新潟県新潟市にあるしろね大凧と歴史の館
15日目:新潟県三条市〜阿賀野市
走行距離 43.6Km
今日は、午前中が雨のため彌彦神社に行く予定を変更し、屋内施設系にしました。しろね大凧と歴史の館では、白根の大凧合戦について知ることが出来ました。楽しそうな祭りです。新潟県埋蔵文化財センターは、歴史に沿って出土品が展示されていました。無料なのは良かったのですが、平日ではないので出土品の修復作業などをされている方々はお休みでした。
Contents
出発
三条市 道の駅 燕三条地場産センター
ここの道の駅は少し変わった道の駅です。地場産センターというだけあって、燕三条の地場産品である金属加工品を中心に展示販売しています。
ここの物産館は観ているだけでも楽しいですが、欲しくなるものがたくさん見つかると思います。値段もそれなりにしますけれども、とてもいい製品が多いです。(愛用者は語る)
そして、朝になりました。昨日からずっと雨です。ここの道の駅は人が乗っていない車がたくさん駐まっています。夜(昼も)駐車場代わりに使っている人がいますね。
ここの燕三条地場産センターには総務課があるみたいです。道の駅に総務課があるのかと勘違いしてしまいました。きっと燕三条地場産センターを道の駅にしたのでしょうね。
トイレは、小2、大(洋式)1の小さなトイレです。朝混み合うだろうなと思ったのですが、人がそれほどいないようで、まったく込みませんでした。つまり、車中泊の人は、それほどいないということなのだろうと思います。(日曜日の朝なのにです)
ちょっと立ち寄って、地場産品(食べ物ではなく、金属加工製品)を観るにはいい道の駅だと思います。物産館を外国の方々にもぜひ観ていただきたいですね。
訪問先
新潟市 しろね大凧と歴史の館
駐車場は建物入口横にありました。
入館料は520円です。
受付を済ませると、シアターで3Dの凧あげ映像を拝見しました。祭りの様子がよくわかる内容でした。
ここは世界最大級の凧の博物館と言われるだけあって、24畳分の大きさの凧がエントランスホールに飾ってあります。これは毎年デザインが変わるのではなく同じ絵柄を毎年書いているのだそうです。長いものは江戸時代から変わってないらしいです。
それぞれの絵をギャラリー形式で掲載します。
			
		
300年の歴史がある凧合戦で、中ノ口川の東西に分かれ、最初に東軍(白根側)の大凧(女凧)が低く上げられ、その後、西軍(西白根側)の大凧(男凧)を高く上げます。西軍の凧は綱を強く引くことによって左に旋回するように設計されており、東軍の凧と絡むように操るそうです。
川に落ちたあと、このお互いの凧の縦骨に付けてある助け木が絡み合い、東軍と西軍との綱引きの状態になります。相手の綱を切った回数や、残った長さから勝敗を決めるのだそうです。
凧を引っ張る元綱(モトイト)です。
元綱を作るための元糸(モトイト)です。
麻と書いてありますが、現物をひと目見て大麻であることがわかりました。そうだとおっしゃっていました。栃木県から購入すると書いてありますが大麻の栽培は免許制だからです。
元綱と凧を結ぶ鼻緒縄です。
凧の骨になる竹です。
竹取り、竹割り作業の様子です。
少し小さめの巻凧について書かれています。
			
		
各地域の絵柄で、
その絵柄の由来が書いてあります。これを合計300枚作り合戦に臨むようです。
昭和55年(1980年)に161畳の大凧でギネス記録を作った時のことが書かれています。
昭和57年(1982年)に人を載せて凧を上げた時の話です。なんと80mも上がったそうです。今では絶対に出来ないですね。
これらの映像などを含めて、4本のビデオを拝見しました。五右衛門に扮した役者さんが凧と一緒に舞い上がる映像はハラハラしながら拝見しました。
161畳の凧を吊り下げておくために使用した装置だそうです。
ここには、室内で凧を上げられる風洞実験室がありました。本格的ですね。
歴史の館という名前なので、昔の道具も展示されていました。
その他、各都道府県の凧や、世界の凧が展示されていました。たくさんありましたので、抜粋して掲載します。
		
とても、楽しく勉強になった博物館でした。(所要時間 約1時間20分)
新潟市 新潟県埋蔵文化財センター
駐車場は、埋蔵文化財センターに広い駐車場があります。
入場料は無料です。
 
珠洲焼壺から埋納銭が出来てそうです。
見つけた人は、びっくりしたでしょうね。
ここは、旧石器時代から江戸時代まで年代ごとに発掘されたものが紹介されていました。
新潟県には遺跡が13,000箇所以上あるそうです。
各時代の発掘されたものを抜粋して撮ってきました。
			
		
ここは、新潟県が発掘調査した各地の遺跡情報を整理・保管・研究する施設です。整理作業風景をガラス越しに観ることができるのですが、今日は日曜日のためお休みのようでした。
発掘されたものを時代ごとに整理し無料で観ることができるのは、良い施設だと思いました。
お昼ごはん
新潟市 うめやんKitchen 直売所
今日のお昼ごはんは、新潟市にあるうめやんKitchen 直売所でいただきました。ここは、テイクアウトがメインのお店で2人掛けのテーブルが3つありました。かろうじて1つ残っていました。
うめやんの牛すじカレー 740円、もち麦入りごはん 215円です。ルーが多めで、カレーを、たっぷりと味わいながらいただくことができました。中辛より甘口よりのカレーで、牛すじよりカレーを味わうと言った感じのカレーでした。美味しかったです。
今日のご満悦おばさんは、よくばりのっけもりカレー (チキントマト)1,146円です。見た目が美しく、それに惹かれて注文されました。カレーはトマトの酸味があってスパイシーなカレーだったそうです。
食材調達
新潟市 原信 新津店
最近、よく利用させていただいている原信です。お惣菜や食材の量がものすごくたくさんあるスーパーです。こんなに買う人がいるのだろうかと心配になるくらい並んでいました。
お風呂
新潟市 新津温泉
入浴料は500円です。1時間を越える人、広間を使う人は700円らしいです。
 
 
所感:洗い場が2つでシャワーがありません。お湯は油の香りがしますが油膜はありませんでした。普通の高張性よりも、さらに温まりやすいお湯です。お湯は、それほど熱くないものの、出てから汗が吹き出してきます。出たあとの体が油臭くなります。蛇口のお湯も源泉のため臭いは落として上がることができません。
温泉諸元 泉質:ナトリウムー塩化物・炭酸水素塩温泉(高張性 弱アルカリ性 高温泉)、加水 なし、加温 冬期のみ加温した上水道水を加える、濾過循環 なし、消毒 塩素系消毒剤、pH7.6、源泉温度 43.8℃、メタけい酸 147.2mg、炭酸水素イオン 2953mg、ラドン ーx 10^-10Ci/kg、内湯1(5㎡)、洗い場2ヶ所、とろみ度 ★☆☆☆☆ 、気泡 なし
3〜4ヶ月で激しく噴出する間欠泉なのだそうです。恐ろしい!
到着
阿賀野市 道の駅あがの
今日の宿泊先に着きました。
なんと、また三年味噌がありました。味噌屋じゃないので、もう買えません。
ここの道の駅の詳細は、明日レポートします。
では、また明日。
											

























































