旅レポート

宇佐風土記の丘、大分県立歴史博物館、昭和の町、昭和の町展示館、真玉海岸、行者洞穴

大分県豊後高田市にある昭和の町展示館

本日のサマリー

54日目:大分県中津市〜国東市

走行距離 57.7Km

いつも楽しいのですが、今日は特に楽しい一日でした。知的好奇心を満足させてくれる出来事がたくさんあったからだと思います。また、昭和の町は昭和の雰囲気が感じられる商店街で、いつもの重伝建とは、また一味違った良さがある町でした。

出発

大分県中津市 道の駅 なかつ

ここの道の駅は、お弁当やお惣菜(もちろん唐揚げも)などを売っていました。

今回新しいモニュメントが出来ていました。唐揚げの聖地だそうです。

トイレはお店に向かって右側にあります。小5、大3(洋3 洗浄便座付き)の中くらいのトイレです。

それ以外に小児用があります。

夜は、静かでした。大分県は条例があって「管理権により、暴走族又は旧車會等の駐車場への乗り入れは禁止します」と書いてあるからでしょうね。

トラックもたくさんいましたが離れているため、とても静かでした。もしかしたら、エンジンをかけてないかもしれません。

道の駅の朝です。今日も天気が良さそうです。

ただし、すごく寒いです。もう冬ですね。

大分県の観光マップがありました。結構使えそうです。クリックして拡大して見てください。

こちらは中津市の観光マップです。

ここの道の駅は、何度も利用させていただいていますが、いい道の駅だと思います。

訪問先

撮影は助手席に座っている助手

牧草を丸く丸めたものを北海道でよく見かけますが、九州にもありました。また、広大な田んぼは、北海道や東北地方、新潟県などでよく見かけますが、ここ大分県宇佐市にもあることに気づきました。僕らにとっては、九州じゃないみたいな風景です。

大分県宇佐市 宇佐風土記の丘

大分県立歴史博物館の駐車場に車を駐めました。博物館を観る前に周りにある古墳を観ることにしました。

見づらいですが、このような位置関係になっていました。

ここにある赤塚古墳は九州で一番古い古墳であり、九州でいち早く大和政権との結びつきを深めたのだそうです。

これらの説明を読んでいて、大和政権っていったい誰のことなんだろうと思い始めて、頭の中でバラバラに存在していた、古墳時代(3世紀中から7世紀初め)、考古学的に存在が証明されている最古の天皇(正しくは大王)である雄略天皇(ワカタケル大王)、応神天皇、神武皇后などが、びびびびって繋がって、もしかして(自分的に)すごいことに気づいた?

となりました。もう少し考えて、調べてみたいと思いますが、どうして今まで気づいていなかったのだろうと思いました。(ナニイッテンノカ ワカンナイデスヨネ)

おー、これが九州で最古の古墳(つまり九州で最初にヤマト政権と関係を持った豪族のお墓)なのかと楽しくなってきました。

そんなことが、ここに書いてあります。

何だこれは?

石室か?

赤塚方形周溝墓群だそうです。方形周溝墓とは、弥生時代から古墳時代前期にかけて造られた、方形の墳丘の周りに溝をめぐらせた墓なのだそうです。今までいろいろな古墳を見てきましたが、このような墓は記憶にありません。

似たようなものに周堤墓があります。これは、縄文時代後期につくられた北海道固有の集団墓地で、地面に円形の竪穴を掘り、その土で周囲に土手状の堤を築き、内部に複数の墓を配置した構造をしています。キウス周堤墓群を観に行きましたが、それとはまた違っていますね。

追分八幡神社、キウス周堤墓群、千歳市埋蔵文化財センター北海道安平町にある道の駅 あびらD51ステーション  道の駅 むかわ四季の館の朝です。晴れました。 むか...

いやぁ、ここは面白い!

この木 なんの木 気になる木♪(マジメニヤレ ハイ)

面白くなってきて、他の古墳も観に行きました。

本当は前方後円墳なのですけれど、前方部分がよくわからなくなっていますね。

車坂古墳を取り巻く古墳群だそうです。

こちらにもありました。

肝心なその車坂古墳は、どうやらここのようです。林になっていて見えませんね。

こちらは、車坂の方形周溝墓だそうです。

福勝寺古墳も林になっていました。

かなり遠くまで歩いてきましたが、こちら側にも駐車場がありました。

他にも、もう少し古墳がありましたが、このあたりで引き返しました。

大分県宇佐市 大分県立歴史博物館

常設展310円、特別展510円です。両方拝観しましたので計820円です。

熊野磨崖仏 大日如来像

この熊野磨崖仏は、ここに照らす約6分のプロジェクションマッピングで詳しく説明していました。大日如来は怒ると不動明王になるのだそうです。

富貴寺大堂の世界

この富貴寺大堂も約6分のプロジェクションマッピングで詳しく説明していました。

堂内には金色に輝く阿弥陀如来像が安置されていました。

そして、裏や周りには色鮮やかな浄土の世界が描かれていました。

生死いのり

古墳時代を中心に、大分の人々が暮らした様子を、生や死、祈りといった視点で紹介していました。

豊の古代仏教文化

豊前、豊後地域、なかでも宇佐に生まれた仏教文化について紹介していました。

宇佐八幡の文化

国家神として位置づけられ、広く信仰を集めた八幡神と、それを祀る宇佐宮の歴史について紹介していました。ここは、僕の興味を惹く内容がたくさんありました。

日本中の神社や古墳などを巡ってきて、その結果、頭の中に散りばめられていた知識が、いくつか繋がったような気がしました。571年に宇佐の地に八幡神が現れたと書いてありますが、応神天皇が実在したとすればと推測されている年代(4世紀後半〜5世紀初頭ごろ)と合わないではないかと思ったのですが、八幡神は応神天皇ではなく、応神天皇の神霊でありました。

そのような今までの乏しいながらも持っている知識が修正された気がして、ちょっとスッキリしました。

このペースでブログを書いていると、夕食が遅くなりご満悦おばさんが、ご立腹おばさんになりますので、ちょっと端折ります。

六郷山の文化
広がる仏教文化
信仰とくらし
展望室
特別展 古今伝授の太刀

写真撮影は禁止でしたので、ありません。

古今伝授の太刀とは、平安時代末期から鎌倉時代初期にかけて豊後国で活躍した刀工・行平(ゆきひら)によって作られた太刀であり、国宝に指定されていました。

その国宝の一振を初め、行平の名刀を中心に太刀、刀、短刀などが展示されていました。国宝の太刀を観ることが出来たのは良かったのですが、どこが素晴らしいのか説明を見てもよくわからないというのが正直なところであります。他の太刀の方がよく見えたりするのであります。

太刀や刀は、振という単位で数えるのだなと言うのが、大きな収穫でありました。

ここ宇佐風土記の丘と大分県立歴史博物館(平常展)は、とても勉強になるところだと思います。おすすめの場所です。

大分県宇佐市 apollostation 宇佐SS

給油しました。163円でした。

大分県豊後高田市 昭和の町

昭和の町の駐車場に車を駐めました。24時間400円としか書いてありませんでしたが、助手の事前の調査で40分以内無料と知っていました。結果30分で見て回りましたので、駐車場代は無料でした。駐車場代を浮かすために駆け足で回ったわけではありません。

ここは、とても面白い町で、昭和の雰囲気がする商店街です。

大分県豊後高田市 昭和の町展示館

ここは、昭和の町にある昭和のジオラマを展示する展示館(無料)でした。

このジオラマを作製された方です。

とても楽しめました。

大分県豊後高田市 真玉海岸

ゆうひテラス 駐車場に車を駐めました。

ここは、日本のウユニ塩湖と言われるところで、このような景色を観ることができるらしいです。

ところが、満潮で風もあり、ただの海でした。

せっかく来たので、ゆうひテラスの屋上でしばらく海を眺めていました。

また、来ます。

大分県豊後高田市 行者洞穴

長崎鼻 駐車場に車を駐めました。ここは、以前訪問したのですが、行者洞穴に行かなかったことに助手が気づき、再訪問しました。

ここから降りていきます。

5月上旬と8月下旬には、ここから沈む夕日を観ることができるようです。

ここの地質は凝灰角礫岩で、礫は安山岩ではないかと思います。

前回見逃したことを見つけたのは、すごいと思うけれど、そもそも見逃すなよと言いたいのだよ。(隊長より)

お昼ごはん

大分県豊後高田市 ラーメンなにわっこ

今日のお昼は、こちらでいただきました。

野菜ラーメン800円です。

細麺です。野菜がたっぷり入っていて大満足です。スープはあっさりしたとんこつ味でした。

今日のご満悦おばさんは、チャンポン850円です。

イカがいっぱい入っていて美味しかったとご満悦のご様子でした。

食材調達

大分県国東市 道の駅 くにみ

酢のものを買いました。

到着

大分県国東市 道の駅 くにみ

今日は、こちらにお世話になります。

では、また明日。

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