埼玉県東松山市にある箭弓神社
本殿縁の下持送り「龍」
5日目:埼玉県吉見町〜小川町
走行距離 43.7Km
今日観た箭弓神社は、なかなか見ごたえのある神社でした。杉山城跡は典型的な中世の山城で、午後は温泉でのんびり過ごしました。なんとビンゴ大会にも参加しました。
道の駅 いちごの里 よしみの朝です。晴れて清々しい朝です。ただの駐車場ですが、こんな天気の中で朝ご飯を食べることができることの幸せを噛み締めました。
車中泊をする場所としては、自分たちと同じようにトイレの裏側にある駐車場が人気のようです。
ちなみに表側の駐車場はこんな感じでした。
道の駅の横に公園があります。ラジオ体操をするにはちょうどいいところです。
東松山市にある箭弓稲荷神社を参拝しました。やきゅうじんじゃと読みます。野球関係の方々の参拝が多いようです。駐車場は、この一の鳥居を入って左側に入ったところにあります。
手水舎の天井の絵も見逃せません。
由緒です。
この三の鳥居となる両部鳥居がすごいです。
扁額の上に唐破風が付いていました。このような鳥居は初めてではないかと思います。
権現造りの社殿ですが、銅板瓦棒葺の唐破風向拝が付いた桟瓦葺き入母屋造に銅板葺流造の本殿という神仏習合の社殿でした。両部鳥居(神仏習合の神社に多い)なわけですね。神職の方によりますと以前お寺だったため天井は護摩を焚いたすすが付いているとのことでした。ここの本殿の中の装飾がすごいのですが、今は一般公開はしていないようです。
彫物棟梁は上州(現群馬県域)の彫物大工の系譜を引く飯田仙之助であることがわかっているそうです。
手挟の彫刻も美しいです。
本殿の彫刻はため息が出るくらいすばらしいです。
本殿裏側にある「仙人の烏鷺(うろ)」です。烏鷺とは、烏(からす)と鷺(さぎ)、それを黒石と白石に見立てて、囲碁のことをいう言葉だそうです
脇障子もすばらしいです。
御祭神は由緒にもありましたが、宇迦之御魂神(うがのみたまのかみ=保食神(うけもちのかみ))、豊受比売神(とようけひめのかみ)です。そう、ここは稲荷大社なのですよね。彫物に目を奪われてしまった参拝となりました。
嵐山町にある鬼鎮神社(きぢんじんじゃ)を参拝しました。となりに参拝者用駐車場がありました。
ここは、日本で4社しかない鬼を祀る神社のひとつなのです。
くわしくは、こちらを御覧ください。
唐破風向拝付き桟瓦葺き入母屋造でした。さて、何と唱えてお詣りすべきなのか迷いました。いつもであれば「祓え給い、清め給え、神ながら守り給い、幸さきわえ給え」という唱え言葉を心のなかで唱えるのですが、この神(かむ)ながらを鬼ながらというのがいいのかなと、そう唱えました。
鬼瓦は、やはり鬼でした。カラスが不気味ですね。
いろんな金棒が置いてありました。軽く持てるものもあれば、持ち上がらないものもありました。
嵐山町にある杉山城跡駐車場に車を駐めました。たくさんの車が駐まっていて人気のある城跡なんだなぁと思いながら本郭を目指しました。ここは、続100名城になります。
この写真にあるように中学校の中を通って大手口に行きます。
中学校に入ります。
杉山城跡の詳細はこちらを御覧ください。
写真が多いのでギャラリー形式で掲載します。説明の看板に続く写真がその場所の風景です。縦横入り混じって見にくくてすみません。
駐車場に戻ってきました。典型的な中世の城跡で、中規模の山城でした。各所に説明の看板があって、わかりやすい城跡でした。また、人がたくさん来ていると思ったのは、中学校の運動会で、城で出会った人はいませんでした。(所要時間は約45分)
嵐山町にあるヤオコー 嵐山バイパス店で食材を調達したあと
嵐山町にある埼玉県立嵐山史跡の博物館100円に行きました。正面に駐車場がありました。
このあたりには城郭がたくさん分布しているようです。
このあたりの出土品を展示していました。
懸仏(かけぼとけ)と言われるもので礼拝の対象にするものだそうです。のちほど出てきます。
この嵐山史跡の博物館の裏にある菅谷館跡(すがややかた)の出土品です。
先ほど行った杉山城跡からの出土品です。
今回は行くのをやめた小倉城跡の出土品です。
昨日、手前まで行った武蔵松山城の出土品です。
建物から裏に出ると、菅谷館跡(すがややかた)があります。続100名城のひとつです。
井戸の跡
二ノ郭跡です。
畠山重忠公の銅像です。
空堀の跡もありました。
本郭跡です。館跡のせいか、それほど城跡といった感じのするところではありませんでした。
今日のお昼は、嵐山町にあるイタリアン厨房 パパリーナでいただきました。ここは、お得なランチセットが人気のようですが、食べ過ぎのため単品を2品注文し分け合っていただきました。
ヤリイカとアンチョビのペペロンチーノ1,150円です。辛味の効いたペペロンチーノで、僕は、こちらの方が良かったです。
5種のきのこのポルチーニクリーム1,150円です。ご満悦おばさんは、辛いのが苦手なので、こちらの方がよかったようです。
嵐山町にある鎌形八幡宮駐車場に車を駐めました。ここから歩いてすぐのところに鎌形八幡神社があります。
先ほど、出てきた懸仏です。詳しくはこちらを御覧ください。
手水舎です。木曽義仲の産湯の清水と言われています。
谷積みの石垣ですね。
ここの透かし彫りもすごいですね。見とれてしまいました。かなり落ちてしまっていますが着色してあります。
一見してわかる覆屋ですね。中を覗きましたが真っ暗で本殿は見えませんでした。ただの覆屋ではなく拝殿を兼ねているので彫刻が施してあるのですね。
今日のお風呂は、ときがわ町にある昭和レトロな温泉銭湯 玉川温泉880円です。値段が高いのですが、面白そうなところでしたので行きました。
何と温泉の入口が小倉城跡の登城口でした。
ここは、昭和っぽい感じのする温泉でした。
ここで、ビンゴ大会が開催され参加しました。温泉に入るとビンゴカードが1枚、食事をするとさらに1枚もらえて参加できます。水木が無料のビンゴ大会で、土曜日が有料(はずれなし)のビンゴ大会だそうです。今回は80人くらいの方が参加されていました。商品は1,000円の食事券などが多数出ていました。早く上がった人がいい賞品とは限らないところが盛り上がる秘訣だと思いました。
懐かしいゲーム機などを横目にビンゴに参加しました。
カラオケセットでビンゴができるようになっているとは知りませんでした。
僕らは、ご覧のようにはずれでした。運は、まだ使っていないということです。そうそう、ここは温泉でした。
所感:アルカリ性によるとろみが感じられる温泉です。昭和感がありながらモノトーンの洒落たデザインの温泉です。
温泉諸元 泉質:アルカリ性単純温泉(低張性 アルカリ性 低温泉)、なし 不明、加温 あり、濾過循環 あり、消毒 おそらくあり、pH10.0、源泉温度 26.6℃、メタけい酸 ーmg、炭酸水素イオン 27.5mg、ラドン ーx 10^-10Ci/kg、内湯4(1.7m x 4m x 2、1.2m x 4.5m x 2)、露天2(4㎡ x 2)、洗い場18ヶ所、とろみ度 ★★☆☆☆、気泡 なし
小川町にある道の駅 おがわまちに着きました。5月30日にリニューアルオープンしたばかりとのことで、すごい人でした。ただし、駐車場も広く問題なく駐めることができました。
お土産品などがたくさんあります。お惣菜は少ししかありませんでした。
小川町は和紙が特産品のようで、和紙工芸コーナーや製造工程の動画などを観ることができるようになっていました。
今日は、ここに泊まります。
いろんなことがあって、楽しいです。
では、また明日。





























