熊本県大津町にある多富の来

本日のサマリー

29日目:熊本県宇城市〜小国町

走行距離 114.6Km

今日は、御船町や益城町、阿蘇市などを巡って小国町へと向かいました。

御船町の七滝神社では、柱状節理が美しい滝壺まで急な道を降り、自然の造形美に圧倒されました。また、益城町では熊本地震の爪痕が残る布田川断層帯を訪れ、地表に現れた断層やズレたU字溝を目の当たりにし、自然の猛威を改めて実感しました。

阿蘇の二重峠や的石御茶屋跡では、かつての参勤交代に利用された石畳や休憩所の跡をたどり、当時の旅の厳しさと情緒に思いを馳せました。途中で味わったあか牛丼の美味しさや、心地よい温泉での疲れの癒やしも旅の楽しみとなりました。

歴史ある街道の面影と、ダイナミックな自然の風景が交錯する、充実した一日となりました。

本日のルート

拡大

出発

熊本県宇城市 道の駅 うき

お世話になった道の駅です。

国道3号と218号が交わる宇城市松橋町に位置する、地域の情報発信と交流の拠点です。木造の建物には伝統的な民家建築の意匠が取り入れられ、物産館「サンサンうきっ子宇城彩館」では、地元の野菜や果物、花、加工品などを販売していました。

お惣菜などもたくさんあり、午後4時から半額になります。

最近、朝が暗いので明るくなってから駐車場の写真を撮ろうと思っていたところ、見事に忘れてしまいました。

まったくの余談ですが、ここには僕の大学時代の親友が設置した急速充電器があります。彼は、僕が九州に来るたびにワインを持って駆けつけてくれるのですが、今年は充電器の設置の仕事で北海道に行っていて逢えませんでした。おーい、逢いてーよー。

失礼しました。

訪問先

熊本県御船町 七滝神社・七滝

七滝駐車場に車を駐めました。舗装はされていませんが広い駐車場です。

七滝神社の由来については、こちらをご覧いただくとして、この神社は七段に落ちる滝として知られる七滝の上に鎮座しています。阿蘇家の祖神を祀って創建され、のちに肥後藩主・細川綱利によって修築されたとされています。境内周辺では、滝を見下ろす景観や、川底の甌穴、溶結凝灰岩の岩肌も見どころとなっています。

なかなかおもしろい造りをしている神社です。拝殿(右)は桟瓦葺で入母屋造妻入で、本殿(左)は、一見流造に見えるのですが、桟瓦葺で鋭角に尖った反りのある切妻造平入です。

この由緒によりますと、御祭神は、健磐龍命(たけいわたつのみこと)​他2柱と書いてあります。

この神社のすぐ下には、甌穴群がありました。

七滝周辺では、川の流れが砂や小石を回転させながら岩を削ってできた甌穴を観察できます。このあたりの岩石は阿蘇火砕流堆積物の溶結凝灰岩で、直径3メートルを超える甌穴もあるようです。

この甌穴の中に、「七滝恋結び ハートの甌穴」があるそうなので、探したのですが…。

まったくわかりませんでした。

写真ではわかりませんが、足がすくみそうな断崖絶壁の下は滝壺になっていました。

神社から駐車場の近くまで戻ったところで、ハートの甌穴の場所が書かれた案内板があることに気づきました。最初に見ていればよかったです。悔しいです。

ここから滝壺を見に行きます。

急なつづら折りの道をかなり降りていきました。

下に着くと、ガサガサっと音がするので目を凝らすと、親子の鹿が歩いていました。

大きな滝壺でした。

美しい柱状節理です。

七滝は、高さが約40m、幅が約30mあります。阿蘇溶結凝灰岩と柱状節理が交互に現れる岩肌を、水が七段になって落ちることから名付けられました。普段は水力発電の取水のため水量が少なく、例大祭に合わせた放水時などに滝の姿がよみがえることから「幻の滝」とも呼ばれます。このあと来た道をかなり上ることになりますが、二人とも見に来てよかったと思いました。

熊本県御船町 八勢目鑑橋(やせめがね)

八勢目鑑橋 駐車場に車を駐めました。写っていませんが写真の右側にも駐めるところがありました。

八勢眼鏡橋は、熊本から矢部・日向方面へ通じた日向往還に架かる石橋です。八勢川の谷を渡るため、安政2年(1855年)に完成しました。橋は長さが56m、幅が4.35m、高さが10.3mあります。

橋に続く石畳も築かれ、街道の難所を越えるための工事の規模がうかがえます。

下から見た八勢目鑑橋です。

熊本県益城町 津森神宮

神社の正面にある津森神宮 参拝者駐車場に車を駐めました。

津森神宮は、神武天皇(じんむてんのう)を主祭神とする神社です。欽明天皇二年に神武天皇の神霊神勅を受け、時の国司・藤原法昌が創祀したと伝えられています。境内には楼門や樹齢500年を超える御神木があり、悠久の歴史を感じさせます。境内地と神殿は益城町の文化財に指定されています。

楼門があります。

明治14年建立とあります。神仏分離令が発令された明治元年(1868年)より後に建てられた楼門が、なぜ神社にあるのだろうと思いました。

銅板葺で入母屋造妻入の拝殿です。

本殿は、横幅7間、奥行き2間の銅板葺入母屋造平入でした。

戦時中の空襲から御神体を守るための防空壕だそうです。

熊本県益城町 布田川断層帯

布田川断層帯 堂園地区 駐車場に車を駐めました。

道路の反対側に舗装された駐車場がありました。

新たに作られた駐車場のようです。

ここでは、平成28年(2016年)熊本地震の際に地表へ現れた地震断層が保存・公開されていました。町の説明によると、民家の庭先に右横ずれと左横ずれの二方向の断層が現れた、珍しい事例だそうです。

手前中央のU字溝の延長上にあるはずのU字溝は、電柱の右側に移動していました。

田んぼの畦道がずれています。

その隣の畦道も同様にずれています。国の文化遺産になってしまったので、所有者が勝手に真っ直ぐにできないと通りがかりの方が教えてくださいました。

熊本県大津町 道の駅 大津

お昼をいただくために立ち寄りました。物産館では熊本県内の特産品や土産品を扱い、工芸品の展示・販売や飲食店もありました。大津町の特産「からいも」にちなんだ商品も紹介されており、土地の味を探す買い物が楽しめると思います。

熊本県大津町 多富の来

駐車場がなく、近くのさつまいもを保存する倉庫の前に駐めさせてもらいました。

CMの「この木なんの木」に出てくるような木です。

「多富の来(たぶのき)」は、広く枝葉を広げた姿が印象的な木です。

名称は「たぶのき」に「多くの富が来る」という意味を重ねた縁起のよい表記として紹介されています。

よく枝が折れないものだと思いました。

熊本県阿蘇市 豊後街道 二重峠石畳

駐車場が設けられていました。

熊本城から大分の鶴崎へ続く豊後街道になります。

その阿蘇市車帰の二重峠には、参勤交代の道として使われた石畳が残っていました。

熊本県公式観光サイトによると、石畳は約1.6Kmにわたり、幅は約3mになります。

坂道に敷かれた石をたどると、険しい峠を越えた当時の旅の厳しさが想像できます。

街道の歴史だけでなく、峠からの眺めや道沿いの石の表情も見どころだと思いました。

熊本県阿蘇市 車帰パーキング

途中、景色がよいので立ち寄りました。

阿蘇のカルデラの様子を一望できる場所でした。

熊本県阿蘇市 参勤交代の石畳

石畳を見る人のための駐車場がありました。

駐車場から砂利道を100mくらい歩くと、

石畳がありました。先ほどの石畳を下ってくるとここに着くのだろうと思います。

熊本県阿蘇市 的石御茶屋跡・隼鷹天満宮

的石御茶屋跡駐車場(臨時駐車場)に車を駐めました。

隼鷹天満宮(はやたかてんまんぐう)は、的石御茶屋跡の奥に鎮座する神社です。ご祭神は菅原道真公(すがわらのみちざねこう)。参道脇には湧水池があり、そこから流れ出す水の音が境内に響きます。細川藩主が参勤交代の船旅で嵐に遭った際、白鷹に救われたという伝承が社名の由来として語られています。

的石御茶屋跡は、江戸時代に肥後細川藩の参勤交代一行が昼食や休憩を取った屋敷跡です。敷地には北外輪山から湧く水を引いた泉水があり、庭園が造られていました。湧水や庭園を通して、街道を行き交う一行がここで一息ついた往時を偲ぶことができました。

桟瓦葺で入母屋造妻入の拝殿です。

本殿は、銅板葺の一間社流造です。

熊本県南小国町 竹の熊の大ケヤキ

竹の熊の大ケヤキ見学者駐車場は小さな駐車場で、2台駐められるのですが、すでに1台駐まっていて、スパロンを駐めるだけのスペースはなく、道路に車を駐めている間に、助手が写真を撮ってきました。

大きかったらしいです。

お昼ごはん

熊本県大津町 あか牛レストラン 肥後郷土料理 よかよか(道の駅 大津)

今日のお昼は、こちらでいただきました。

あか牛丼2,475円と、JAFの特典のジュースです。

柔らかくて、美味しいお肉でした。

同じようなあか牛の丼を3年前にもいただいたことがあるのですが、値段が半分くらいでした。いろいろなものが高くなりますね。

今日のご満悦おばさんも、同じものを注文されました。お肉が甘くて、柔らかくて美味しいとご満悦のご様子でした。

食材調達

熊本県益城町 ふるさと市場

ふるさと市場では、自社農園で育てた野菜や近隣農家の農産物を中心に、果物、惣菜、お酒などを販売していました。多くの人が買い求めに来られていましたが、お惣菜は少ししかありませんでした。

熊本県小国町 フレイン 小国店

欲しいお惣菜がなく、焼きサンマを買いました。

熊本県小国町 マルミヤストア 小国店

道の駅から歩いて行ける距離にあるスーパーです。

お風呂

熊本県南小国町 南小国町「温泉館きよら」

入浴料は300円で、ロッカーは有料で10円です。(ただし脱衣所入口前に100円リターン式のロッカーがあります)

所感:肌色のタイルを貼った壁の少し歴史を感じる浴室です。

温泉諸元 泉質:ナトリウムー炭酸水素塩・塩化物・硫酸塩温泉(低張性 弱アルカリ性 低温泉)、加水 なし、加温 あり、濾過循環 なし、消毒 なし、pH8.0、源泉温度 33.2℃、メタけい酸 111.4mg、炭酸水素イオン 495.3mg、ラドン 0.19 x 10^-10Ci/kg、内湯1(10㎡)、洗い場8ヶ所、とろみ度 なし、気泡 なし

到着

熊本県小国町 道の駅 小国

今日は、こちらにお世話になります。

では、また明日。