広島県呉市にあるアレイからすこじま
34日目:広島県呉市
走行距離 25.1Km
呉市にある入船山記念館は、呉の歴史を初めとした展示をやっていました。参考になる情報がいくつかありました。海上自衛隊呉史料館 (てつのくじら館)は行ったことがあるものの、このブログを立ち上げる前のことでしたので記録を残すために再訪問しました。アレイからすこじまは、4年半前に来た時に比べ係留されている潜水艦が少なかったです。
Contents
出発
広島県呉市 大津泊庭園 駐車場

昨日泊まった駐車場です。夜はかなり暗くなります。僕たちが、ちょうどよいと思う暗さです。

朝です。風が強いものの気持ちの良い朝です。

車中泊をしたのは、ずーーーーっと向こうに駐まっているハイエースが1台だけでした。
ラジオ体操をしている時に昨日栗をくださった方がいらっしゃればお礼を言いたかったのですが、いらっしゃいませんでした。残念です。
訪問先
広島県呉市 亀山神社

この神社の参拝者専用駐車場に駐めました。神社の裏側に駐車場への入口がありました。

駐車場とは反対側にある正面まで歩いていき、明神鳥居をくぐって参拝しました。

御祭神は、帯中津日子命 (たらしなかつひこのみこと=14代仲哀天皇)、息長帯日売命 (おきながたらしひめのみこと=神功皇后)、品陀和気命 (ほんだわけのみこと=15代応神天皇)です。この神様から言って、ここは八幡宮だと思ったところ、そのように書いてありました。

銅板葺入母屋造平入りの拝殿です。

本殿は銅板葺流造ですね。
この神社がこのあと登場するとは、この時点では予想もしていませんでした。
広島県呉市 入船山記念館

入船山公園 駐車場60分毎100円に車を駐めました。

駐車場を出ると美術館の入口があり、その中の道を歩いていくとすぐに入船山記念館の入口がありました。

道の横には砲身が展示してありました。

郷土館
ここの1階が入船山記念館の受付になっていました。ここで入館料250円(JAF200円)を払います。

2階が展示室となっていました。

入船山記念館があるこの地は、もともとは亀山神社があったそうです。そう、先ほど参拝した神社ですね。

呉浦は三方を山に囲まれ防御に優れた土地で、艦艇の入出港や生産活動の拠点として適していたことから、日本の西海に軍港用地を探していた海軍省が明治19年(1886年)年に鎮守府を設置しました。


真ん中にある小さな紙に、明治27年(1894年)の日清戦争に際して、大本営を広島城に移したと書いてあります。

軍艦用の練炭です。

東郷平八郎がバルチック艦隊をやぶったその4日後に呉地方をマグニチュード7クラスの大地震が襲ったそうです。


芸予地震の記事です。


歴代の呉海軍鎮守府司令長官です。二・二六事件の鈴木貫太郎さんがいらっしゃいますね。

鈴木貫太郎長官(左)と東郷平八郎さん(右)の書です。鈴木さんの書には花押があって驚きましたが、今でも使う人がいるらしいです。

ミッドウェイ海戦の南雲忠一長官がいらっしゃいます。

軍港呉は焼き尽くされたものの長官庁舎は攻撃を免れたと書いてありますが、線路からこちらは、攻撃しないようにと米軍内で指示が出ていたのだそうです。占領した後、自分たちが使用するためです。ここの掃除のおじさん兼ボランティアガイドさんに教えてもらいました。

ここに降伏を勧める米軍の散布ビラがあります。

読んでもらいたいのでアップにしておきます。この裏が観たかったのですが観られませんでした。よく言うよと憤りを感じます。


じっくり観させていただきました。いろいろ感じるところがある資料館でした。
旧呉鎮守府司令長官官舎


ここに書いてありますが、公的な利用をする洋館部と私的な利用をする和館部が結合する点が特徴的な建築だということです。

南雲さんの家族写真がありました。

和館部が入口になっていました。

確かに、そうなっていますね。
ここからは、書くのも大変、いや観るのも大変だと思いますので、ギャラリー形式でお送りします。いつもどおり観たい写真はクリックして拡大できます。
金唐紙(きんからがみ)、海軍艦上午餐会(昼食会)の献立例、洋館から和館に変わるところなどが見どころかと思います。
呉市歴史民俗資料館

期間限定で「呉の進水式」をやっていました。



単純に進水させるのではなく、あらかじめ計算して重油タンクに注水するなど細かな配慮をされていたことを初めて知りました。
別の部屋で、金唐紙についての説明をやっていました。






どうやって、和紙に凹凸をつけるのだろうと思っていたのですが、ここにその答えがありました。



火薬庫の内部風景です。




以上、ここまでが入船山記念館になります。
広島市呉市 旧下士官兵集会所(青山クラブ)
入船山記念館の掃除のおじさんから、この近くに映画 「この世界の片隅に」のすずさんなどの絵を描いたところがあるということ、もうすぐ取り壊すから観られなくなることを教えてもらい観に行きました。

途中、いろいろな像があるところを通りました。

あっ、これは。
先日観た籔内佐斗司さんの作品ですね。


ここです。

ここは、映画の中ですずさんと周作さんの待ち合わせ場所となったところです。
この絵だけは、どこかへ移すのでしょうね。
広島県呉市 海上自衛隊呉史料館 (てつのくじら館)

ここ大和ミュージアムは、これまでに2回来たことがあるのですが、ブログを始める前のことで、やまとペディアに大和ミュージアムがないのはダメだろうと思い、再訪問するつもりだったのですが、今年の2月からリニューアルのため閉館中でした。リニューアルされたら、その姿をレポートしたいと思います。

最初に観た時にこんな鉄の塊をどうやって、ここに据え付けたのだろうと疑問でした。


こんな起重機船というバケモノがあるんですね。

ここは、無料です。

機雷の除去に関する説明にかなりの部分を割いていました。

こちらは、観ていただきたいのでギャラリー形式にはしませんでした。

79名もの方々が掃海作業中に亡くなられていました。自衛官の方々には感謝しかないです。

この写真の向こう側で機雷の展示をしていましたが、黒くて写真に写りませんでした。


これは、映画「ゴジラ-1.0」にも登場した機関砲なのだそうです。
新しくなった加賀の説明などをギャラリー形式でお送りします。

ここからは、潜水艦の説明でした。


潜望鏡の頭部は、このようになっていたのですね。



1日4回の食事内容です。左上から時計回りに、午前6時、午後6時、午後0時、午前0時の食事だそうです。いったい、いつ寝るのと思いました。


ここから潜水艦の中に入ります。
ギャラリー形式でお送りします。

これ、潜水艦の錨です。

塞いでありますが、ここに張り付くのでしょうね。

潜水艦の底を初めてみました。
広島県呉市 旧呉海軍工廠 大型旋盤

大和の主砲を削った旋盤を観に行きました。


すごく大きくて写真を撮るのに苦労したのですが、大きさが伝わりませんね。
広島県呉市 艦橋展望台

この桟橋は、戦艦「大和」の大きさを体感できるように作ってありました。この見ている部分は、

この赤く囲った部分に相当しています。

そして今いる位置が

大和の艦橋部分に相当していました。

この白いタイルの部分が

主砲の大きさを示していました。

ちなみにその主砲で撃つ砲弾です。

船首部分です。かなり大きな戦艦であったことがわかりました。

呉の港の様子です。

以前、見たときよりも塗装が褪せているような気がします。メンテしてほしいです。

このスクリューは本物なのだろうかと思いました。潜水艦のスクリューはかなり機密性の高いものだからです。
広島県呉市 アレイからすこじま

アレイからすこじま駐車場に車を駐めました。歩いて10分くらいでアレイからすこじまに行ける駐車場です。


前回来たときよりも潜水艦の数が少ないように思いました。


加賀がいますね。
食材調達
広島県呉市 ゆめタウン呉

お惣菜の種類がかなり多いスーパーでした。

こちらで食事をして3,000円以上になったため、ここに駐めて買い物だけでなく隣のてつのくじら館にも行きました。
お昼ごはん
広島県呉市 たんとと和くら ゆめタウン呉店

今日は、こちらでいただきました。

窓から隣のてつのくじら館が見えます。

平日ランチタイム限定 切り落とし牛たんランチ250g1,529円トッピングねぎマヨ+110円 計1,639円です。

ちょっと硬めのお肉と言った感じで、牛たんとは違うもののような食べ物でした。牛たん定食にすればよかったです。

今日のご満悦おばさんは、牛たん定食(2枚4切)1,969円です。柔らかくておいしいとご満悦のご様子でした。
到着
広島県呉市 音戸の瀬戸東 無料駐車場

以前、利用したことがある駐車場に来ました。
今日は、こちらにお世話になります。
では、また明日。