旅レポート

余部鉄橋 空の駅、鎧駅、穴見海岸展望台、七坂八峠展望台

兵庫県新温泉町にある七坂八峠展望台

本日のサマリー

6日目:兵庫県香美町〜島根県安来市

走行距離 146.4Km

今日は旅の楽しさを絵に描いたような1日でした。まさか列車に乗ることになろうとは…。

昨日の続きです。ブログを書き終えて、せっかくなのでエレベーターで上の展望台に上がってみようと思いました。しかし、エレベーターの営業時間が朝6時から夜11時という理由がわかりませんでした。そんなに夜遅くまでやっているからには、その理由があるに違いない。その理由を確かめるためにも上に行ってみる必要がありました。

上に着きました。回りがよく見えるエレベーターで助手は「怖い、怖い」と言ってました。

すぐ近くの海は波が岩に当たり波しぶきを上げていました。車が潮まみれになりそうですね。

ベンチが用意してありました。

足を置くところが網になっていて下がよく見えます。

特に遅くまでやっている理由が見当たりません。これは、もっと暗くなってから、来た方がいいのかもしれません。晩ごはんを食べた後に来ることにしました。

そして、晩ごはんを食べた後です。エレベーターが青くライトアップされていました。

通路だけが明るくて回りは真っ暗です。

夜景と言っても、こんな感じで、どうして夜11時までエレベーターが動いているのか、まったくわかりませんでした。

その時です。列車が隣の駅を出た旨のアナウンスが流れました。

しばらくすると列車がやってきました。1時間に1本あるかないかのダイヤなのに列車がやってきました。それにしても、本数が少ないにも関わらず列車に出会う確率が凄く高い調査隊なのでありました。

ここは、余部の駅で、駅に上がるためのエレベーターでもあったのです。そう考えると営業時間も納得が行きました。どうして、こんな高いところに駅を作ったのかというと、このあたりはリアス式になっているため、トンネルが多いです。トンネルを掘る場合、低いところに作るより、高いところに作ったほうが掘る距離が短くて済むために高いところに線路を敷いたのだそうです。

こちらが昔の余部橋梁で、その右側に今の線路が敷いてありました。明日の朝、明るくなったら、また来ようと思います。

道の駅 あまるべの朝です。

歯を磨きながら掲示物を見ていると、こんなものがありました。7:16発に乗って隣駅まで行って戻ってくれば約20分で戻ってこれるではありませんか。乗車時間はたったの3分ですが、これは行かないわけにはいきません。

見上げれば、新しい橋梁が乗ってと言っているではありませんか。

急いで朝ご飯を済ませると、ふたたびエレベーターで上に上がりました。

列車を待っている人、向こうからは生徒たちがやってきます。

それと同時に列車がやってきました。

ワンマンカーです。

橋梁の上から観る景色です。隣駅まで大人150円の旅です。

乗客は、それほど多いわけではありません。

途中、窓の外を見ていると鹿がいました。北海道で見るエゾシカとは違って鹿っぽい鹿でした。

3分は、あっという間でした。

鎧駅です。

駅舎です。

戻るために、地下道を通って反対側のホームに行きました。

しかし、単線だったので、元いたホームが帰りのホームでした。

海がよく見えます。ここに子どもたちを送ってこられた方と少し話をしました。

子供の頃は、このトンネルの中を歩いて隣の余部(自分たちが乗ってきた駅)まで通っていたそうです。枝を持って線路を触りながら行くのだそうです。そうすると列車が来るのが振動でわかるので、マンホールと呼ばれる穴に退避したそうです。今では考えられないですね。

帰りの列車がやってきました。

ふたたび3分間の列車の旅です。

余部駅に戻ってきました。

外がよく見えるエレベーターで降りました。助手は何度も乗っているうちに最初の時の怖さを感じなくなったようです。

海まで歩いていってみました。波しぶきがすごいです。車はやはり潮まみれでした(笑)

ここは、楽しいです。ぜひみなさん来ていただいて乗車率を上げていただきたいと思います。

楽しい旅をしたけれど、時間はまだ早いです。出発です。

新温泉町にある道の駅 山陰海岸ジオパーク浜坂の郷に立ち寄りました。ここは車が潮まみれにならないのはいいのですが、

大型車のエリアが近いですね。

新温泉町にある穴見海岸展望台に立ち寄りました。

ここは日本海が出来たころ(約2,000万年前)の痕跡を観ることが出来ます。安山岩とハイアロクラスタイト(溶岩が急に冷やされてバリバリに割れたもの)が交互層をなしています。残念ながら交互層は海側からでないと観ることができなさそうです。しかし、

ハイアロクラスタイトはありました。これですね。知らないと礫岩と思うと思います。

次に新温泉町にある七坂八峠展望台に行きました。

ここは、居組港や不動山など居組海岸を見渡すことができるビューポイントです。

途中、鳥取県岩美町にある道の駅 きなんせ岩美に立ち寄りました。立ち寄る予定ではなかったのですが、名前だけはよく知っている道の駅で、どんなところだったのか忘れてしまったので行ってみました。

駐車場に着くなり、思い出しました。ここは泊まったことがあります。

お刺身が安く売っていました。

これらをお買い上げです。

昨日買った日本酒の品評会開催が決まりました。ここはお気に入りの道の駅となりました。

鳥取市にある道の駅 西いなば気楽里にも寄ってみました。ここも立ち寄る予定ではなかったのですが、2匹目のドジョウを狙ったわけです。

先ほど買った賀露産の真鯛が売っていました。やはりかなり安かったのですが捌いてありませんでした。その代わり、ハタハタの南蛮漬けを助手が見つけてきました。品評会が日本酒の品評会なのか地元のツマミの品評会なのかわからなくなってきました。盛り上がりそうなことは間違いありません。

琴浦町にある道の駅 琴の浦に着きました。ここはサービスエリアのような道の駅です。
お魚も売っていますが刺身ではなく三枚に捌いた状態で売ってます。

今日のお昼は、ここの道の駅にある海鮮料理きわみでいただきました。

漁師まかない丼1,000円です。この大きなお椀いっぱいに入って1,000円なのです。しかも、ネタの下にネタがあるボリューム満点の漬け丼でした。お味噌汁は甘エビの頭で出汁を取っていると思われます。とても美味しかったです。

番号を呼ばれて料理を受け取った人の顔がみんなニコニコでした。

「これで1,500円は安いじゃん」と海鮮丼を頼んだ人の声が響き渡っていました。

またひとつ幸せになれるお店を見つけました。いや、正しくは、みんなを幸せにするお店を見つけました。

今日のお風呂は大山町にあるなかやま温泉 ゆーゆー倶楽部naspal 500円です。

所感:天井を除き花崗岩で出来た浴槽です。露天はありませんが休めるように椅子があります。

温泉諸元 泉質:アルカリ性単純温泉(低張性 アルカリ性 温泉)、加水 なし、加温 あり、濾過循環 あり、消毒 塩素系薬剤、pH8.7、源泉温度 39.2℃、メタけい酸 26.5mg、炭酸水素イオン 93.1mg、ラドン ーx 10^-10Ci/kg、内湯125㎡)、サウナ13 x 2段 ドライ、水風呂1、洗い場 6ヶ所、とろみ度 なし、気泡 なし

大山町にある道の駅 大山恵みの里に立ち寄りました。小さな道の駅です。

そして、本日宿泊する島根県安来市の道の駅 あらエッサに着きました。トラックのエリアと分離をされているのですが、前回泊まった時には乗用車エリアであるにも関わらずエンジンをかけっぱなしのトラックが近くに泊まっていて排気ガスを吸いながら寝ていたという苦い経験があります。

そして、次に泊まる時には裏にある駐車場に泊まろうと決めていました。トイレまでの距離はそれほど変わりません。歩いて行ってみるととても静かでした。

車を移動しました。「従業員駐車場」と書いてあることに助手が気づき戻ってきました。結局、乗用車エリアに駐めました。

今日は、美味しいおつまみと日本酒をいただきます。

では、乾杯。

じゃなくて、また明日。

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