写真は和歌山県すさみ町にある鳥毛洞窟
和歌山県すさみ町にある志原海岸と鳥毛洞窟を紹介します。(撮影日 2021年11月24日)
この志原海岸に行かれる場合には干潮になる少し前の時間帯がベストです。満潮時は鳥毛洞窟に行くルートが海中に没するため行くことが出来ません。また、楽しんでいる間に満潮になって濡れながら帰って来たということにならないように余裕を見て行きましょう。
車は道の駅 志原海岸に駐めます。
道の駅は単なる駐車場ではありませんので、出来るだけ売り上げに貢献したいものです。自分は2階にある海来館食堂でカツカレーをいただきました。海を見ながら食事をすることが出来る席もありますのでおすすめです。
志原海岸を楽しむためのルートを2つ紹介します。
まずは、こちらのルートです。
道の駅から浜辺に降りると海沿いを西に向かって歩きます。
正面にはいい感じの岩肌が見えます。
その岩に沿って歩いて行きます。(あまり近いと落石の危険性がありますのである程度の距離を取って歩いてください)
非常に面白い形をした岩がたくさんありますので、退屈はしません。
このようなタービダイトと呼ばれる美しい砂岩泥岩互層を見ることが出来ます。
海も透き通っていてきれいです。
この向こう岸にいきたいところなのですが、このルートからは行くことが出来ません。
巨大な岩の塔があります。写真ですべてを紹介してしまうと行く楽しみがなくなりますのでこれくらいにしておきますが、ここまででも十分楽しめる場所です。
もう1つのルートである鳥毛洞窟に行くルートを紹介します。
道の駅から防波堤の上を西に向かって歩きます。
すると、志原川にかかる西の川橋があります。
ここは自転車道にもなっていますが、自転車道としてはこの先が通行止めになっているという看板があります。
この自転車道の青いラインに沿って歩いて行きます。
車道に合流します。車道は狭いので車で来ることはお勧めできません。
その合流地点のすぐ先に二股に分かれる道があります。右は鳥毛洞窟の手前につながる道です。しかし、海岸の美しさを楽しみながら行くためには左のルートを進む必要があります。(ちなみに右の道は、遊歩道の最後にちょっとした崖をロープで降りるようです。確認はしていません)
左の道を少しいくと、すぐに「ここから先は関係者以外の車乗り入れ禁止」という看板があります。ここをさらに歩いていくと
150mくらいで海辺に出ます。
右に道がありますので、右の道を進みます。ちなみに、ここから先の道が満潮時に水没する道です。
左側は先程紹介したルートで来ることが出来る場所です。ご覧のように真ん中が海になっていますので、こちらに来ることが出来ません。
しかし、先程のルートとの間にある海は非常に美しいです。
少しだけ海の美しさをご覧ください。
海の美しさを堪能したら、さらに先へと進みます。
鳥毛洞窟があったと思わせる洞窟っぽいものがありますが、これは違います。
さらに進むと鳥毛洞窟に着きます。
自然に出来たものとしては、面白い形をしています。
この中にも少し入れます。それほど深い穴ではありません。
いかがでしたでしょうか。ここ志原海岸は撮影スポットがたくさんあると思います。ぜひ訪問され、ご自身の目でご覧ください。
帰りには海岸の反対側にあるベアーズロックも忘れずにご覧ください。クマさんの顔そっくりです。小さな目もあります(笑)