つぶやき

問われる民度

麻生副総理が日本人の武漢ウイルス感染者が少ない理由を外国から問われ、民度が違うからと答えたと言う話をニュースで見ました。果たして日本人は本当に民度が高いと言えるのでしょうか。

もともとの日本人は確かに高い民度を持った民族だったと思います。ところがGHQのWGIPで、その国民性は破壊されてしまいました。いまだに続くマスコミの洗脳とそれに気付かない国民、それが今の日本人なのではないでしょうか。

日本は長らく仕組みとしての家制度を有していました。家という単位を最小の組織とし家長が大きな権限を持ってまとめていました。その社会習慣は個人主義の欧米とは異なって、組織としての協調性を育み豊かな国民性、民度を形成していました。しかしながら、戦後GHQによって家制度は廃止され、徹底的に個人を優先する思想へと洗脳されてしまいました。

それまでは、その家の長を揶揄することは許されることではなく、むしろ敬う気持ちを持つように躾けられ、家を組織の最小単位とした日本國は繁栄してきました。ところがどうでしょう。今の日本は、その組織である長を公の場でも平気で揶揄しているではありませんか。しかも、それを少しもおかしいと感じない国民になっています。残念ながらGHQの政策が非常によく浸透している結果と言えます。

政府から支給された布マスクを、いわゆる「アベノマスク」と読ぶ人たちがいます。アベノミクスをもじって使っているのでしょうけれども、どう考えても日本の長である総理大臣を揶揄しているとしか思えません。普段の会話で冗談まじりに話をするのはまだしも、公共の電波を使って平気で言っている番組、それを何とも思わない日本人が巷にあふれているではありませんか。

安倍首相の政策が良いか悪いか、あるいは人柄が好きか嫌いかは別として、少なくとも「アベノマスク」と平気で言える人は、人として、日本人としておかしいと言うことに気づいて欲しいと思います。

この布マスクの配布に時間がかかっているようです。それをマスコミが「アベノマスク」の配布が遅れていると報道するたびに、安倍首相に対するネガティブな印象付けが行われています。それに引っかかっていることに気づいて欲しいです。

布マスクの配布を最終決定したのは安倍首相だと思いますけれど、それをいち早く届けるのは関係部署の役割であり総理大臣ではありません。しかも必要とされる数、このご時世での供給能力、普段やっていないことなどを考慮すると、すぐに全世帯に速やかに届けられないのもやむを得ないと思います。関係者の方々も一生懸命取り組んでおられると思います。それなのにマスコミにあのように報道されてはたまらないと思います。GHQやマスコミが、やったことや、やっていることをよく勉強して、今の自分の頭の中の思考をよく見てみた方が良いと思います。

他人が何かの意思を持って始めたことに対して文句を言うことは簡単なことです。しかし、それが自分のためにやっていることなのか、誰かのためにやっていることなのか、よく考えてみるべきではないでしょうか。もし、困った人のためを思ってやっていることなのであれば、それは称賛されることはあっても、非難されることはないはずです。

すべてを1、0で考えて良し悪しを判断するのではなく、目の前で起きていることを、その背景も踏まえて捉え、是々非々を自分の頭で考えたいものです。

もっとも、これは意識して考えなくても感じ取れる能力を持ち合わせていたのが日本人で、それが日本國の民度だったのではないでしょうか。

もともとの日本人が持っていた民度とは、如何なるものであったのだろうか。それを「日本の素晴らしい人たち」の行動から学び取っていきたいと思っています。

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