北海道鷹栖町にある「アイヌ文化の森 伝承のコタン」資料館
アイヌが建てたポロチセ(アイヌの家)
37日目:北海道士別市〜北海道旭川市
走行距離:96.8Km
今日は、どうしても食べたかった「ほろみのり」を食べに幌加内町に行きました。さて、そのお味はいかに…。
最近、覆いをかぶせたLEDランタンでテーブルの上だけを照らすことが出来るようになりましたので、外が真っ暗になるまでシェードを降ろしません。そのため、外の様子がよく見えて開放的に過ごすことが出来ています。
昨晩の出来事です。ハイエースのキャンピングカーが入ってきました。駐車場に駐めたものの場所がお気に召さないようで、ぐるぐる歩いて所望の場所をお探しになっていました。
見つかったのか、車に乗り込んで移動し始められたその瞬間、赤い乗用車が入ってきてこれから向かう所望の場所の方に進んでいきました。その所望の場所は、自分がいる場所からは見えないのですが、どうやらそこにお駐めになられたようです。ハイエースはゆっくりと一周して、元の場所に戻ってきました。
ところが、別の黒い乗用車がもともとハイエースが駐まっていたところに駐まってしまいました。戻る場所が無くなってしまったハイエースは、道路に一番近い駐車場所に行かざるを得なくなってしまいました。
以上、車中泊あるあるでした。
自分の話じゃないですよ。違うって。
今朝の道の駅 羊のまち 侍・しべつの朝です。小雨が降っていました。
それにしても、長い道の駅の名前ですね。道の駅には、どこのエリア(駐車場など)を国土交通省が管理し、どこのエリア(建物など)を市町村が管理すると明記した看板があったり、この街の由来などを書いた看板があります。しかし、ここには見当たりません。
この白ポストには、「士別の士は武士の士だよ 侍・しべつ」と書いてありました。武士と何か関係があるようです。
調べてみました。
しべつには、士別と標津があり、区別するためにも武士の士がついている「士別」を「サムライ士別」と言い分けているのだそうです。
ちなみに、しべつとは、アイヌ語で 「本当の川」 を意味する 「シペッ 〔si-pet〕」 が由来となっているようです。
昨日、道の駅 なよろの蕎麦がほろみのりではないとわかったので、どうしても、ほろみのりが食べたくて、今日のお昼は幌加内町にある幌加内そば 雪月花に行きました。ほろみのりしか提供していないお店です。11時開店のため遅めの出発をして、ここに来ました。開店15分前に着いて4番目になりました。
開店と同時に案内されました。
天ぷらそば(濃い口汁)1,650円です。
これが食べたかったほろみのりです。昨日食べた名寄の蕎麦に比べて、コシがあるものの、蕎麦自体の香りが少ないです。
疑ったわけではないのですが、会計の時に十割蕎麦であることを確認しました。やはり、疑っていると思われたようで、新蕎麦のうちに真空包装するので、いつまでも緑色が失われないということ、色が白いので「十割ですか」と聞かれるが十割であると説明を受けました。その後、奥から店主さんが出て来られて、「自分が種まきから、すべての工程をやっている」という主旨の説明をされました。
ちなみに、今ここで提供されている蕎麦は、昨年の蕎麦で、新蕎麦は9月初めに解禁になるとのことでした。
自分とカミさんの感想は、今日食べたほろみのりより、昨日食べた名寄の蕎麦の方が美味しいと思いました。名寄の蕎麦は、北海道で一般的に栽培されてい「キタワセソバ」で、挽きたてなので美味しいのではないかという結論に達しました。これから蕎麦を食べる時の比較の対象は、道の駅 なよろの蕎麦となりました。
移動途中、凄い坂道が現れました。写真では坂道度合いがわかりませんね。秀逸な道と書いてありました。
ここを登っていくと、幌加内町にある白銀の丘に着きます。ここは蕎麦の花が咲くと白銀になるようですが、新緑の丘でした。見頃は7月末からのようです。
次に、幌加内町にある純白の丘パーキングエリアに車を駐めました。
ここも新緑の丘になっていました。
鷹栖町にある 「アイヌ文化の森 伝承のコタン」資料館(無料)に行きました。
アイヌに関する資料が少しありました。
他は植物などの展示です。牧野富太郎さんのコーナーもありました。
アイヌの家であるポロチセです。
1週間に一度、約半日をかけて燻煙をされるそうです。
トイレです。中は何もありませんでした。
チセは3棟ありました。
このチセは、約10年でアイヌの人が建て替えをされるそうです。
今回、資料館の裏の駐車場に駐めましたが、そこは一般の人は駐められないところでした。この地図にあるように河川駐車場に駐めて歩いて来る必要があります。
下を見ると河川駐車場がありました。
この橋を渡って資料館に行ったのですが、一般車は入ってはいけないと書いてありました。
旭川市にある川村カ子トアイヌ記念館800円(JAF600円)に行きました。
ここはアイヌに関する資料館としては最古の資料館になります。
砂澤ビッキの作品も展示してありました。
この人が川村カ子ト(カネト)さんです。
熊の木彫りがたくさんありました。熊の木彫りはアイヌの作品ではないと、どこかの博物館で学んだのですが、近文アイヌ松井梅太郎が大正時代に作り始めたものだと書いてました。
川村カ子トアイヌは測量技手だったそうです。
ここは、JAFを使わないと800円となります。ちょっと高いかなと言う内容でした。
その後、旭川市にあるダイイチ 旭町店で食材を調達し、今日のお風呂である旭川市の湯らん銭 旭川店490円に行きました。おそらく3度目の利用になります。
所感:北海道で、この値段を払うのであれば温泉であってほしいところです。
浴場諸元 泉質:地下水、内湯5(寝湯3人1.6m x 2m、檜風呂1.6mx 1.6m、超音波高温風呂 2m x 2m、超音波低温風呂 2m x 2m、ジャグジー風呂)、外湯1(1.6 m x 2m)、サウナ1(18〜20人 3段 ドライ)、水風呂1、洗い場約30ヶ所
旭川市にある道の駅 あさひかわに着きました。
このまま行くと北海道産の日本酒を買わないまま帰ることになりそうなので、買いました。あさひかわ蔵めぐり1,600円です。
美味しいお酒がありますように。
今日は、ここに泊まります。
暑いです。
では、また明日。