旅レポート

岡田以蔵の墓、瑞山記念館、坂本龍馬記念館、桂浜

13日目:高知県南国市〜高知県高知市
走行距離:34.4Km

今日は、岡田以蔵、武市半平太、坂本龍馬に関係する場所や施設を訪問しました。しかし、もっとも感動したのはアナレンマ式円環型日時計の仕組みを知った時でした。

道の駅 南国風良里の朝です。雨があがりました。ここは、朝8:30からバイキング方式のモーニングをやっているようです。もう少し早い時間からやっていただけると利用できるのですが…。

道を挟んだ向こう側にも駐車スペースがあります。キャンピングカーや車中泊の人たち、トラックなどが駐まっています。トイレはできたばかりできれいそうです。こちら側は大型車の駐車スペースが観光バス専用になっているのかコーンが置いてありトラックが駐められないようになっているのがいいです。次回は向こう側も様子を見てみたいと思います。

今日は、人斬り以蔵こと岡田以蔵のお墓参りに行きます。少年の頃、岡田以蔵の生き様を知っていたく感動した記憶があります。感動したことだけ覚えていて詳細は忘れました。そう言えば、最後、拷問に耐えかねて仲間の名前をしゃべってしまうのですが、それにも関わらず好きだった記憶があります。

高知市にあるハマート 薊野店(あぞうのてん)に車を駐めました。DIYショップで買いたいものがあったので行ったのですが、お願いしたところ、お墓を見る間ここに駐めさせていただけることになりました。ここからヤマダ電機の横を歩いて行きます。すると有名な沢田マンションが見えます。(写真)

この沢田マンションが面している通りを左に曲がります。

曲がって20mくらい行くと細い路地がありますので、そこを入って行きます。

道に沿って歩いて行くと、このような場所がありますので、

右に曲がって登って行きます。

至る所にこのような岡田以蔵の墓を示す札があります。

右ですね。

もうすぐです。

着きました。

自分はお墓の写真は撮らないようにしているのですが、今回だけは特別に撮らせていただきました。岡田以蔵の墓です。

岡田以蔵のお酒をお供えしている人がいました。

ここには以蔵以外にも岡田家の方々のお墓があります。

供養塔も建てられていました。

次に訪れたのが武市半平太の旧宅とお墓です。4台くらいが駐められる専用の駐車場があります。

あの中央の家でしょうか。

突き当たりまで行くと左と書いてあります。

やはりこの家のようです。今は民家になっているので中には入れないと書いてあります。帰ろうとしましたが、写真とこの家がどう見ても違うように見えました。この家の後ろにあるのが武市半平太の旧宅でした。

危うく見ないで帰るところでした。昔は茅葺きの屋根だったようです。

先ほどの突き当たりを右にいくと神社の鳥居があります。

瑞山神社です。拝殿に相当するところが、瑞山記念館(協力金100円)になっています。

誰もいませんが入って自由に観ることが出来ます。ただし、写真撮影は禁止でした。武市半平太の生涯について記載されていました。

本殿です。

この神社の右手から登っていくと、

武市半平太のお墓がありました。こちらは花がたくさんお供えしてありました。

武市家のお墓が並んでいます。半平太の隣に富さん(半平太の奥さん)の墓もありました。

今日のお昼はカツオのたたきをいただきます。

高知市の土佐タタキ道場です。カツオのたたき作りを経験できます。

好きなカツオを選びます。

「こうやって、持っててください」と言われます。「決して動かしてはダメですよ」と。助手は、少しキツく言われることに、ご立腹だったようですが、ここが道場であることを忘れているようです。

藁に火をつけると勢いよく火が燃えます。皮がついている方を1分くらいあぶってました。反対側は5〜10秒くらいだったと思います。

その後、切ってもらって、

これが、タタキ定食(藁焼き体験付き)1,600円です。好きな人は塩とワサビをつけて食べるのだそうで、そうしました。いや〜、こんな美味しいカツオのたたきは初めて食べました。今度からカツオのたたきはポン酢ではなく、塩とワサビで頂こうと思いました。

お店の雰囲気はこのような感じです。助手が「お腹空いた」を連発し、11時にこのお店に入ったので他にお客さんがいませんでした。しかし、このあと続々と人がやってきました。

その後、今日の宿泊地である高知市の種崎千松公園 駐車場を見に行きました。

防波堤の向こうは海です。

広い駐車場です。トイレは普通の公園のトイレといったところです。夜、電気が付かないという書き込みもありますが、LEDランタンもあるし、そこは問題ありません。今日は、ここに決めました。

ここから浦戸大橋が見えます。これから、この橋を渡って桂浜の方に行きます。

高知市にある高知県立坂本龍馬記念館 700円(JAF割引で560円)です。

ここに、くじら日時計があります。ただの日時計だろうと思ったのですが、これが優れものでした。アナレンマ式円環型日時計と言います。

このひょうたん型をした投影体を用いることによって、一般的な日時計で必要となる補正をする必要がありません。

時期によって、影の右端、左端を使い分けるのですが、今は右端で、この写真を撮ったのが12時ちょうどでした。(若干のずれは、アナレンマが1991年のデータをもとに作ってあるためと思われます)

同じ地点から見た同時刻の太陽の位置を1年間に亘って記録すると8の字の形になることから、これをもとに投影体を作って日時計にしたというわけです。頭のいい人がいたものだと感心してしまいました。この仕組みを知った瞬間が、今日1番の感動でした。

龍馬記念館に入って行きます。

最初は、ジョン万次郎について書いた部屋に行きました。

なんと、万次郎に関係する人物の中に、我らが静岡のヒーロー江川太郎左衛門英龍さんが載っているではありませんか。通称は、太郎左衛門と書いてありますが、担庵(たんあん、たんなん)です。しまった、アンケートに書いておけばよかったです。

江川太郎左衛門英龍(ひでたつ)概要 江川太郎左衛門英龍(ひでたつ)は平安時代から38代にわたって代官を勤めてきた江川家の36代目当主です。担庵(たんあん、たんなん)...

 

ここから龍馬です。これは有田焼の龍馬です。

このような感じの展示でした。龍馬の直筆の手紙などを見たかったのですが、龍馬に関する資料は、自分が見た範囲ではすべてが複製だったのが少し残念でした。

建物はすごく素敵なところでした。

屋上から景色を見ることが出来ます。

ここは、開館30周年になるそうです。訪れた有名人には、孫正義さんや李登輝さんがいると書いてありました。(書く順番が逆だと自分は思いましたけれど)一度は行ってもいいところだと思います。

この建物のすぐ隣に浦戸城跡があります。

1分くらいで登れます。浦戸城跡です。

さらに、つばきのこみちを歩いて龍馬像を観に行きました。かなり大きいです。

そこから桂浜に降りて、道に沿って歩きました。高波が来ることがあり危険なので、海の近くには行かないようにというアナウンスがかかっていました。海の近くにいた人が慌てて離れていました(笑)

きれいな浜辺です。

ここには、桂浜水族館もあります。

桂浜の端は、龍王岬と言って龍王宮(海津見神社)があります。

展望台には石でできた社(30cmくらい)がありました。

ここからの眺めもいいです。

展望台から先ほどの龍王宮(海津見神社)を見たところです。

さらに歩いて、高知灯台を見て駐車場に戻りました。

14時33分でしたので、ほぼピッタリの位置に影の右端がいました。

その後、先ほどの種崎千松公園 駐車場に戻りました。

浜辺の先には常夜灯があります。

遠くには高知新港が見えます。

松林の中にはキャンプ場もあります。テントを張っている人がいます。

こちらにもバイクで来てテントを張っている人がいます。

今日の夕日です。もう地震は起きないで欲しいです。

夕方の時点で、車はこんな具合です。

今日も感動をもらえた1日でした。

神様に感謝して、また明日です。

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