写真は別府地獄めぐり 海地獄
道の駅 さがのせきの朝です。黒い雲が立ち込めていましたが次第に普通の雲に変わっていきました。
今日は、まず別府市にある湯けむり展望台にいきました。駐車場に着いた時には車が1台しか駐まっていなかったのでよかったのですが、もう少し混んでいたらバックで入らなければいけない小さな駐車場でした。ここを出る頃には車がいっぱいになっていました。
ここは別府の温泉街を一望できる展望台です。正面に火まつりが行われる扇岳を観ることができました。残念ながら鶴見岳は頂上が雲に隠れていました。
湯煙が立ち上る様子が別府の温泉街の湯量の豊富さを物語っていました。ちなみに、ここ別府は全国一の湧出量を誇る温泉地です。どこかの温泉も日本一の湯量だと言っていた気がします。
今日は、ここ別府の地獄めぐりをします。7ヶ所の地獄をめぐる料金が2,000円(JAF1,800円)です。カミさんは約10年ぶり、自分は約50年ぶりくらいの訪問になります。まずは、白池地獄です。
吹き出した時は透明なのですが、温度と圧力が下がると青白い色になります。ところが、今は藻によって緑色になっていました。次に来た時には抹茶地獄という名称になっているかもしれません(笑)
次に鬼山地獄です。
ここは大正12年(1923年)に日本で初めて温泉の熱を使ったワニの飼育を始めたところでもあります。
今でもたくさんのワニが飼育されていました。
かまど地獄です。
ここは一丁目です。地下にあるいろいろな種類の粘土が溶け出したお湯になっています。
二丁目です。中央から湯気が噴き出していました。
この色は非晶質のシリカ(二酸化珪素)によるものです。
温泉を飲んでみました。ちょうどよい具合の塩加減でした。ナトリウムー塩化物泉(低張性 弱アルカリ性 高温泉)、pH7.5、ナトリウムイオン1173mg、塩化物イオン1849mg、メタけい酸643.9mg、炭酸水素イオン35.0mgと、ちょっとお肌によいよくある温泉成分です。
面白いことに噴き出している蒸気は、このように目に見えません。
これに線香の煙を当てると白化して湯気となって見えるという実演をやっていました。
六丁目です。これも、線香の煙によって白くなったものです。
海地獄です。
白龍稲荷神社がありました。
ここのコバルトブルーの池は今から1200年前に鶴見岳が爆発してできました。
池から湯気がもくもく立ち上っています。
ここには地獄噴気利用温室があり、睡蓮の花と大鬼蓮を観ることができるようになっていました。
赤い色をした池もありましたが血の池地獄ではありません。
鬼石坊主地獄です。
灰色の熱い泥が大小に丸く沸騰しています。
その形が坊主頭に似ていることから地名の鬼石と合わせて鬼石坊主地獄と呼ばれています。
噴き出した泥が年輪のように固まって広がっていきます。
血の池地獄です。
にんじんジュース地獄と名前を変えた方がいいかもしれません。
最後は龍巻地獄です。
30分から40分おきに噴き出す間欠泉でした。自分たちは15分待って噴き出すシーンを見ました。
今日のお昼は別府市にある岡本屋売店です。友人のおすすめであるサンドイッチとプリンを食べに来ました。運よく道路沿いの駐車スペースが空いていたために駐めることができました。そうでなければ厳しかったです。
地獄蒸したまごサンド 660円をカミさんと半分ずつシェアし、地獄のおにぎり 191円をいただいた後に、地獄蒸しプリン 330円をいただきました。手作り感あふれるお昼になりました。
ここのお店の前には湯の花の採取場になっていました。
今日のお風呂は、別府市にある明礬温泉湯の里露天風呂600円です。
所感:ここの温泉は大きな露天風呂が特徴で、硫黄臭のする乳白色の温泉でした。晴れていれば、もっと気持ちがよかっただろうと思いました。
温泉諸元 泉質:酸性・含硫黄ー単純温泉(低張性 酸性 高温泉)、加水 不明、加温 不明、濾過循環 不明、消毒 不明、pH2.3、メタけい酸 160.8mg、炭酸水素イオン mg、内湯1(2m x 1.7m 洗い場3ヶ所)、外湯1(30㎡ 洗い場12ヶ所)
その後、由布市にあるAコープ ゆふいん店で食材を調達し、由布市にあるコインランドリーグロリア湯布院店で洗濯を済ませ、
今日の宿泊先である由布市の道の駅 ゆふいんに着きました。
駐車場です。
明日もいい天気でありますように。
では、今日はこの辺で。