写真は今回の旅で通ったルート
2021年4月9日からの20泊21日の東北地方 日本海側を巡る旅を終え無事帰宅することができました。これまでの中国地方、紀伊半島、能登半島などを巡る旅と合わせて本州をすべて下見することが出来ました。
今回もほぼ晴天に恵まれました。おかげで東北地方の風景や文化に触れることができ有意義な旅となりました。ときおり地元の人との会話において言葉がわからないことがありましたけれども、これも良い思い出となりました。この旅を振り返って簡単にまとめておきたいと思います。
宿泊地
日にち | 名称 | 所在地 |
4/9 | 道の駅 信州蔦木宿 | 山梨県北杜市 |
4/10 | 道の駅 オアシスおぶせ | 長野県小布施町 |
4/11 | 道の駅 越後出雲崎天領の里 | 新潟県出雲崎町 |
4/12 | 道の駅 胎内 | 新潟県胎内市 |
4/13 | 道の駅 庄内みかわ | 山形県三川町 |
4/14 | 道の駅 にしめ | 秋田県本荘市 |
4/15 | 道の駅 あきた港 | 秋田県秋田市 |
4/16 | 道の駅 みねはま | 秋田県八峰町 |
4/17 | 道の駅 つるた | 青森県鶴田町 |
4/18 | 道の駅 もりた | 青森県つがる市 |
4/19 | 村の駅 よもっと | 青森県蓬田村 |
4/20 | 道の駅 よこはま | 青森県横浜町 |
4/21 | 大間崎駐車場 | 青森県大間町 |
4/22 | 道の駅 みさわ | 青森県三沢市 |
4/23 | 道の駅 おおゆ | 秋田県鹿角市 |
4/24 | 道の駅 十文字 | 秋田県横手市 |
4/25 | 道の駅 米沢 | 山形県米沢市 |
4/26 | 道の駅 湯西川 | 栃木県日光市 |
4/27 | 道の駅 あがつま峡 | 群馬県東吾妻町 |
4/28 | 道の駅 とよとみ | 山梨県中央市 |
おもな訪問先
- 身曽岐神社(山梨県北杜市):池の上に能楽殿(能舞台)がある神社、再訪問
- 白樺湖展望台駐車場(長野県茅野市):白樺湖、蓼科山などを観ることができる駐車場
- 生島足島神社(長野県上田市):生命力と満足を与える二神を祀った朱色が綺麗な神社
- 森将軍塚古墳館、森将軍塚古墳(長野県千曲市):400年ごろに作られた前方後円墳
- 林泉寺(新潟県上越市):ここの山門の仁王様と龍が観たくて再訪問
- 中華そば立川(新潟県上越市):ここのブラックラーメンが食べたくて再訪問
- 番神神社(新潟県柏崎市):番神岬の海水浴場にある岩の上にある神社
- 日本海フィッシャーマンズケープ日本海鮮魚センター(新潟県柏崎市):新鮮なお刺身あり
- 夕凪の橋(新潟県出雲崎町):夕陽に映える桟橋(老朽化のため立ち入りは不可)
- 魚の市場通り 角上魚類(新潟県長岡市):丼ものを求めて再訪問したものの朝早過ぎた
- 上堰潟公園(新潟県新潟市):川の氾濫前に水を流し込むための潟、花が綺麗
- カーブドッチ ワイナリー(新潟県新潟市):レストランや宿泊施設もあるワイナリー
- 越後胎内観音(新潟県胎内市):青銅製では日本最大級の観音像あり
- 乙宝寺(新潟県胎内市):重文の三重塔や、大日堂など複数のお堂がある真言宗のお寺
- 桑川海水浴場 弁天岩(新潟県村上市):ここの鳥居を建てたおじさんから話を伺った
- 笹川流れ眼鏡岩(新潟県村上市):笹川流れと言う景勝地の見どころのひとつ
- 鼠ヶ関灯台(山形県鶴岡市):源義経が上陸したと言われる弁天島に建つ灯台
- 厳島神社(山形県鶴岡市):弁天島にある広島県安芸の宮島の分社
- 塩俵岩(山形県鶴岡市):玄武岩脈の層状節理と柱状節理からなる塩俵のような奇観
- 丸池様(山形県遊佐町):丸池神社の瑠璃色をした池、丸池さんという偉い人ではない
- 十六羅漢岩(山形県遊佐町):石川寛海大和尚が海の岩に掘った22体の石像
- 釜磯の湧水(山形県遊佐町):湧き出る水が砂浜に美しい模様を作る湧水地
- 白瀬南極探検隊記念館(秋田県にかほ市):探検家 白瀬矗の功績を讃える記念館
- 永泉寺(秋田県由利本荘市):内部や周りに数多くの彫刻作品を有する山門あり
- 長谷寺 赤田の大仏(秋田県由利本荘市):大きな十一面観世音菩薩、彫刻も見もの
- 折渡千体地蔵(秋田県由利本荘市):山腹に千体のお地蔵さんが並ぶ場所
- 秋田市民俗芸能伝承館(秋田県秋田市):秋田の祭りについて学ぶことができる
- 旧金子家住宅(秋田県秋田市):中にある蔵が立派
- 秋田市立赤れんが郷土館(秋田県秋田市):旧秋田銀行本店本館
- 勝平得之記念館(秋田県秋田市):木版画家・勝平得之の作品を展示
- ポートタワーセリオン(秋田県秋田市):秋田港にある144mの無料展望タワー
- 鵜ノ崎海岸公園(秋田県男鹿市):鬼の洗濯板という岩が見られる
- ゴジラ岩・潮瀬崎燈台(秋田県男鹿市):潮瀬崎にあるゴジラに見える岩と灯台
- 赤神神社五社堂(秋田県男鹿市):鬼が積んだ999段の石段を登るとある5つの社
- 入道崎(秋田県男鹿市):登れる灯台(冬季閉鎖)と北緯40°のモニュメントあり
- 道の駅 はちもり お殿水(秋田県八峰町):お殿様が褒めた美味しい天然水あり
- 道の駅 ふかうら かそせいか焼き村(青森県深浦町):珍しい惣菜がたくさんある
- 千畳敷海岸(青森県深浦町):和歌山の千畳敷ほどの大きさはない
- かぶと岩(青森県深浦町):西洋の兜に似た岩あり
- 立佞武多の館(青森県五所川原市):約20mの祭りの山車を保管・展示する場所
- 金剛山最勝院(青森県弘前市):仁王門と五重塔あり、入場せず外から観ただけ
- 津軽藩ねぷた村(青森県弘前市):津軽三味線の演奏あり
- 弘前城(青森県弘前市):東北で唯一の現存天守閣、桜が綺麗
- 鶴の舞橋(青森県鶴田町):日本一の木造三連太鼓橋
- 高山稲荷神社(青森県つがる市):千本鳥居が美しい神社
- 竜飛岬、龍飛埼灯台(青森県外ヶ浜町):津軽半島最北端、北海道が見える
- 義経寺・厩石(青森県外ヶ浜町):義経が祈りを捧げ現れた龍馬で海を渡った伝説あり
- 道の駅いまべつ 半島プラザアスクル(青森県今別町):今別サーモンを使った丼が美味
- 縄文時遊館 三内丸山遺跡(青森県青森市):縄文時代中期の遺跡、見応えあり
- ねぶたの家 ワ・ラッセ(青森県青森市):ねぶたの保管・展示場所
- 沈澄池堰堤(青森県むつ市):明治の艦船補給用水の確保のため石造構造物(改修中)
- 水源池公園(青森県むつ市):桜が綺麗な公園
- 北の防人大湊 海望館(青森県むつ市):思っているほど港を観ることはできず
- 仏ヶ浦(青森県佐井村):絶景の一言
- 大間崎(青森県大間市):本州最北端、無料キャンプ場あり
- 北洋館(青森県むつ市):旧日本海軍に関係する多くの資料展示あり
- むつ来さまい館(青森県むつ市):観光情報発信施設 兼 原子力関連広報施設
- 青森県立三沢航空科学館(青森県三沢市):航空機、宇宙関連の博物館
- 奥入瀬渓流(青森県十和田市):約14kmにわたる奥入瀬川の渓流
- 十和田神社(青森県十和田市):彫刻はかなり見応えあり
- 十和田湖(青森県十和田市 秋田県小坂町):青森県と秋田県にまたがる湖
- 田沢湖(秋田県仙北市):水深280mの日本で最も深い湖、無風で鏡のような湖面だった
- 御座石神社(秋田県仙北市):田沢湖を観るなら、ここからがおすすめ
- 平安の風わたる公園(秋田県横手市):小さな錦帯橋のような橋あり
- 慈恩寺(山形県寒河江市):阿弥陀如来坐像や十二神将を観ることができる
- 日中ダム(福島県喜多方市):押切川に建設された中心コア型ロックフィルダム
- 新宮熊野神社(福島県喜多方市):写真撮影可の宝物殿あり
- 金塔山恵隆寺(福島県会津坂下町):千手観音を本尊とする時の正式な祀り方が観られる
- 左下り観音堂(福島県会津美里町):山の中腹にある懸造の見事な三層閣
- 塔のへつり(福島県下郷町):塔の形が立ち並ぶ断崖という意味の景勝地
- 華厳の滝(栃木県日光市):勝道上人が発見者の落差97mの大瀑布
- 中禅寺湖(栃木県日光市):2万年前に男体山の噴火で渓谷がせき止められできた湖
- 竜頭ノ滝(栃木県日光市):竜の頭に似ていることからこの名がついた滝
- 吹割の滝(群馬県沼田市):河床を割くように流れ、そこから水しぶきが吹き上がる滝
- 八ッ場ダム(群馬県長野原町):コンクリートから人へのシンボルとなった可哀想なダム
- 八ッ場大橋(群馬県長野原町):八ッ場あがつま湖に架かる橋
- 国立天文台野辺山宇宙電波観測所(長野県野辺山):直径45mの電波望遠鏡などあり
- 南牧村農畜産物直売所(長野県野辺山):ここでソフトクリームを食べるものらしい
総走行距離、日数
総走行距離:2755.7Km(131.2Km/日)
日数:20泊21日
読めるようになった地名
- 秋田県にかほ市象潟町 きさかたまち
- 秋田県鹿角市 かづのし
気づき、振り返り、今後のために
- 新潟県の海岸は富山県や山形県と比べてゴミが多いと思った。海岸に漂着したゴミだけでなく、投げ捨てられたものと思われるゴミが目立った。清掃をあまりしないのか、しても追いつかないくらいにゴミが出るのだろうか。少し気にかけておこうと思う。
- 海水から作った塩(赤穂市で自分たちが作った塩)の旨さを再認識した。あまりにも美味しいので宮古島の海水で作った塩を秋田まるごと市場で買った。これから開封するため味は未確認。宮古島の海水で作った塩は、100gあたりマグネシウムが3,160mgとミネラル豊富なのでかなり期待できる。
- 温泉の脱衣所に20代ではなかろうかと思うくらいの年齢の女性が清掃に入るところがある。今では、特に気にならなくなったけれども、最近の男女平等(ジェンダーフリー)を声高らかに叫んでいる女史の方々は、女湯の脱衣所に若い男性が清掃に入っても文句を言わないのだろうか。いっそのこと女湯と男湯の区別を無くせとでも言ってもらいたい。
- カラスガレイの塩焼きがすごく美味しいことを知った。カレイは煮付けか刺身と思っていたけれども、塩焼きがものすごく美味しいと思った。もしかするとマエダストアのカラスガレイの塩焼きに限っての話かも知れない。東北地方に行ったら、またマエダストアのカラスガレイの塩焼きを食べることにしよう。
- 東北地方の人は酸っぱいものが好きなのかもしれない。回転寿司のはま寿司のシャリの味が他の地方で食べたものと比べて明らかに酸っぱかった。たまたまその店がそうだったのかを確認すべく別のはま寿司にも行ってみようと思っていたけれど忘れて帰ってきてしまった。次回検証しよう。
- 東北地方には冬期閉鎖というものがあることを知った。冬期と言っても4月も入る。例えば入道崎灯台や観光施設なども冬期閉鎖でこれから営業を始めるというところがあった。(考えてみれば、当たり前であるような気がする)春に行く際には事前に確認する必要があると思った。
- 自分の車のナンバーを見て、嬉しそうに話しかけれくれるのは本当に嬉しいものである。「新型コロナで自粛している人もいる中でこんなところまで来やがって」と思っている人がいる中で、「会えて嬉しい」と心から喜んでもらえるのは、すごく旅人冥利に尽きる。気の利いた話ができるように今住んでいるところに関する知識を付けようと思った。
- 秋田犬がめちゃくちゃ可愛いことを知った。普段見かけることはないけれど、秋田県では秋田犬を2、3匹連れて散歩している人をよく見かけた。毛がふさふさした大型犬で愛くるしさがある。
- 県外者は入浴を禁止するとその地区の長が決めている公衆浴場があった。自治体が管理している浴場だったので、正当性のある理由に基づく条例を作らない限り、地方自治法244条に抵触するのではないかと思った。科学的根拠に基づかない検査や規制などを政府やマスコミが推奨し過ぎて日本人がおかしくなってきていると思う。旅の間はTVのニュースをまったく見ないので健全な生活を送ることができた。
- 群馬県の北部は以前行こうとしたものの大雪のため南部までで断念したけれども、今回魅力たっぷりの場所であることがわかった。改めて調査に行きたいと思う。
- 東北の人たちとコミュニケーションを図りたいと思っているものの、何を言っているのか全くわからないことが、幾度となくあった。翻訳機がいずれ出来るといいなと思っている(笑)
- 旅をするにあたり、何がしかの力により守られていることを感じる。何なのかはわからないけれど、とても感謝している。別途なぜそう思うのかをこのブログに書きたいと思う。
以上、簡単ではありますが、今回の旅の無事に感謝してまとめとさせていただきます。(礼)