徳島県三好市にある祖谷のかずら橋
42日目:香川県三豊市〜高知県南国市
走行距離:104.9Km
今日は2年前に雪で断念した大歩危、小歩危、祖谷のかずら橋に行くことが出来ました。また、先日これまた雪で断念した日本一の大杉も観ることが出来ました。
道の駅 たからだの里・さいたの朝です。
晴れると思っていたのですが曇です。
徳島県三好市にある大歩危峡真中展望所に行きました。ここの駐車場は、平日であれば、ほぼ確実に駐められるであろう広さです。
ここの駐車場横にある後藤新平石碑です。何故ここに後藤新平さんの石碑があるのかわかりませんが、通り過ぎなくて良かったです。後藤新平って誰?という方は、こちらを御覧ください。
大歩危峡です。
大歩危船着場附近に見られる含礫片岩(がんれきへんがん)は、古生代に堆積した礫岩の地層が造山運動の結果押しつぶされて扇平化したもので、日本国内においては非常にめずらしいものです。礫粒は石英片岩・花崗閃緑岩などの酸性火成岩が多く、堆積当時の隆地の状態を知る一つの手がかりとなっています。
水がきれいですね。
三好市にある道の駅 大歩危です。ここの道の駅の駐車台数は普通車54台なのですが、その大部分が地下にあり車高の高い車はこのスペースに駐めるしかありません。平日の早朝のため車はほとんどいませんでしたが、土日は先ほどの駐車場に駐めることになると思います。
道の駅から観る大歩危峡です。
よく見ると、すごい風景ですね。
お店は、開店前でした。
祖谷(いや)のかずら橋に着きました。いくつか駐車場があります。一番広い駐車場は、かずら橋夢舞台駐車場(500円)です。早朝のため一番安い滝美 駐車場(300円)に駐められました。
駐車場の後ろには、このような滝がありました。
この駐車場から少し歩くと、車も通れる祖谷渓大橋があります。ここを渡って、反対岸からかずら橋を渡って、この写真の右側に戻ってきます。
祖谷渓大橋から観るかずら橋です。思っていたより小さく高さも低かったです。
この写真の右側に料金所があり、550円(JAF500円)を支払って、かずら橋を渡ります。かずら橋は一方通行になっています。
なかなか渋い吊り橋です。
先ほどの祖谷渓大橋です。川がきれいです。
このあたりの岩は、緑色片岩と思われます。
それほど、怖くはありません。
ただし、油断すると足を踏み外してしまいそうな隙間がスリル感たっぷりです。
念願のかずら橋を渡ることができました。
後から次々に人が渡ってきました。おっかなびっくりと言った感じです。
橋をわたり終えて、もう少し先に行くと琵琶の滝がありました。
途中にある三好市の道の駅 にしいやは、駐車場を工事しており駐められず、高知県大豊町にある道の駅 大杉に着きました。ここからさらに400mほど車で登ると杉の大杉料金所200円(JAF160円)があります。
杉の大杉は、八坂神社の境内にあります。
赤い屋根が美しい拝殿です。
向拝下の貫に掘られた龍も素晴らしいです。
本殿は少ししか見えませんでした。
杉の大杉です。この杉は、樹齢3,000年以上とも言われ、2株が根元で合着していました。
右が北の杉で根まわり16.5m、根と幹の境界部13.5m、樹高56mで、左が南の杉で根まわり20m、根と幹の境界部17m、樹高60mあります。そのさらに左に自分がいます。
この杉の大きさがわかる写真を撮りたかったのですが、うまくいきませんでした。この写真で2階建ての家と比べていただければ少しは伝わるかもしれません。
この杉の近くで説明の音声が流れていました。それによると、この日本一の大杉は宮崎県の飫肥杉(おびすぎ)で、素戔嗚尊が植えられたという言い伝えが残るそうです。
大杉の苑です。ここには、美空ひばりの歌碑が建てられていました。9歳の頃、大杉付近でバス転落事故に遭い九死に一生を得た美空ひばりは日本一の歌手になれるようにと大杉に祈願し夢を託したのだそうです。ボタンを押すことにより「川の流れのように」を含む3曲を聴くことができるようになっていました。
南国市にある道の駅 南国風良里に着きました。例の東側にある駐車場です。
今日のお昼は、ここにあるカフェレスト 風良里でいただきました。
日替わりランチの風良里御膳(880円)です。刺身(かんぽち)、きんぴらゴボー、出汁まき卵、鶏の油淋鶏、キューリの酢もの、サラダ、プチデザート、ご飯、お味噌汁とヘルシーなお昼になりました。
ご満悦おばさんは、巨大な土佐和牛ホルモン炒め定食1,580円です。念のために言っておきますと「巨大な」はメニュー名に付いておらず自分が付けました。おばさんいわく、「味噌味ではなく醤油味で、ホルモンも甘くおいしい」とのことでした。この後、久保田のアイス(ダブル)を召し上がっておられました。このお方にとっては、「生きる」=「食べる」なのでありました。まあ、間違いではないような気もしますが…。
今日は、これ以上走らず、ここでゆっくりします。
では、また明日。