旅レポート

浜松市立賀茂真淵記念館、縣居神社、賀茂真淵翁生誕の地

静岡県浜松市にある浜松市立賀茂真淵記念館

今日から、また旅に出ます。まずは恒例となりましたすき家の牛まぜのっけ朝食(ミニ)360円です。今日は、いつもよりご飯と牛肉が多かったような気がします。幸先がよろしいようです。

道の駅 富士でトイレ休憩です。遠くに富士山が見えます。このところ天気が悪かったので富士山がはっきり見える日がありませんでした。今日はくっきり、はっきり見えます。

お気に入りのチェーン店、知久屋です。ここは、浜松市にある本郷店です。今夜のお惣菜などを買い込みました。自分はソーセージやベーコンなどの加工食品はめったに買わないのですが、ここでは買います。化学調味料、合成着色料、合成保存料、発色剤、リン酸塩を使っておらず、国産の豚肉・鶏肉を使用しているからです。おすすめです。

また、今日のお昼もここでいただきました。若鶏となすのおろし和え弁当648円です。スーパーのお惣菜でよく見かける食品添加物がまったく入っていません。そのためか、とても美味しいです。

その後、浜松市にある浜松市立賀茂真淵記念館専用駐車場に駐めて、

浜松市立賀茂真淵記念館300円に行きました。

賀茂真淵(かものまぶち)は、荷田春満、本居宣長、平田篤胤とともに「国学の四大人(しうし)」の一人とされる人です。以前、何かの本で興味を持ち、ここ賀茂真淵記念館に来たいと思っていました。ようやく来ることが出来ました。しかし、ずっと前のことだったため、どうして興味を持ったのかは忘れてしまいました。(すいません)

記念館の方に、国学とは何かから、賀茂真淵の功績まで約1時間に渡って説明をしていただきました。(ありがとうございます)

国学者の系譜図です。勉強不足で賀茂真淵、本居宣長、平田篤胤の3人しか存じ上げませんでした。

これは、賀茂真淵が書いた万葉集に関する解説書です。このような解説書が多数展示してありました。

本居宣長が万葉集を読むのに苦労していた所、このような良い本があると紹介をしてもらったのが、賀茂真淵が枕ことばを五十音順に並べ用例や語源などを記した語学書である「冠辞考」です。この本を元に万葉集を呼んだところ、今まで以上に理解が深まったのだそうです。それで本居宣長は、これを書いた賀茂真淵に会いたいと

松阪に行き、たった1日ではあるものの賀茂真淵に会うことが出来ました。その後も、本居宣長は手紙のやり取りを通して理解を深めていきました。

これは、本居宣長が35年かかって書いた古事記の注釈書である古事記伝です。この本が出ていなかったら今ほど研究はされていないと言われている本です。

古事記の上巻は何度も読みました。しかし、上巻(カミツマキ)に関する記述であるにもかかわらず、まったくわかりません(笑)

日本人古来の物の見方や考え方を理解するために、仏教や儒教が伝わる前の文学に着目した国文学者たちは素晴らしいと思います。「ますらおぶり」「たおやめぶり」好きな言葉です。

その後、隣りにある縣居神社(あがたいじんじゃ)を参拝しました。

神様が歩かれるところだから歩いてはいけないと言われる参道の真ん中は正中(せいちゅう)と言うんですね。

ここの御祭神は、賀茂真淵です。

200mくらい離れたところにある賀茂真淵翁生誕の地です。

驚いたことに昭和20年(1945年)まで、ここに生家があったそうです。昭和19年(1944年)に撮った写真が残っていました。

今日のお風呂は、愛知県豊橋市にあるりすぱ豊橋600円です。温泉ではありませんが、久しぶりの浴場は気持ちいいです。特に水風呂がいいです。

所感:以前はなかったと思いますので、出来て間もない浴場だと思います。スポーツ施設にある浴場で白いタイル張りのプールのような浴槽です。更衣室がプールと共用の要注意なところです。 沸かし湯で600円は少し高い感じがします。

浴場諸元 泉質:沸かし湯、内湯2(2.5m x 5m 、25㎡)、外湯1(2.5m x 5m)、サウナ1、水風呂1、洗い場13ヶ所

そして、今日の宿泊先である豊橋市の道の駅 とよはしに着きました。7回目の宿泊になります。

では、これから長い旅になります。どうぞお付き合いを。

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