つぶやき

ソーラーパネル

写真はイメージ画像で本文とは関係ありません

いろいろなところを旅していると突然山を切り拓いて設置した広大なソーラーパネルが現れます。もともとは緑豊かな山肌だったのでしょうけれど無機質なパネルが敷き詰められています。こんなところに作ってしまったのかと驚きを隠せないと同時に残念に思います。

自然エネルギーのひとつとして、つまり環境のことを考えて導入を推進しているはずのパネルが環境を破壊している現状はおかしいと思います。樹々を広範囲に伐採すると言うことは、その山の生態系だけでなく、そこに降った雨が流れ込む海の生態系まで破壊してしまいます。また、土砂崩れなどの災害のリスクも増すでしょうし、考え直すべきだと思います。

原発1基分の発電量を賄うためには山手線の面積に相当するソーラーパネルが必要だと言う記事を見ました。実際に計算をしてみるとそんなものでは足りそうにありません。効率、天候、日照時間などを考えると現実的ではありません。大規模発電設備としてソーラーパネルを敷設することには反対です。

以前、雑誌で読んだことがありますけれども、東芝が開発していた4Sと言われる超小型原発は30年〜40年の間燃料棒を交換しなくて良い、制御棒がない(制御要員も基本的には不要)、全停電になっても自然対流で冷温停止可能(安全装置による安全の確保ではなく原理的に安全)な理想の原子炉でした。福島の事故で原発は絶対ダメと言う風潮が出来、その後開発にブレーキがかかっているのか、話を聞かなくなりました。(自分が知らないだけで進んでいるのかもしれません)

「羹に懲りて膾を吹く」ではないですけれど、自然を守るための行為が結果的に自然破壊をすると言ったことになっている事に気づくべきです。本当に地球環境に良いものは何かを考えるべきだと思います。自分は超小型原発はその解になると思います。

ソーラーパネルがすべてダメだと言いたい訳ではなく、各家庭の屋根に設置するパネルや、街灯の電源などはありだと思っています。自分の車の上のソーラーパネルは非常に良い仕事をしてくれていて助かっています。(^^;

環境破壊が思っていた以上にすごいことになっていることに気づいたのでつぶやいてみました。今後、残念なケースに関して写真を撮って紹介していくことから始めようと思います。

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