陰陽石、三之宮峡、月の木川橋(めがね橋)、飯野城跡、横穴式石室系板石積石棺墓、島内地下式横穴墓群第139号墓、真幸村古墳
宮崎県えびの市にある月の木川橋(めがね橋)
26日目:宮崎県都城市〜えびの市
走行距離 77.5Km
今日は、小林市とえびの市を巡る一日となりました。まずは陰陽石を訪れ、火砕流堆積物が浸食されてできた珍しい夫婦岩の景観と、子宝の神への信仰に触れました。
続いて三之宮峡では、かつてのトロッコ道を利用した遊歩道を散策しました。11個のトンネルを抜けるたびに、屏風岩や河童洞といったダイナミックな景色が現れる構成に、歩きながら期待感が高まりました。また、えびの市では石造りの三連アーチが美しい月の木川橋や、島津義弘の居城とされる飯野城跡を巡り、地域の歴史と石工の技術に思いを馳せました。さらに、日本で唯一の形式という貴重な石棺墓などの遺跡を訪ね、古代の造形に驚かされました。
お昼にいただいた、あっさりとした豚骨醤油のベトコンラーメンが旅の疲れを癒やしてくれました。自然の造形美から歴史遺構まで、宮崎の奥深い魅力を存分に味わった充実の一日でした。
本日のルート
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出発
宮崎県都城市 道の駅 都城NiQLL
お世話になった道の駅の朝です。
ここの道の駅は、都城の食や文化をまとめて楽しめる道の駅です。精肉や焼酎、旬の野菜・果物が並ぶ直販所のほか、都城大弓や本場大島紬などの伝統工芸品にも出会えます。館内には飲食店やカフェ、キッチンスタジオがあり、敷地内には木のゆうぐ広場もあります。買い物や食事、休憩を通じて、都城らしさを感じられるスポットです。
24時間トイレは2つあります。建物に向かって右側(東側)に小さめのトイレがあり、左側(国道10号線より)に大きなトイレがあります。大きなトイレの手前は情報コーナーになっており、駐車場から道の駅のWi-Fiスポットにアクセスできます。その他詳細につきましては前回の投稿をご覧ください。
ここは、いい道の駅だと思います。
訪問先
宮崎県小林市 陰陽石
陰陽石駐車場に駐めたつもりでした。
10時からのようで入口が閉まっていました。
ここは、子どもの頃に来たことがあり、その時に見た形とずいぶん変わってしまったと思っていたところ、駐める駐車場を間違っていたことに気づきました。来る途中にあった駐車場の案内に従って進んできたのですが、そう言えば「私設駐車場」と書いてあったような気がしました。
陰陽石駐車場に駐めました。
陰陽石は約34万年前の加久藤カルデラの噴火による火砕流堆積物が侵食されてできたものだと書いてあります。
左側に陰陽石神社があり、その先に陰陽石が見えています。
陰陽石神社です。
御祭神は、皇産霊神(むすびのかみ)と書いてあります。日本神話に登場する別天津神(ことあまつかみ)=高皇産霊神(たかみむすひのかみ)のことではないかと思いますが、よくわかりませんでした。
ここは、このあと訪問する三之宮峡の一部になります。
陰陽石は、霧島火山帯の溶岩が造り出した二つの奇石です。男石(陽石)は高さ17.5メートル、女石(陰石)は周囲5.5メートルとされ、男女一対で並ぶ珍しい景観から「夫婦岩」とも呼ばれています。よろず生産の神、子宝の神として信仰を集めてきた場所です。中央に写っているのが男石で、そのずっと下に、しめ縄とともに写っているのが女石です。アップにしたいところですが、自粛しました。
宮崎県小林市 三之宮峡
東方地区体育館の駐車場に車を駐めました。
ここからさらに300mほど行ったところにトイレ付きの駐車場があるようですが、300mなので、ここに駐めて歩いていくことにしました。
ここから歩いていきました。
ちょっと狭いです。
スパロンでも行けないことはありませんが、季節によっては木が生い茂っていて天井や横をこすりながら行くことになるかもしれません。普通車の車であれば行けると思います。
駐車場がありました。300mとは思えないくらい時間がかかりました。
三之宮峡は、火山活動でできた岩壁と川の浸食が生んだ渓谷です。昭和30年代まで木炭や木材を運ぶトロッコ道として使われた道が、約1キロの遊歩道になっています。大小11のトンネルを歩き、屏風岩、河童洞、滝音が響く櫓の轟、畳を敷いたような千畳岩を巡るのが見どころです。終点の橋満橋は昭和18年(1943年)に造られた竹筋コンクリート橋です。
このような道を歩いていきます。高低差はなく歩きやすい道です。
11個のトンネルのうち最初のトンネルです。
トンネルを抜けると、屏風岩がありました。
写真では伝わりませんが大きくて圧巻でした。
三之宮峡の面白いところは、トンネルが11個ありますので、トンネルを抜けるたびに、次はどのような景色が広がるのだろうかという楽しみがあるところだと思います。
トンネルを抜けるたびに違った景色を見ることができました。
トンネルの中にはセンサー付きのライトが設けてあり、真っ暗ということはありませんでした。
写真で見るより大きな洞窟でした。
転がっている岩の中には、20mを超えるものもありました。
櫓の轟は「残したい日本の音風景百選」に選ばれた滝でもあります。
輝石安山岩は、通常は「中硬岩」または「硬岩」に分類されるのですが、ここの輝石安山岩は熱変成や侵食等の風化作用により、亀裂を有する軟岩Ⅱに分類されるようです。トンネルがたくさんあったのも、掘削しやすい岩石であったためと思われます。
上に橋のようなものが見えてきました。
竹筋コンクリートと石材で造られた橋満橋(はしみつばし)です。
最後のトンネルを抜けると、金網で行き止まりになっていました。
そう思ったのですが、金網の横に石段があり、上に登れるようになっていました。
橋満橋に出ました。
今通ってきた道が見えます。
ここを終点として来た道を戻ってきました。
車が見えてきました。所要時間は約1時間10分でした。
それにしても、体育館から駐車場があるところまで300m以上あったので、案内板をもう一度見てみました。よーーーく見てみたところ、800mの8の一部が消えているようです。何だよ〜。
宮崎県えびの市 月の木川橋(めがね橋)
月の木川橋の手前に駐車場がありました。この駐車場の左を行くと橋の上に、右を行くと橋の下に行くことができます。
「めがね橋」の通称で親しまれる月の木川橋は、えびの市に残る石造りの三連アーチ橋です。昭和3年(1928年)に架けられ、かつては木材運搬用トロッコの橋梁として使われました。全長58.2メートル、橋高17.2メートル。切石を積み上げたアーチの造形や、橋上からの眺めが見どころです。
橋の上です。手すりが低く注意が必要です。
九州には、このようなめがね橋が多くあります。加藤清正が呼び寄せた穴太衆が、肥後石工となり、その末裔が日本最高水準の技術を誇る石工集団の種山石工となったことを以前学びました。その流れをくむ人たちが、この橋を含む多くのめがね橋を作ったのだと思っています。
宮崎県えびの市 飯野城跡
大手口にある冠木門を車でくぐって、約200m行くと、3〜4台分の駐車場がありました。
ここから登城します。
何と、登城開始から約5分で本丸跡に着いてしまいました。
飯野城跡は、亀城公園として整備された山城の跡です。飯野城は島津義弘が居城としたことで知られ、川や崖に囲まれた地形を生かした城です。現在は本丸跡などを中心に公園として整備され、城の構造や地勢を想像しながら散策できます。
物見曲輪に行ってみました。右側に写っている東屋があるところです。
天気が良ければ、眺めが良さそうなところです。所要時間は、約15分でした。
宮崎県えびの市 横穴式石室系板石積石棺墓
横穴式石室系板石積石棺墓が納められた覆屋の隣に車を駐めることができました。
島内地下式横穴墓群は、古墳時代の地下式墓が営まれた遺跡です。出土品には鉄製の武器・武具などがあり、「宮崎県島内地下式横穴墓群出土品」は国の重要文化財に指定されています。この島内地下式横穴墓群の中にある「板石積石棺墓」と「横穴式石室」の折衷型の墓が、日本で唯一の貴重な遺構だそうです。確かにこの造りは見たことがありません。
覆屋の中に実物が展示されていました。
宮崎県えびの市 島内地下式横穴墓群第139号墓
横穴式石室系板石積石棺墓の隣にありました。
宮崎県えびの市 真幸村古墳
覆屋があったところから、約100mほど歩いたところにありました。
真幸村古墳は、島内地下式横穴墓群の範囲内に分布する12基の古墳群の総称であると書いてあります。
現在は、この1号墳(平松古墳)のみが存在しているようです。
お昼ごはん
宮崎県えびの市 スミちゃんラーメン えびの店
今日のお昼は、こちらでいただきました。
ベトコンラーメン1,030円です。ニンニク、もやし、ニラ、豚肉を炒めたものが載った豚骨醤油味のラーメンです。スープはあっさりとしていて、少し唐辛子の辛味があります。
麺は、少し固めのストレート麺でおいしいラーメンです。
ご満悦おばさんも同じものをいただきました。あっさりとした豚骨醤油と、この麺がいたくお気に入りで、お店の人に、「とてもおいしかったです」と言っておられました。
神様へ追伸です。今日も、ご満悦おばさんのほうが具が多かったです。たまには逆にならないでしょうか。ラーメン。
食材調達
宮崎県えびの市 道の駅 えびの
こちらで、お惣菜を調達しました。もう少し早い時間に行けば、種類も多かったのだろうと思いました。
お風呂
宮崎県えびの市 十兵衛の湯
入浴料は650円です。ロッカーは有料で10円です。
所感:少し歴史を感じる雰囲気の浴室です。天然温泉なのに、ブラジル産トルマリンを使用と書いてあります。
温泉諸元 泉質:ナトリウムー炭酸水素塩・硫酸塩・塩化物温泉(低張性 中性 高温泉)、加水 不明、加温 不明、濾過循環 不明、消毒 不明、pH7.17、源泉温度 67.1℃、メタけい酸 55.4mg、炭酸水素イオン 2008mg、ラドン 3.0 x 10^-10Ci/kg、内湯1(2.2m x 7m)、露天1(2m x 3.5)、サウナ1(スチーム 1段 7人)、水風呂1、洗い場 8ヶ所、とろみ度 なし、気泡 なし
到着
宮崎県えびの市道の駅えびの
今日は、こちらにお世話になります。
では、また明日。

