写真は和歌山県すさみ町にあるある江須崎島
和歌山県すさみ町にある江須崎島(えすざきとう)を紹介します。
江須崎島に行くためには、すさみ町江住にある日本童謡の園の駐車場に車を駐めて行きます。
地図を載せておきます。
この写真の車が駐まっているところが舗装されていて、ここが駐車場になっています。
この地図のW.Cと書いてあるところが駐車場です。ここから左にある江須崎島に歩いて行きます。途中は日本童謡の園になっていて童謡に関する碑を見ながら歩いて行きます。日本童謡の園に関しては下記の11月24日の投稿をご覧ください。
途中に江須崎島の案内があります。ワクワクする内容が書いてあります。
この看板のあるところから江須崎島を望むことが出来ます。
石段を降りて歩いていくと江須崎島へ続く道に出ます。
この道は途中が橋になっていて、その橋の外海側は男性的な荒々しさを持った、そして内海側は女性的な静かさを持った海を観ることが出来ます。どちらもすごくきれいです。
橋を渡るとまもなく江須崎島の入り口に着きます。
この明神鳥居の右側にこの島の説明があります。
この島全体が神域であること、亜熱帯区の北限に位置し全島が亜熱帯性の原生林によりなることなどが記載されています。
足を踏み込むと、すぐに植物が普段見ているものではないことに気づきます。
この奥にある樹、わかりますでしょうか。
ちょっとアングルを変えてみます。1箇所から生えた樹が放射状に伸びています。このような見たことがない景色の中を進んでいきます。
まるでジャングルのような道を歩いていくと、
春日神社の社務所があります。ちなみに右側にあるブロックで出来たところは
トイレになっています。一応使えるようです。
社務所を潜って先へ進みます。
このような参道を歩いていくと、
本殿の前に出ます。
参道の左側にあるのが春日神社です。
参道の正面には、境内社である金毘羅神社があります。この金毘羅神社の社殿が(こう言っては失礼ですが)このように質素な造りをしているので大方の人はさっと通り過ぎることでしょう。
実は、この建物の中に立派な大社造の社殿が入っています。
中を覗いてみましょう。上の方が撮れません。
隙間からわずかに見えるのがわかるでしょうか。
これでどうでしょう。
明度を上げてみます。千木や鰹木があるのがわかると思います。何故別の建物で覆われているのかは分かりませんが、これに気づいた時にはワクワクしました。
さて、春日神社と金毘羅神社の間には、このような道がありますので先へ進むことにしましょう。
このような原生林の中を進みます。
道があるのですが蔓が生い茂っていてアスレチックでもやっているのではないかというような体勢でここを抜けて、さらに行くと、
何やら見えて来ました。
昭和36年(1961年)に建設された江須崎灯台です。
白いタイル張のきれいな灯台です。
周りの柵の支柱までタイル張りという徹底ぶりです。
灯台のあるところからは、このような眺めの景色を観ることが出来ます。
逆光でよく見えませんが、尖った三角の島との間は断崖絶壁になっています。このまま進むと落ちます。
ふたたび社務所のところまで戻り、違う道で戻ります。
途中石段を下ると最初の明神鳥居のあるところに出ます。
美しい景色を観ながら
江須崎島を後にしました。写真では感じることのできない亜熱帯性の植物の生い茂る独特な雰囲気をぜひ皆さんにも感じていただきたいと思います。ここは素晴らしい景色を有する島だと思います。