コラム

特別な空間(時空間)の存在

旅をしていると綺麗な星空に出会うことがあります。山奥の街灯がほとんどないところに泊まった時などは夜中に空を見上げるととても美しい星空を観ることができます。

その綺麗な星空も富士山の頂上で観た星空には敵いません。文字通り星の数ほどのたくさんの星を散りばめた光景を観ることができます。

さらに言うとキリマンジャロで観た星空は富士山の頂上で観た星空とは別のもので星と星の間を隈なく星が埋め尽くした「星の壁」とでも表現したら良いでしょうか。本当に筆舌に尽くし難い世界でした。

どうしてこのようなことを書いているかと言いますと、星空の下にいる時、自分が存在している空間というのは実に不思議な空間だと気づいたからです。その時、自分は単に宇宙という広がりをもった三次元の空間の中にいるのではなく、無限に近い時空間の中に存在していることを感じ取れるのです。

空に浮かんで見える星は、数年前のその星の姿を観ている星もあれば、数億年前のその星の姿を観ている星もあります。つまり星の数ほどある星のそれぞれが全く異なった時間に存在している姿を今自分の前に見せてくれていることになります。

しかも、星と星の間には暗い宇宙空間があるように見えますが、実際にはそこにも目には見えないけれど星があるはずです。そう考えると自分の上に広がっている夜空とは一体いつの姿を見ているのでしょうか。ものすごく広い時間の幅をもった空間がそこにはあるのだろうと思います。

そこには普通の生活を営んでいる時には経験できない、特別で不思議な空間が広がっているのです。

そのことに気づいてしまったのです。

星空を眺める時には、その特別な空間(時空間)を体感しながら自分という存在を意識してみるのもいいのではないかと思います。

自分をこの宇宙の中のちっぽけな存在と考えるのもいいでしょうし、この特別な空間の一部と考えるのもありでしょう。

この世の中、気づいてないことがまだまだたくさんあるような気がします。

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