田市にある道の駅 あきた港です。全高143mのセリオンタワーです。以前、上ったことがありますし、お店もまだ開いていませんので、今日は立ち寄っただけです。
秋田市にある秋田城跡駐車場に車を駐めました。秋田城跡を観て回ります。秋田城は奈良時代から平安時代にかけて東北地方の日本海側(出羽国)に置かれた大規模な地方官庁で、政治・軍事・文化の中心地でした。蝦夷の人々が暮らしていた東北各地に同じように造られた律令国家の地方官庁の遺跡は「城柵官衙遺跡(じょうさくかんがいせき)」と呼ばれており、秋田城はその中で最も北に位置しています。
秋田城跡の外郭東門です。
古代水洗トイレです。
奈良時代の最新鋭の水洗トイレでした。中に入ることは出来ませんが、資料館にあった模型を先に掲載しますと
この様になっていたようです。顕微鏡で堆積した土を調べたところ、寄生虫の卵が化石化した状態で確認されたそうです。トイレ使用者については、サケ・マスを好んで食した東日本にありながら、サケを中間宿主とする日本海裂頭条虫卵がほとんどいないことから、地元の人々ではない可能性があるそうです。また、ブタ食を食習慣として、ブタと近接して生活する人が感染する有鉤条虫卵も発見されています。豚食の習慣は当時の日本にはなく、豚の飼育が盛んな中国大陸などに見られる食習慣であることから、使用者は大陸からの外来者である可能性が高いといえるのだそうです。
この井戸は、加工した厚い杉材を円形に組合せて造られています。中から「天平六年月」と書かれた木簡が発見されており、奈良時代の天平5年(733年)頃に造られたものと考えられるそうです。
四天王寺跡です。
古代沼です。
この井戸は、平安時代に作られたものです。水は古代から涸れることなく今もこんこんと湧きでているそうです。
奈良時代の道路を復元したものです。
政庁の模型(733年~770年頃)です。
正殿跡です。正殿は、秋田城で最も重要な建物です。正殿や前面の広場では出羽国の政務や、定期的に貢ぎ物を持って訪れる蝦夷に対しての贈り物、宴も行われていたと考えられています。また、時には外国からの使節を迎えての儀式も行われていたそうです。
秋田市立秋田城跡歴史資料館310円です。
これまでに観てきた場所のジオラマがありました。当時の様子がよくわかりました。
発掘された遺物の展示などがありました。秋田が古代交流の結節点であったというビデオ10分は勉強になりました。簡単に言いますと、弥生時代には南から稲作が伝わる一方で、北から北海道の擦文文化も伝わってきました。大陸の渤海との交流も行われており、国内だけでなく大陸との交流の結節点であったという内容でした。単純な自分たちは、秋田ってすごいじゃんと思いました。
秋田市にある古四王神社(こしおう)を参拝しました。
入母屋造、平入の拝殿でした。
本殿は一間社流造りで、御祭神は、大彦命、武甕槌命でした。
秋田市に来ると必ず立ち寄る、秋田まるごと市場で食材を調達しました。
秋田市にある三皇熊野神社本宮(さんこう)です。
拝殿は、入母屋造に千鳥破風付きの唐破風向拝と自分の好きな造りでした。でも千鳥破風がちょっと大きく唐破風が小さいですね。
本殿です。御祭神は、天照皇大神、伊邪那岐大神、伊邪那美大神、須佐之男命です。
秋田市にある日吉神社を参拝しました。
助手いわく「山王鳥居だ。あ、ここは日吉神社だからだ」と。
そうなのです。山王鳥居は日吉大社の鳥居なのですよね。
ここは入母屋造、平入、唐破風向拝と言った造りですね。
本殿はよく見えませんでした。
今日のお昼は、秋田市にあるあらや食堂です。
最近、野菜不足のため肉野菜炒め定食880円を頂きました。化学調味料の味がしない、自分が作ってもこんな感じと言った味でした。材料から言って、もう少し安くてもいいかなと思います。
ご満悦おばさんも、同じ肉野菜炒め定食でした。中華調味料「味覇」の味を期待していたようで少し物足りないようでした。
由利本荘市にある道の駅 岩城に立ち寄りました。純米大吟醸 高清水300ml 612円を買いました。
由利本荘市にある天鷺村(あまさぎむら)(無料)に行きました。
中は、このような感じで古民家が並んでいます。
まず、岩城歴史民俗資料館(無料)を拝観しました。ここは撮影禁止でした。地元の著名な方々の功績を展示したような施設でした。
阿部米蔵美術館です。
古民家の中が美術館になっていました。
古民家を集めたようなところでした。
最後に、亀田城跡がありました。
最上階です。
先程の古民家群を上から見たところです。
ちょっと、よくわからない施設でした。最近まで有料の施設だったようです。
由利本荘市にある道の駅 おおうちに着きました。
今日のお風呂は、はーとぽーと大内 ぽぽろっこ550円(リニューアルオープンのため500円)です。
所感:花崗岩を用いているため少し高級感がある浴室です。水風呂がぬるいのがイマイチでした。
温泉諸元 泉質:単純硫黄冷鉱泉、加水 なし、加温 あり、濾過循環 あり、消毒 塩素系薬剤、pH7.6、源泉温度 12.5℃、メタけい酸 85.4mg、炭酸水素イオン 213.9mg、ラドン ーx 10^-10Ci/kg、内湯3(20㎡、φ1.8m ジャグジー、3㎡ ジャグジー)、露天1(1.8m x 3.6m)、サウナ1(5人 x 2段 ドライ)、水風呂1、洗い場12ヶ所、とろみ度 なし、気泡 なし
今日は、ここの道の駅に泊まります。
雨が降ってきました。
では、また明日。