コラム

平衡感覚

嗅覚写真はイメージ もし、あなたの五感(視覚、聴覚、触覚、味覚、嗅覚)の中でひとつを失わざるを得ないとして、それを自分で決められるとしたら...

先日、嗅覚の話をしましたけれども人間の五感以外にも大事な感覚がたくさんあることに気づきました。その一つである平衡感覚について話をしたいと思います。

人間には、三半規管から得られる情報と、目から入ってくる視覚情報と、足の裏の触覚情報の3つを総合的に処理して平衡を保つ平衡感覚が備わっています。

この平衡感覚は鍛えないと(活用しないと)衰えていくようです。このところ、旅に出ず家に居て椅子に座っている時間が長いためか平衡感覚が鈍っていることに気づきました。

先に述べた3つの感覚のうち、唯一遮断することができる視覚情報を遮断して(つまり目を瞑って)片足で立ってみると非常に不安定で以前のように安定して立っていることができなくなっていることに気づきました。これはまずいと思い、朝のストレッチの際に目を瞑って片足で立つ訓練を入れるようにしています。

ちなみに、山登りをよくやっていた時には平衡感覚が良くなっていくのがわかりました。少し大きめの岩がある山を登ると、登る最中に瞬間ではあるものの片足で立っている時間が存在します。そのため体の平衡感覚が発達するのだと思います。山登りを続けるにしたがって片足立ちで靴下を履くことが容易になっていくことを感じることができました。

このように人間の感覚というものは使わないと退化していくし、使えば発達して来るものなのだと思います。体に備わっているいろいろな感覚を活用して脳を活性化させたいと思います。

他にも使い忘れて、劣っていく感覚はないものか、改めて考えてみたいと思います。

回転椅子に座ってくるくる回ると平衡感覚が鍛えられると書いてあったので、やってみました。気持ち悪いです(笑)

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