福岡県芦屋町にある芦屋釜の里
47日目:福岡県北九州市〜宗像市
走行距離 38.7Km
今日は北九州市の地質を楽しみ、茶釜の魅力に取り憑かれました。
Contents
出発
北九州市 響灘(ひびきなだ)緑地 駐車場
ここ響灘緑地 駐車場には3年前に泊まったことがあります。その時には頓田の公園駐車場という名称でした。
駐車場の前には公園があります。
駐車場にあるトイレです。
小1、大1(和)の小さなトイレです。他に多目的があります。これらすべてにトイレットペーパーがありません。(福岡県はトイレットペーパーが無い公衆トイレがたまにあります)
夜は、トイレの灯りも消えて真っ暗になると記憶していたのですが、トイレの灯りは夜通し点いていました。他に街灯がないので、まだそのような環境に慣れていないころの僕らにとっては真っ暗になるところという印象があったのだと思います。
このように真っ暗になります。奥に黒い車が駐まっていましたが、いなくなって僕たちだけになりました。しかし、静かでいいところと言った感じで(僕らにとって)怖いという感じはまったくしないところでした。
今朝は曇りです。少し明るくなるのを待ってラジオ体操をしました。だんだん朝が暗くなってきますし、Tシャツでは寒く感じるようになりました。
ここの駐車場は車中泊にはいいところだと思います。ただし、言うまでもなく治安に関しては自己責任でお願いします。
訪問先
福岡県北九州市 遠見ヶ鼻(とおみがはな)・妙見埼灯台
650m手前にある有料駐車場に車を駐めました。
料金は300円です。もう少し先にあるホテルでお土産を買って、そこの駐車場に駐めさせてもらうという人もいるようですが、運動にもなるし、ここの駐車場に駐めて歩いていくことにしました。
さっそく面白い地形を観ることが出来ました。遠見ヶ鼻は面白そうです。(ここを歩いていくわけではありません)
芦屋層群とは、大陸から日本列島が離れる直前の痕跡を残す地層なのだそうです。
途中で灯台と神社の分かれ道がありました。まずは灯台から観ることにして左の道を進みました。
御嵜神社は、もともと灯台の場所にあったものの、とある理由があって今の位置に移したと、その理由が書いてあります。
暫く進むと分かれ道がありました。真っ直ぐ行くと灯台だと思うので先に左側を観ることにしました。
海に出ました。
右側に灯台がありました。
ストーム堆積というのは、この地層ですね。
下を観ると幾層にもなる地層がありました。写真ではわかりにくいですね。
ちょっと拡大してみましょう。わかりますか。
もう少し先へ進んでみることにしました。人が写っているので地層の大きさがわかると思います。
斜めになっている地層の一部が乱れているところがありますが、これがストーム堆積と言われる部分だと思います。嵐で海底の地層が乱れて再堆積した部分になります。
タフォニですね。
妙見埼灯台(みょうけんざき)です。
昔の写真を見ると、この右側に説明板があったようですが、今は無くなっていました。
昭和41年(1966年)3月に出来た灯台だそうです。
ここから洋上風力発電がたくさん見えます。
足元には何かの化石か生痕化石のようなものがあります。
これは、まぎれもなく生痕化石ですね。
先ほどの分かれ道を真っ直ぐ進むと灯台の近くにある休憩所に出ました。
福岡県北九州市 御嵜(みさき)神社
ふたたび戻って御嵜神社の方へ行きました。
すぐに見えてきました。
変わった神社だなぁと思っていたら
休憩所でした。
トイレやテーブルがありました。
ここでBBQをやって焦がしたやつがいますね。
さらに進むと神社が見えてきました。
あれ、最初に本殿が見えてると思ったら、これは拝殿でした。
海の方に鳥居がありました。一度、海まで降りて参拝するようです。
先ほどの説明板にあった二枚貝の化石がありました。
面白い地形をしていますね。
のちに日本列島になる部分が大陸が別れたときに、海底だったところが地層になっているのですね。
ここから鳥居をくぐって参拝します。
手水舎があり、その向こう側が桟瓦葺入母屋造妻入の拝殿です。
御祭神は、そうそうたる神様方が名前を連ねておられます。
本殿は、銅板葺一間社流造です。
山口県の九州が近くなったあたりから、ブタクサが目立つようになりました。特に九州に入ると空き地は一面真っ黄色です。アレルギーの人は大変だろうなと思います。
福岡県芦屋町 芦屋歴史の里(歴史民俗資料館)
芦屋歴史の里の前にある駐車場に車を駐めました。芦屋釜の里との共通券で400円でした。
ちょうど、この金屋遺跡展をやっている最中でした。
日本列島が大陸から別れる前に日本海のもとになる海ができ、それが「芦屋海」で、その痕跡が残る地層が「芦屋層群」であることが書かれています。
芦屋町です。航空自衛隊芦屋基地があります。
そのためだと思いますが、歴代のブルーインパルスの模型が展示されていました。
収蔵展示室
まずは、昔の道具の展示から拝見しました。
このブルーのフィルター、懐かしいです。
こんな感じのイス、ありましたよね。
これは、初めて見るような気がします。
エジソンと書いてあります。
こちらの蓄音機は、もっと大きくエジソンと書いてあります。
それ以外の収蔵品の一部をギャラリー形式でお送りします。
常設展示室
縄文時代から弥生時代までの遺跡、室町時代に茶の湯釜として一世風靡した芦屋釜の鋳型や炉などが見つかった金屋遺跡などの展示がされていました。
特別展示室
特別展示「金屋遺跡展」をやっていました。
日本には、国の重要文化財に指定されている茶釜が9点あり、そのうちの8点がここ芦屋の茶釜なのだそうです。今回、ここで説明のビデオ約10分と展示品を観て茶釜の製造方法をよく理解することができました。
製造方法が書かれたものを含めてギャラリー形式で掲載します。興味がおありでしたらご覧ください。
今まで茶釜にはまったく興味がなかったのですが、この展示を見て興味が湧いてきました。
このあと、さらに興味を持つきっかけになったところに行くことになります。
福岡県芦屋町 芦屋釜の里・日本庭園
芦屋歴史の里(歴史民俗資料館)から200mのところにある芦屋釜の里・日本庭園の駐車場に移動しました。
建物がすばらしいです。
案内図です。
門を入ると花崗岩でできた石畳を歩いていきました。
先ほどの共通券を使用しました。
まずは、茶釜の作り方のビデオ約10分を拝見しました。先ほどのビデオにはない説明があり理解を深めることにつながりました。
通路に貼ってあった国の重要文化財に指定されている茶釜の説明です。
なぜか、7点しかありませんでした。
開館30周年記念 特別展
ここでの展示を観て、僕らは完全に芦屋釜の魅力に取り憑かれることになりました。多くを語らず、ギャラリー形式でお送りします。
ここには、茶室と日本庭園があり見学できるようになっていました。
日日是好日という映画を思い出しました。
季節によって掛け軸を変えることなど、映画で観たことを思い出しながら説明を聞きました。こんなことなら、抹茶もいただけばよかったと後悔しました。受付で「どうですか」と言われた時に、「抹茶はいいです」と言ってしまったのです。でも、その価値(たぶん+400円)は十分にあっただろうと思います。あ〜〜大失敗
茶釜の工房です。中に入ることはできませんでしたが、外から覗くことができました。写真は撮りませんでした。
今回、国立九州博物館蔵や、国(文化庁)蔵などと書かれたものなどがいろいろあって、どうしてこのようなものがここにあるのだろうと思っていましたが、この特別展だったからですね。いいタイミングでここを訪問することが出来ました。
特別展は終わってしまうと思いますが、ここはおすすめのところだと思います。
お昼ごはん
福岡県岡垣町 香港茶レストラン
今日のお昼は、こちらでいただきました。
ニラレバ炒め定食880円です。
レバニラは、レバーが多くてよいのですが、甘酸っぱい味付けて、しかも僕には味が濃すぎました。
唐揚げは、肉に味がなく、塩コショウをつけていただくものでした。
今日のご満悦おばさんは、バリそば880円です。イカが大きく、麺も好きなタイプで大喜びをされていましたが、やはり味が濃いと感じられたようです。
食材調達
福岡県岡垣町 ハローデイ 岡垣店
ここはお刺身が豊富です。地ダコの刺し身を買いました。エリソルビン酸やミョウバンを使用しておらず、食塩だけで茹でてあるタコです。珍しいです。先日ハローデイで買わなかったホルモンの炭火焼きのようなものは、ありませんでした。残念!
お風呂
福岡県岡垣町にあるいこいの湯500円に入るつもりだったのですが、
なんと臨時休業でした。今日はお風呂なしです。
到着
福岡県宗像市 道の駅 むなかた
今日は、こちらにお世話になります。ここには、3年ぶりに泊まります。
では、また明日。






































































































