長崎県川棚町にある片島公園 魚雷発射試験場跡
道の駅 長崎街道鈴田峠の朝です。この一週間くらい、すれ違う車を含めてキャンピングカーをあまり見ないなーと思っていたところ、道の駅の端っこに駐めていた自車の周りに2台が泊まっていました。顔を合わせることがありませんでしたので会話をすることはありませんでした。それにしてもキャンピングカーが少ないのは、なぜなのでしょうか?
今日もいい天気です。ここは山の陰になるため、朝も清々しいです。
移動途中、大村湾の写真を撮りたくて名前もない駐車スペースに車を駐めて写真を撮りました。
大村湾はかなり大きい湾です。地図を見ると海と繋がっている部分は少ししかなく、浜名湖と同じように湖と呼んでもいいのではないかと思いました。浜名湖は汽水湖と言って海水と淡水の中間の塩分を持っているのに対して、大村湾は海水なのだそうです。
長崎空港は、大村湾にあるのですね。
今日、最初に訪れたのは、長与町にある堂崎遺跡です。
ここの駐車場にはトイレがあります。車中泊が出来そうです。ここを出てしばらく走ったところにもトイレ付きの駐車場がありましたので、車中泊をするのであれば、そちらを選ぶかなと思います。
遺跡と言っても、遺跡らしいところはまったくありませんでした。
長崎市にあるマックスバリュ琴海店で食材を調達した後、佐世保市にある西海橋公園無料駐車場に行きました。車中泊の候補地としていたため、どのようなところかを見に行きました。安心して車中泊できそうです。
ここから、先日行った旧佐世保無線電信所が見えます。
新西海橋と
西海橋です。下を流れているのは、大村湾が海と繋がっている針尾瀬戸(はりおせと)になります。大村湾は、ここと早岐瀬戸(はいきせと)の2箇所で海と繋がっているだけなので時間帯によっては潮流がかなり早そうです。自分たちが、ここを通ったのは今回の旅で2回めになりますが、いずれも渦潮などは観ることが出来ませんでした。今度通る時に観ることが出来るといいと思います。
今日のお昼は、佐世保市にあるレストランローレライでいただきました。
金のから揚げ定食880円です。塩味が2個と醤油味が3個でした。満点を10点とし「中津からあげ 総本家もり山 三光本店」を9点とする唐揚げ採点基準に基づけば7点と言ったところでしょうか。思っていた以上に美味しかったです。ここは、入浴施設もあり、入浴付きの定食(1,500円)もありました。その定食を食べている人たちが多かったです。
ご満悦おばさんは、長崎皿うどん(パリパリ麺)880円です。最初の一口で、「これ、これ」と言ったっきり何も言わず黙々と召し上がっておられました。この人は、最近皿うどんばかり召し上がっておられるように感じます。
佐世保市にある無窮洞に行きました。入る前に5分程度説明をしていただきました。ここは無料ですが募金箱が中においてありました。100円ずつ募金させていただきました。
無窮動は、戦争中に旧宮村国民学校の先生と子どもたちによって掘られた防空壕です。
当時の校長の発案で昭和18年(1943年)から昭和20年(1945年)8月15日の終戦の日まで掘り続けられました。
撮ったのは、先生に指導された高等部(現在の中学)の生徒たちでした。男子がツルハシなどで掘り、女子が整形を、下級生が運び出しを担当しました。
天井が高いので圧迫感などは、まったく感じない防空壕でした。
川棚町にある片島公園 魚雷発射試験場跡に行きました。ここは、大正7年(1918年)に開設され、佐世保海軍工廠や三菱長崎兵器製作所で製造された魚雷の発射試験が行われました。
大きな建物(空気圧縮ポンプ室)周辺の施設の中で、魚雷の最終試験や調整などをしていたのではないかと言われています。また、当時魚雷発射の状況を記録・確認するための観測所跡も残っており(今回はそこまで行きませんでした)、ここで合格となった魚雷のみ、佐世保鎮守府に送られていたそうです。
立派なトイレが有りました。車中泊できそうです。
今日のお風呂は、川棚町にある川棚大崎温泉しおさいの湯600円(JAF550円)です。
眺望の良い高台にある温泉です。
所感:今まで入ってきた温泉の中でも眺望はトップクラスでした。特に内湯の横長の窓からの眺めは素晴らしかったです。湯船に使って外を見ると、大村湾の水面と浴槽の水面とが一体化して、まるで大きな大村湾に使っているような感じがします。天気の良い日にその景色を観るためだけに行く価値のある温泉だと思いました。ただし、お湯に特徴はなく普通の温泉です。
温泉諸元 泉質:ナトリウムー塩化物温泉(低張性 中性 温泉)、加水 不明、加温 不明、濾過循環 不明、消毒 不明、pH7.3、源泉温度 45.2、メタけい酸 55.6mg、炭酸水素イオン 350.3mg、ラドン 6.7x 10^-10Ci/kg、内湯1(7m x 2m)、外湯1(7㎡)、サウナ1、水風呂1、洗い場12ヶ所、とろみ度 なし、気泡 なし
東彼杵町(ひがしそのぎちょう)にある道の駅 彼杵の荘(そのぎのしょう)に着きました。この道の駅の裏には、ひさご塚古墳(前方後円墳)と
東彼杵町歴史民俗資料館(無料)があります。写真撮影は不可でした。昔使っていた道具と、浄瑠璃の人形などが展示してありました。
今日は、ここ道の駅 彼杵の荘に泊まります。
駐車場は広いです。
奥に舗装されていませんが臨時の駐車場がありました。
では、また明日です。