旅レポート

石のかざぐるま、不動岩、八千代座、金剛乗寺、山鹿灯籠民芸館、熊本県立装飾古墳館

写真は、山鹿灯籠の名作「上野東照宮」

道の駅 きくすいの朝です。昨晩は、また冷蔵車と思われるトラックのコンプレッサーが動いたり止まったりでうるさかったです。しかし、今回は耳栓をして寝たのでありました。熟睡してまったく問題ありませんでした。でも、助手の話では自分が寝た後、もっとうるさくなったらしいです。自分のいびきが原因で(笑)

よく考えてみると、お仕事とは言え、このトラックの中で睡眠を取られる運転手さんの方がもっとうるさいはずだということに気づきました。もう、うるさいなんて言うのはやめました。お仕事がんばってください。

朝、出発する時にトラックの後のドアと向こう側のドアが全開になっていて、助手が中を見たところ空っぽだったらしいです。何のための音だったのだろうと不思議でなりません。

出発して、しばらくすると移動式オービスがいました。事前に流れが少し速くて嫌だなと思っていたところ、グッとみんなのスピードが落ちました。よしよしと思っていたところ、植木から少し顔を出している人がいました。ヘッドホンをつけているので、お巡りさんだとわかりました。その先にあるオービスだけでは気づかなかったと思います。それにしても、気をつけないと移動式オービスに簡単に捕まってしまいますね。(写真はドライブレコーダーの映像より)

いつもの安全運転にさらに輪をかけた安全運転で山鹿市にある石のかざぐるまを観に行きました。風速3m/s(ススキの穂が揺れる程度)で回転するそうです。自撮り棒で少し押してみました。確かに軽く回りました。スペイン産の赤みかげ石で出来ています。

ちなみに、ここの駐車場に着いた時に車中泊をされたのだろうと思われる車がいました。少し離れたところにトイレがありました。真っ暗だけれど夜景はきれいなところかもしれません。

次に山鹿市にある不動岩を観に行きました。写真の左にある尖った岩です。ここの岩の付け根に駐車場があるのですが、そこに行くまでの道はくねくねしているだけでなく離合箇所が少ないです。上から枝が垂れ下がっていたりして車高の高い車泣かせの道でした。(ただし、上から垂れている枝を避けながら登れば何とかなるレベルです)

不動岩展望台の駐車場に着きました。不動岩の巨大さに驚きます。ハイエースが岩に比べてかなり手前にあって大きく写っているので不動岩が小さく感じますが実際の不動岩はこの写真で見た感じの倍くらいの大きさがあります。

ここには浄水循環型のトイレがありました。車中泊できますね(笑)

岩の手前の不動神社との写真ですが、岩がとても小さく感じます。

見晴らしがとても良い展望台です。この景色と不動岩を観るために苦労して登ってくる価値は十分あります。

不動神社にお参りして下山しました。幸い行きも帰りも車に出会いませんでした。

その後、スーパーセンタートライアル山鹿店で食材を調達した後、

山鹿市街地観光客用駐車場(無料)に車を駐め、街並みを通り目的地へと向かいました。

古い井戸など古い街並みが整備されているので重伝建だと思ったのですが違うようです。

八千代座530円(JAF430円:会員のみ)に行きました。会員でない人は山鹿灯籠民芸館とのセット券730円を買うとお得です。

八千代座のシンボルマークです。ヨの周りに八つのチが配置されています。

天井の広告画の一部です。美しいです。

たくさん人がいたのですが、しばらく待っていると人がいない瞬間が出来ました。

花道の途中にあるすっぽんです。この下の奈落から役者が登場する仕掛けですが、男性4人が神輿のように担ぎ上げます。

廻り舞台です。

舞台から客席を見たところです。

舞台脇

すっぽんと同じように奈落から役者をせり上げる仕掛けです。

舞台裏です。

ここから奈落に降りていきます。

廻り舞台の下です。棒が4本あって、これを押して廻します。向こう側に追りの仕掛けが見えます。

こちらはすっぽんの真下です。

臨検席です。警察官が催物の内容に問題かないかをチェックしたり、客を監視するために座っていた場所です。芝居小屋には必ず臨検席がありました。

2階席からの眺めです。一番いい席は2階の右側の席だそうです。花道が目の前に見えるからです。

山鹿灯籠民芸館300円(JAF240円:会員のみ)に山鹿灯篭を観に行きました。

山鹿灯籠とは制作に一貫した鉄則がある灯籠です。
1. 木や金具は一切使わず、和紙と少量の糊だけで作られる。
2. 柱や障子の桟にいたるまで中が空洞である。
3. 独自のスケール(寸法)で作られ、たんなるミニチュアではない。

名作の数々を少し。浅草雷門です。

ここの山鹿灯籠民芸館です。

静岡浅間神社の楼門もありました。

八千代座ですね。

他にもいろいろな名作を展示してありました。

鶴田一郎さんは山鹿市よりイラスト制作の依頼を受け、1989年から30年以上にわたり山鹿灯籠まつりのポスターを描き続けておられます。その絵画が展示されていました。

山鹿灯籠の制作現場も拝見させていただきました。緻密な作業です。

これが和紙と糊だけでできているとは信じられません。

よく見ると手で切り抜いたことがわかります。

次に金剛乗寺を拝見しました。奥に丸い穴が開いた石の門が見えます。市指定文化財の金剛乗寺石門です。

山門を見て参拝して帰ってきました。

お昼は、山鹿市にあるグルメ倶楽部でいただきました。

エビフライカレー 1,050円です。洋食屋さんのエビフライといった感じで塩味の効いたさくさくのエビフライでした。カレーは酸味の効いたとろみの少ないカレーでした。サラダ付きで、この値段相当のカレーだと思います。

今日のお風呂は、山鹿市にある熊入温泉センター250円です。

所感:とろみがわずかにある無色透明のお湯です。雰囲気は町の銭湯といった感じでした。湯温が普通とぬるめがありました。

温泉諸元 泉質:アルカリ性単純温泉(低張性 アルカリ性 温泉)、加水 不明、加温 不明、濾過循環 不明、消毒 不明、pH9.6、メタけい酸 39.4mg、炭酸水素イオン 37mg、内湯3(3m x 3m、8㎡、2m x 2m)、洗い場8ヶ所、とろみ度★★☆☆☆

お風呂上がりなのですが、山鹿市にある熊本県立装飾古墳館430円を訪問しました。

古墳館屋上の展望台から岩原古墳群を観て

中の展示物を拝見しました。

装飾古墳なるものを初めて知りました。装飾古墳は全国に660基あって、そのうち九州に386基、熊本に195基、菊池川流域に117基あるとトイレで用を足す際の目の前の壁に書いてありました。

展示物の中にヒスイの勾玉がありました。目をよく凝らして観ましたが表面がヒスイっぽく感じませんでした。

テレビの「発見!ニッポン行きたい人応援団」で知った南関素麺を作っている南関町の「雪の糸素麺 猿渡製麺所」に行きました。雪の糸は今頼んで来年の夏くらいとのことでしたが、雪の糸のふしと、曲げを10束購入することが出来ました。

そして、本日の宿泊先である福岡県大牟田市の道の駅「おおむた」花ぷらす館に着きました。

今日も充実した1日でした。それにしても晴天が続きますね。

では、また明日です。

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