写真は三重県熊野市の楯ヶ崎
三重県熊野市にある楯ヶ崎を紹介します。(写真撮影日 2021年11月18日)
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この写真はGoogleストリートビューより引用
楯ヶ崎に行くために、どこから歩き始めるかが重要になります。国道311号を走っていると楯ヶ崎駐車場という駐車場があります。ここに車を駐めて
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この写真はGoogleストリートビューより引用
100mほど先の遊歩道入り口から歩いて行くのがスタンダードなルートなのだと思います。しかし、ここからスタートすると最初の約500mは下りになります。つまり帰りはそこを登ってくることになります。もう少し短いルートでいける道があるので、楽をしたい方は以下に説明するルートを選択されるのが良いと思います。
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この写真はGoogleストリートビューより引用
楯ヶ崎にはトイレがありません。したがって、この写真に示すところにある公衆トイレで用を済ませてから行くのが良いと思います。以上の3枚の写真は撮るのを忘れましたのでGoogleストリートビューから引用しました。
トイレの地図を載せておきます。ここで用を済ませると道を下り熊野養魚さんの方へ行きます。
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道を行けるところまで行くと、このように行き止まりになります。
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右手は海で道がありません。
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左手には小屋がありますが、その左側に石段があります。そこを登って小屋の裏に回ると
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斜面を登れるようになっています。
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この斜面を30mほど登って行くと
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尾根伝いの道に出ます。これが先程の駐車場から下ってくる道になります。
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駐車場から下ってくる道をみるとこうなっています。真ん中に何やらこちらを見ているものがいますね。
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拡大してみましょう。鹿です。こちらをじっと見ています。鹿はシカトして反対側(南側)に歩いて行きます。
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すぐに楯ヶ崎1.4Kmの看板があります。国道311号線にある駐車場から斜面を下ってくる場合に比べて約500mはショートカットできたことになります。
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歩いていると道の横でカサカサ音がします。目を凝らしてみると鹿がいます。
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いろんなところから、こちらを見ています。
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「何しに来たの?」という顔をしてますね。奈良公園や神社以外でこれほどの鹿に出会うことはまずありません。楽しいです。
楯ヶ崎へは1.4Kmと書いてありますけれども、このように楽しみながら進みますので、まったく苦になりません。
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看板がありました。よく見ないと読めませんが楯ヶ崎は左と書いてあります。
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阿古師神社です。この写真の左手から歩いて来ました。
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日本書紀の中に持統天皇に鮮魚を献上したとあるのはこの神社であると書かれています。もう少ししっかり見てくればよかったと思っています。
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この神社は海に面していて、このような景色を観ることが出来ます。
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神社の方を振り返ると白い明神鳥居が立っています。この写真の右側に燈台への道があります。
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そこを進んで行きます。この神社から楯ヶ崎まで0.9Kmと書いてあります。
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ふたたび登りになります。
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海の色がものすごくきれいです。
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カラスの巣でもあるのか、空にはカラスがたくさん舞っています。
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先程の神社の前の海を見下ろしたところです。水が澄んでいて、とてもきれいですね。
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ここからは、落石に注意が必要な道になります。大きな岩が落ちてきて道路脇の鎖に引っかかっています。岩が鎖を引きちぎって下に落ちたようなところも多数あります。
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今にも落ちて来そうな岩が多数あります。急いで通り過ぎます。
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別れ道になりました。
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先に千畳敷と灯台を観て、楯ヶ崎に行きたいと思います。
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灯台や千畳敷までは0.2Kmのようです。すぐですね。
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ちなみに展望台は0.3Kmのようです。
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最後の石段を上がると
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景色が開けて来ました。散策路に入ってから約40分経っていました。写真を撮りながらですので、かなりゆっくりとしたペースでこの時間です。
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右を見ると柱状節理の岸壁が見えます。
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千畳敷です。正確には、英虞湾(あごわん)千畳敷です。中央の大きな岩の大きさが伝わらないので助手に前に立ってもらいます。
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かなり大きな岩であることがわかると思います。
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振り返ると二木島灯台が見えます。
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この千畳敷を歩いて先へ進むと、
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楯ヶ崎が見えてきます。散策路に入って途中写真などを撮らずに来ると、ここまで40分くらいで来ることができるのではないかと思います。
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柱状節理で出来た美しい島です。海の青さも素晴らしいです。この日は曇っていました。晴れていれば、もっと青かったに違いありません。
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少し戻って灯台を見てみましょう。これは昔の灯台跡でしょうか。
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二木島灯台です。
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展望台へは灯台裏の道を歩いて行きます。
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このような道を歩いていくと、
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楯ヶ崎展望台に着きます。ここまででこれ以上先へ進む道はありません。
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楯ヶ崎を右に見ながら道を進むと、
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先程の分岐点に出てきます。
いかがでしたでしょうか。登り下りのある道を歩く必要がありますけれども、途中、鹿がいたり、きれいな海を見たりしながら進むので思っているほど辛くはありません。がんばって歩いた結果として楯ヶ崎の素晴らしい景色を観ることが出来ます。途中の道の落石には少し気を付けなければいけませんけれど行く価値のあるところだと思います。