つぶやき

つぶ貝

写真はイメージ

いろいろなところを巡るにあたり、できるだけその地方でなければ食べられないものを食べるようにしています。

ある日の夜のこと、カミさんがつぶ貝を美味しそうに食べていました。あまりにも美味しそうに食べているので、「少しくれ」と言うことも出来ず、その代わり数日後、自分もつぶ貝を買いました。青つぶ貝と書いてありました。今までに見たこともない10cm以上はある大きなつぶ貝で6個入りでした。カミさんは前回より少し小ぶりのつぶ貝を買いました。磯つぶ貝と言うつぶ貝でした。

夜、カミさんがつぶ貝を食べようとした時、

カミさん「うわっ、動いた!」

僕「何!、じゃぁ、僕のも生か」

触ってみたら動くではありませんか。

先日カミさんが食べたつぶ貝がボイルしてあってので、何も考えず買ってしまいました。自宅であれば茹でればいいだけの話なのですが、車の中で、しかも今回は茹でるための鍋セットは家に置いてきました。いろいろ考えた結果、フライパンで茹でればいいことに気づき、すべて茹でました。

非常にうまく行きました。

カミさんが「茹でたてだからか先日買ったものより美味しい」と言いながら食べています。自分はと言うと大きなつぶ貝で少々硬く、それほど美味しいと言えるものではありませんでした。しかし、自分がその命をいただいたのだから全部食べてあげなければ可哀想だと頑張って食べました。

ちょうど4つ目を食べ終わった頃、

カミさん「青つぶ貝って何だろう」と言ってネットで検索し始めました。地方に行くとよく知っている魚でも名前が変わっていることがよくあります。

カミさん「ん、検索候補に、『青つぶ貝 毒』 って出てきた」

そして、何かを読んでいるのか、しばらく沈黙が続きます。

僕「しっかり茹でたんだから毒に当たることはないだろう」と呑気なことを言いながら食べ続け6個すべてを食べ終えた頃、カミさんが静かなので何か変だなと思うと同時に、そんなに飲んでいないのに今日はお酒の周りが早いことに気づいたのです。

カミさんの仕草が挙動不審なため自分でも「青つぶ貝 毒」を調べてみました。青つぶ貝は捕食した生き物を麻痺させるために唾液腺にテトラミンという毒を持っているので唾液腺を取って調理すること、茹でても毒はなくならないことが書いてありました。

カミさん「死んだ人はいないって書いてあったよ」と呑気なことを言っています。

僕「なんか、目が変」

お酒をすごく飲み過ぎたときにものが二重に見えることがありますが、そのような感じになりました。ただし、泥酔状態ではありません。

カミさん「目に来るって書いてあったよ」

物が二重に見えること以外は気持ち悪くなったり、さらに酔いが進行したりはしませんでした。ただただ目が変なのです。

数時間で治るらしいので、その日はそれで寝ることにしました。しかし、寝る前に車から出て公衆トイレに行くのが少し大変でした。

翌朝、よくなっていました。

青つぶ貝は、唾液腺を取って食べなければいけないと言うことを今回の旅を通して学びました。

 

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