旅レポート

南三陸町、気仙沼市、陸前高田市

写真は南三陸町震災復興祈念公園祈りの丘にある名簿安置の碑

道の駅 上品(じょうぼん)の郷はいい道の駅ですね。トイレも綺麗で温泉の改修が終わればかなり良い道の駅になるでしょう。温泉があると思ったのかかなりのキャンピングカーが来ていました。

気仙沼市に移動する途中、南三陸さんさん商店街に寄ってみました。近くに南三陸町震災復興祈念公園があるので少し足を伸ばしてみました。ここには、今回立ち寄りたいと思っていた南三陸町復興祈念公園 旧防災庁舎がありました。危うく通り過ぎてしまうところでした。

ここは本当に可哀想なところだと思います。最後まで住民に避難を呼びかけていた職員や近隣住民の方々が屋上に避難したにもかかわらず43名も亡くなってしまったのです。鉄骨がぐにゃぐにゃに曲がっていて津波の恐ろしさを改めて痛感しました。

復興祈念のテラスです。

続いて気仙沼市東日本大震災遺構・伝承館 (旧気仙沼向洋高校)に行きました。

1階にある教室の状況です。

これは3階の教室の様子で車が津波で運ばれてきています。

屋根がなくなり大きく破壊されている屋内練習場です。

校舎の上部が大きく壊れています。

津波で流されてきた冷凍工場が激突し破壊されたのだそうです。

ここにも車が折り重なっています。これだけの状況でありながら亡くなった高校生がいなかったのは奇跡としか思えない状況でした。

続いてお昼です。気仙沼市にある丼の芝楽に行きました。ここはメニューの数が豊富です。ある程度のお客がないとこれだけのメニューは維持できないのではないかと思います。きっと地元で人気のお店なのでしょう。

このお店のお薦めと思われる四元豚特製ソースかつ丼1470円を注文しました。かつが2枚入ってます。2枚目が肉より脂身が多かったような気がします。この歳になると脂身が多いお肉を食べるとお腹の具合が悪くなるのですが、取り敢えず完食してみました。(今夕方ですけれど全く問題なさそうです。ただしお腹が空きません。)

気仙沼市にあるビッグハウス本郷店で食材を調達したあと、岩手県陸前高田市にある道の駅 高田松原に着きました。ここは、高田松原津波復興祈念公園に隣接しています。建物も東日本大震災津波伝承館と同じ建物で外から見ると美術館のようで、中に入るとホテルに入ったのかと錯覚するような素晴らしい作りでした。

高田松原津波復興祈念公園です。奥に見えるのが道の駅 高田松原と東日本大震災津波伝承館が入った建物です。

海に向かって献花台が作ってあります。

陸前高田ユースホステル

奇跡の1本松

東日本大震災津波伝承館の中に展示されていた消防車

今日は、「今日と同じような平和な明日が来ると保証されているわけではない」と言うことを思い知らされた日でした。改めて1日1日を大切に生きなければいけないと思いました。

今日は、ここ道の駅高田松原に車中泊です。

COMMENT

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です