新潟県小千谷市にある錦鯉の里
12日目:新潟県十日町市〜長岡市
走行距離 52.1Km
今日は、おぢや震災ミュージアム そなえ館で地震の疑似体験をし、日頃の「そなえ」の甘さを痛感したあと、謎だったちぢみの横糸の染色はどうやるのかを教えてもらい、何もかも大きい神社で笑顔になり、長岡の花火大会の凄さを少しかじったために、本物の長岡花火をますます観てみたくなった1日でした。
Contents
出発
十日町市 道の駅 クロステン十日町

朝です。雨の日の次の日の朝は清々しいです(と言いますか少し肌寒いです)。車中泊をした人は、他に3組でした。ここの道の駅には、駐車場が4つあります。トイレがある駐車場は、ここの駐車場ですが、どこかの役場の駐車場のようなところです。夜は、街灯がなくまっくらでした。トイレの中に入ると明かりが点きます。残りの3つは、道路を渡ったところにある比較的広い駐車場、トイレの横を奥に入ったところにある駐車場(ここは民家が近いためか22時以降の駐車はご遠慮くださいとのこと)、美術館の隣りにある大型車、普通車が駐められる駐車場です。

ここの駐車場は狭いし、建物に囲まれて閉塞感があります。

朝、陽があたるところに移動しました。(泊まったところはバーデンの向こう側です)
この建物の中にお店が入っているのですが、昨日は月に1度の定休日のため確認できておりません。この写真の右側に

この建物があります。ここには、十日町温泉 明石の湯と越後妻有里山現代美術館が入っています。同様に昨日休みのため中は確認できておりません。

トイレは、この小さな建物ですが、縦に長〜いです。

なんとなく治安は大丈夫なのだろうかと思うようなトイレです。おまけに警備員が巡回しているという不安をかき立てるような貼り紙がしてあります。
定休日に来てしまったため、お店や温泉、美術館をレポートできませんでした。また、機会があれば、レポートします。

そして、朝、ラジオ体操をしていると、何やら丸いものが落ちているではありませんか。子供の頃に瓶の牛乳についていた蓋が落ちていました。出っ張り部分の付け根を親指の爪で押して、飛び出た出っ張りを引いて開けてましたよね。懐かしいです。
訪問先
小千谷市 おぢや震災ミュージアム そなえ館

駐車場は建物の横に広い駐車場があります。

おぢや震災ミュージアム そなえ館(無料)です。

新体感型地震動シミュレーションシステムMX4Dが凄いです。

3Dのメガネを掛けて、このイスに座り地震の映像を見ます。このイスが思っている以上に動くのです。こんなにも揺れたのかと思うくらい揺れます。立っていることは不可能だということがよくわかります。映像は立体的で、土煙が出たり、風が当たったりと臨場感たっぷりで経験できました。地震対策はしてあるつもりでしたが、あまいということがよくわかりました。
避難した時の状況や、その時の思いを書いてたものがありましたので抜粋して載せておきます。見ていてジンと来ました。
静岡から来たことを伝えると、静岡にも似たような施設があると教えていただきました。知りませんでした。機会があったら行ってみたいと思います。
小千谷市 錦鯉の里

駐車場は、正面に広い駐車場がありました。

錦鯉の里です。


ここは、有料の施設で520円(JAF420円)です。鯉のエサ代は100円でした。

錦鯉がたくさん泳いでいました。
育てた鯉はある程度(5cmくらい)の大きさになったら選別していました。残るのは2%くらいだそうです。残りの98%の鯉はどうなるのだろうと思いましたが、怖くて聞けませんでした。金魚すくいの金魚になるんだろうなと思うことにしました。
大きな錦鯉をフランスにも空輸していました。酸素を充填したビニール袋に水と一緒に詰めて段ボールに入れて空輸していました。鯉も大変だなと思います。
世界中で品評会をやっていることを知りました。それと同時に世界中に養鯉(ようり)業者がいるのだそうです。
いろいろと勉強になりました。もう少し知りたい方は次の資料をご覧ください。
小千谷市 小千谷織物工房 匠之座

小千谷市総合産業会館 サンプラザの中にある小千谷織物工房 匠之座に立ち寄りました。
ちぢみは、横糸に絵柄をあらかじめ染めて織っていくのですが、どうやって糸に絵柄を付けていくのかが知りたくて教えてもらいました。
この写真で説明するのは難しいのですが、定規と言われるものに絵のパターンを写し、その定規を使って束ねた糸に染色を施し、その束ねた糸の一本を横糸として織っておくというものでした。写真を載せておきますが、僕の説明ではわからないと思いますので、この写真の後半に説明が出てきます。





ちぢみという織物は凄いと思いました。

ここは、ちぢみ織りの体験もできます。小さな織り機で織っていくようです。

織り機の体験の前に、この定規を使って横糸の染色から体験ができるようです。作品が右上に写っています。興味のある人は、ここでやってみてはいかがでしょうか。
次に先ほど少し話しをした絣(かすり)つくりの説明の載せておきます。




説明を聞いていて、すごくて鳥肌が立ってしまいました(笑)
長岡市 寳德山稲荷大社 一之宮

寳德山(ほうとくさん)稲荷大社 一之宮 本宮です。右に写っている車と比較するといかにこの建物が大きいかがわかると思います。

神社というより、マンションと言った感じです。手水舎から何から、すべてが大きいのです。内宮のあるのですが、夏期間は参拝できませんと書いてありました。
ギャラリー形式で載せておきますので興味がある方はご覧ください。
何もかもが、すごく大きいので笑いが止まらず幸せになれるとことだと思いました。ありがとうございました。
長岡市 長岡花火ミュージアム道の駅 ながおか花火館

道の駅の中にある長岡花火ミュージアム(無料)です。

スターマインに使われる打揚筒だそうです。

花火玉の大きさを確認できる模型です。

打揚筒です。大きいものは身長の倍くらいありました。

花火の構造や

花火が打ち上がる仕組み

長岡花火の歴史などが展示されていました。

ここには、ドームシアター600円があり、長岡花火のいろいろな花火を疑似体験することが出来ました。しかし、実際の花火の迫力には及びませんでした。ますます長岡花火を観てみたいと思うようになります。
いろんな花火があるようです。ギャラリー形式で掲載しておきます。
戦争に使われる火薬を、すべて花火に変えてしまいたいという願いからスタートしたというような説明がありました。素晴らしいと思います。
お昼ごはん
小千谷市 須坂屋

今日のお昼は、へぎそばです。へぎそばは新潟県の郷土料理で、つなぎに海藻の布海苔(ふのり)を使ったそばを、へぎと呼ばれる四角い器に盛り付けた切り蕎麦のことです。

僕は、1人前10個盛1,150円、ご満悦おばさんは7個盛900円、天ぷら850円は分けていただきました。

のどごしが良くて、僕らが大好きな名寄のそばにかなり近いそばでした。美味しいそばです。きれいに並べられているので、どうやってやるのかを訪ねました。ザルに上げたあと、手で一つひとつ丸めてならべるのだそうです。
帰ったら、へぎそばごっこをやろうっと
やめてよ!

天ぷらはサクッと揚がっていて美味しいのですが、えびはプリプリ感と味が名寄に及びませんでした。名寄のそばと天ぷらが最強説は、いまだ健在です。
でも、へぎそばがかなり美味しい蕎麦であることを知りました。
へぎそばの盛り付け方をネットで見つけたよ
なんだそれ
食材調達
小千谷市 原信 西小千谷店
いつもの原信です。ここの原信は広い駐車場が満車に近い状態で、入口から遠く離れたところに駐めざるを得ませんでした。たくさんのお客さんで、それにあわせて食材も盛りだくさんでした。
ミョウバンとエリソルビン酸を使ってないタコの頭を見つけましたので、それを買いました。北海道産の解凍ものですが、食塩だけで茹でたものはめったにないので良かったです。
お風呂
長岡市 寺宝温泉

寺宝温泉800円です。
所感:クリーム色の壁の浴室で、露天にはヒノキ風呂があります。お湯は褐色で透明度2mのモール温泉っぽいお湯です。お湯を楽しむにはいい温泉です。
温泉諸元 泉質:ナトリウムー塩化物温泉(低張性 弱アルカリ性 温泉)、加水 なし、加温 不明、濾過循環 なし、消毒 なし、pH8.0、源泉温度 40.7℃、メタけい酸 118.9mg、炭酸水素イオン 589.1mg、ラドン ーx 10^-10Ci/kg、内湯2(3.2m x 2m x 2)、露天2(2m x 3.2m、10㎡)、洗い場 内4ヶ所 外2ヶ所、とろみ度 ★★☆☆☆、気泡 あり
到着
長岡市 道の駅 ながおか花火館

道の駅 ながおか花火館に着きました。

5年前に登録になった比較的新しい道の駅です。詳細は明日レポートします。
今日は、ここに泊まります。