北海道札幌市にある北海道大学
27日目:北海道札幌市〜北海道当別町
走行距離:45.2Km
今日は、静岡県人としてぜひとも観ておきたかった豊平館のシャンデリア上の漆喰を観に行きました。また、前回行けなかった北海道大学内にある総合博物館に行くことが出来ました。札幌市の中心部は大きな車を駐められる有料駐車場があまりなく、観たいところも諦めかけていたのですが、今回、攻略のきっかけが出来ました。
ここ豊滝除雪ステーション駐車場は、約100mほど定山渓側行ったところにレーパト(レーザー&レーダーパトカー)が取り締まりをするポイントがあるようで、20〜30分に1回くらいの間隔でサイレンを鳴らして追っかけて行ってました。夜7時くらいまで取り締まりは続いていました。このあたりだけ制限速度が50Km/hになっているのも、いやらしいです。
駐車場は夜中もオレンジ色のライトが点いていて明るいです。安心感のある車中泊ポイントで、また利用してもいいと思っています。
朝4時ころの様子です。道路沿いにありますが、まったく気になりませんでした。
札幌市にある伊夜日子神社(いやひこじんじゃ)に参拝しました。鳥居の左側に5台くらい駐められる駐車場があります。
ここの手水舎も飾ってありますね。若い人たちを呼ぶために写真映えを狙っているのでしょうか?
拝殿です。
ん? 何だ、この神紋は…。
十六葉八重表菊に似ていますが尖ってますね。いいのかなぁ、こんなことしてと思いました。
ここの拝殿も切妻造で奥が長いです。
本殿です。伊夜日子は彌彦の万葉仮名書きだそうで彌彦神社のことです。そうです。新潟にある彌彦神社が本社になります。ここは明治の末に新潟から札幌に移住された有志の方々が小さなお宮を建てられ天之香具山命を祀られたのが始まりだそうです。その後、太宰府天満宮から菅原道真公の分霊を拝戴し今に至ります。御祭神は、この二柱です。
札幌市にある三井のリパーク 札幌南9西4駐車場に車を駐めました。事前調査では、20分毎100円のはずでした。なんと20分毎330円でした。駆け足で観なければなりません。
豊平館(ほうへいかん)300円です。
ここは、北海道開拓の礎を築いた開拓使が、開拓使直営の洋風ホテルとして明治13年(1880年)11月に建築し、現存する木造ホテルとしては我が国最古の建物になります。
ここを訪問した目的は、このシャンデリアの上の漆喰を観るためです。
この漆喰は、現在の静岡県松崎町出身の左官職人、入江長八の作と言われています。
たくさんあるので、ここの方に「すべて入江長八の作ですか」と訪ねたところ、「それ誰?」と言った感じで、どなたもご存知ありませんでした。調べていただきました。(その間にも駐車場の20分 330円の課金は進んでいく)
その結果、どうもはっきりしたことは言えないようで、「そうとも言われています」と言った回答でした。また、補修をされているので、その当時の姿かどうかもわからないとのことでした。ふたたび、松崎町にある長八美術館に行って確認しようと思います。もし、長八さんの作品であれば、「長八さんの名誉のために豊平館にきちんと伝えたほうがいいですよ」と言いたいと思います。(長八さん、ちょっと待っててね)
ここには、当時のもの15点と復元されたもの2点があるそうです。自分が撮ったものは15点ありました。駐車場の料金が気になって、40分以内 660円で退散しました。もうちょっと、ゆっくり観たかったです。長八美術館に行った後に、また来るとしよう。
上の漆喰のギャラリーはクリックで大きく出来ます。
札幌市にあるタイムズ北5西9に車を駐めました。ここは、40分300円 最大24時間1,100円です。車中泊に使えますね。ただしトイレが近くにありません。
割と広くて、2,3台の空きがありました。
ここから歩いて、北海道大学に行きました。クラーク博士の胸像です。
広くていいキャンパスですね。これなら大志を抱くよなぁーと思いました。
古河講堂だそうです。建物が素敵です。
北海道大学総合博物館(無料)です。ここは、前回、どこからここに来ていいのかわからず、ぐるぐる回って諦めたところです。キャンパス内の駐車場には駐めることができないようで、どこかの有料駐車場に駐めて歩いてくるしかなさそうです。
日本でマンモスと呼ばれるのは、このケナガマンモスのことだそうです。。
個人的に大発見がありました。日本にはマンモスは生息していなかったというのが、これまで観てきた博物館の定説だと思っていたのですが、北海道で化石が出土していたようです。
襟裳岬で見つかったマンモスの歯の模型までありました。ここに来た甲斐がありました。もう少し、調べてみたいと思います。
この骨格を観て、すぐに「デスモスチルスだ!」と言えるのは、恐竜好きの少年と、自分くらいではないかと思います。
ここは、アインシュタインホールというのだそうです。
すごく美しいので詳しく書こうと思ったのですが、「もうちょっと簡潔に書けば?」と助手が言うので、以下省略です。
今日のお昼は、札幌市にあるめぐみ水産に行きました。偶然見つけた水曜日だけ営業しているラーメン屋さんです。看板も何も出ておらず、ここにラーメン屋さんがあるの?と言った感じのお店です。ここの2階にあります。他には古着屋さんやヘアーサロンなどが入っています。
すでに8人が並んで待っていました。
4人掛けのテーブルが3つと2人掛けが1つしかありません。
この写真の4品しかありません。すべて1,000円で大盛りは無料です。
本日の日替わり 貝の旨みが染み渡る北海道産4種の貝だし淡麗しお(ホタテ、ホッキ、アサリ、カラス貝)にしました。スープは貝の香りがするあっさり塩味で、麺は喜多方ラーメンのような平太麺です。スープがとても美味しかったです。日替わりが自分たちの後、5食で終了しました。ほぼ、みんな日替わりを注文していました。
ご満悦おばさんも、スープが美味しいと完食されていました。
帰る時には待っている人が11人になっていました。
札幌市にある北海道庁赤れんが庁舎 (旧本庁舎)です。一部足場が組んであるのかもしれないとわかっていて行ったのですが、覆いでまったく見えませんでした。それらしく見えるのは絵です(笑)
もうひとつ、行きたかったのが札幌市にある北海道立アイヌ総合センター(無料)です。
ここはアイヌがどういう生活をしていたのかなどを展示していました。アイヌが使っていたもののうち、何が交易品なのかということがきちんと書かれていました。自分の知識を再確認する展示内容で、新しくわかったことはありませんでした。
もう、「そろそろ今日は、この辺でお終いにしようや」と言いたかったのですが、助手が「次は、札幌市にある札幌諏訪神社だ」と元気がいいので、だまって連れていきました。今日のお昼ご飯前に、ソフトクリームの小さいのをお食べになられたので元気があり余っているに違いありません。
駐車場は、社殿裏側にあります。ちょっとスパロンは厳しいのですが、端が開いていたので大丈夫でした。そうでなければ、バックで入って駐める事になったと思います。
正面に回り参拝しました。
手水舎です。ここも飾ってありますね。北海道の流行りなんでしょうか。
今回の旅を通して、札幌にある神社は社殿がしっかりとした造りになっていると思いました。
本殿です。御祭神は、諏訪神社なので大国主命だろうと思っていたのですが、建御名方之命(たけみなかたのみこと:大国主命の第二子神)と八坂刀賣之命(やさかとめのみこと:妃神)でした。
その後、札幌市にあるイオン札幌元町ショッピングセンターで食材を調達した後、今日のお風呂である札幌市の札幌あいの里温泉なごみ490円に行きました。
所感:2年前に来た時と同じように濃い感じのする温泉でした。モール温泉で透明度20cmです。シャワーの水圧は改善されたようで他の人が使っても普通に出ていました。(女湯がやはりショボショボだったらしいです)浴室は背の高さから下は花崗岩、それ以上は天井までコンクリート打ちっぱなしでした。いい温泉だと思います。
温泉諸元 泉質:ナトリウムー塩化物強塩温泉(高張性 中性 高温泉)、加水 不明、加温 不明、濾過循環 不明、消毒 不明、pH7.2、源泉温度 38.8℃、メタけい酸171.6mg、炭酸水素イオン 417.9mg、内湯4(3㎡、5㎡、3㎡ 電気風呂、3㎡ ジャグジー付き)、外湯1(2m x 1.2m)、サウナ1、水風呂1、洗い場32ヶ所、とろみ度 ★★★☆☆、気泡 なし
そして、今日の宿泊先である当別町の北欧の風 道の駅 とうべつに着きました。閉店時間を過ぎていましたので泊まるだけです。ここはロイズのチョコレートを売っています。いつもであれば、ロイズおばさんが、「ロイズ、ロイズ」とうるさいのですが、どうやら少し飽きてきたようです。
今日はここに泊まります。6回目の宿泊です。
北欧の風と道の駅の名前に付いているだけあって、風が冷たくて気持ちいいです。
では、また明日です。