旅レポート

桐生天満宮、みどり市岩宿博物館、岩宿遺跡、岩宿ドーム

筑井孝子画伯に描いていただいた自分たち
(画像全体は本文中に添付)

今朝、ラジオ体操をする時に何気なくタイヤを見ると丸い石が挟まっているではありませんか。それにしてもきれいな丸をした石だなぁとよく見ると石ではなくてネジらしきものが突き刺さっていました。これは、ガソリンスタンドかタイヤ屋さんで抜いてもらわないと行けないなと思っていました。

いや、まてよ。最近、神様が見守ってくださっていると実感をしている自分たちに、こんな不幸があるはずがない。もしかしたら短いネジが軽く刺さっているだけかもしれないと思い、ラジオペンチで抜けないかやってみました。もし、抜けば空気が抜けるくらい長いものが刺さっているようであれば簡単に抜けないはずだと思いながら力を加えてみるとポロッと取れました。

タイヤのブロックと同じくらいの長さなのでタイヤの空気(正確には窒素)が抜けることはなさそうです。

それにしても、刺さっていた位置はラジオ体操をする時にスピーカを置くことがある左前のタイヤの上部で、しかも刺さったネジがタイヤの上になるように車を駐めているとは、やはり神様がネジが刺さっているぞと教えてくださったのだと思います。

この2日お世話になった道の駅の駐車場の上の方に荻窪公園の駐車場があって、水道がありそうなので水を少しいただきに行きました。なんと、こちらの駐車場にはキャブコンや車中泊をしたと思われる人たちがいました。

しかも、トイレもぜんぜん良さそうです。こっちに泊まればよかったと思いました。神様は、自分で探す努力をしない人まで味方をしてくださるわけではないようです。

そうそう、昨日の雪が嘘のように晴れました。

今日は、桐生市にある桐生天満宮を参拝しました。桐生天満宮駐車場に行ったのですが、なんとロープが張ってあって入れないようになっていました。ぐるぐる回ってようやく、この一の鳥居の左側から入った境内に駐めることが出来るとわかりました。

二の鳥居です。

神門(桐生門)です。

拝殿です。

造りは拝殿から幣殿を経て本殿へとつながる権現造りでした。幣殿から本殿にかけての側面に透かし彫りの彫刻が施してありました。

縁側の下には、斗栱が組んであり、ここにも彫刻がありました。この彫刻は関口文治郎他8人によるものだそうです。

その後、桐生市の桐生歴史文化資料館や、重伝建である桐生の町並みを拝見しようと思っていたのですが、次に駐めようと思っていた駐車場も閉まっていたりして何となく歓迎されていない感じがしてきましたので、観るのを止めて次に行くことにしました。

みどり市にある岩宿博物館310円です。

ここは、旧石器時代の遺跡や出土品を展示した博物館です。以前は、縄文時代より前は日本に人は住んでいなかったと思われていたのですが、昭和21年(1946年)の秋に地元の研究者である相沢忠洋氏が石器を発掘したことをきっかけに日本にも旧石器時代があったことがわかりました。

その相沢忠洋氏に関する展示もやっている博物館です。

これが相沢さんが最初に見つけられた石器です。相沢さんがいらっしゃらなかったら、その後の日本での旧石器時代の遺跡の発掘はなかったか、かなり遅れていたのだろうと思います。

この博物館の1階の企画展で上毛カルタの展示(写真撮影不可)をやっていました。博物館の方が対応されている女性の方がいらっしゃって、偉い方なのだろうなと思っていたのですが、声をかけていただきまして、その方がお描きになったカルタを頂きました。いろいろお話をさせていただくうちに、お昼を食べながら話をしましょうということになり、おすすめのラーメン屋さんに行きました。

みどり市にある手延ラーメン北山です。前回は30分待ちだったそうですが、少し早めに行ったのだよかったのか少し待つだけで席に着けました。

チャーシューメン900円です。麺は、ラーメンにしてはかなり太めでスープは佐野ラーメンに近い感じでした。その御方とは、群馬県の施設の壁や、お寺の天井画を書かれたりしている水彩画家 筑井孝子画伯でした。一体何者なのだろうかと思うくらい、次から次に楽しい話を聞かせていただきました。まさか柱状節理の話で盛り上がる人と巡り合うとは思ってもいませんでした(笑)

最後に自分が持っていた水彩紙WATSONに自分たちの絵を書いていただきました。

凄い宝ものが出来ました。自分たちの後ろにいらっしゃるのはご主人のけんちゃんです。

いろんなものをいただきました。WATSONよりCOTMANの方がいいよということで、お使いになられていた水彩紙COTMANまでいただきました。このような出会いがあるなんてと思う1日でした。また、お会いできる日を楽しみにしています。それまでに、ちょっと真面目に絵を書いておこうかなと思っています。

食事の後、ふたたび岩宿遺跡に戻りました。ここは相沢忠洋氏を始めとする調査隊が2万年前の関東ローム層の中から初めて旧石器時代の石器が出土することを確認した記念すべきところです。

その前にある岩宿ドーム(岩宿遺跡遺構保護観察施設)にも行きました。

8分のビデオと、関東ローム層を剥ぎ取った地層を観ました。

その後、太田市にあるジャパンミート 新田店で食材を調達した後、今日のお風呂として、太田市にあるユーランド新田500円に行ったのですが、なんと市内在住の方のみの利用となっていました。このあたりの方々(画伯とけんちゃんを除く)は部外者を歓迎していないのではないかという予感は確信へと変わったのでありました(笑)

そのようなわけで、今日はお風呂なしで太田市にある道の駅 おおたに着きました。

筑井孝子画伯とそのご主人のけんちゃんに出会えたことを神様に感謝して、今日の1日を締めたいと思います。

では、また明日。

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