旅レポート

八女伝統工芸館、八女民俗資料館 、岩戸山歴史文化交流館 いわいの郷、岩戸山古墳、高良大社

八女民俗資料館にある八女福島の燈籠人形屋台

道の駅 おおきの朝です。朝焼けがきれいです。

ところで、昨日、ここの道の駅には夜間閉鎖されると思われるエリアがあると書きましたが、おそらく閉鎖されないのではないかと思っておりました。それは、閉鎖用の鎖が蜘蛛の巣まみれだったからです。案の定、閉鎖はされず、朝見たら大きなキャブコンが駐まっていました(笑)

ここのトイレは、ご覧のようにコンクリート打ちっ放しの殺風景なトイレです。

特に変わったところはないのですが、

カミさんが撮ってきた女子トイレは、ご覧のように立派なトイレです。同じ建物なのに…。左側にあるのは奥への入り口ではなく大きな姿見です。この国は、男子トイレだけ立派にすると問題になるけれど、女子トイレだけ立派にしても問題にならないという不思議な国なのでありました。きっと次に来た時には男子トイレは金箔を貼った黄金のトイレになっているのではないかと思います(笑)

今日は、八女市にある八女伝統工芸館に行きました。

その前に「黄金の茶室」を見せてもらいました。貨物コンテナに八女市の技術を詰め込んで作られた茶室です。

壁面は本物の金箔が約1,500枚貼り付けられています。

上部は鳳凰の彫刻欄間です。

板にタガネを使って文様を彫り込んだ飾金具が壁にかけられていました。

漆で文様を描き、乾かないうちに金や銀などの金属粉を蒔くことで表面に定着させる技法で作られた蒔絵も飾ってありました。八女市の技術をアピールするにはいい取り組みだと思いました。

八女伝統工芸館の入り口には、日本一の大きさ(地上高10.5m)を誇る八女石灯篭が飾ってありました。

八女市にある八女伝統工芸館(無料)です。ここは、仏壇、提灯、石灯篭、手すき和紙など八女が誇る伝統工芸を一堂に展示・紹介する施設です。

高さ6.5mの日本一の大型金仏壇です。(上部のみ撮影)

高さ3mのジャンボ提灯です。

八女竹細工です。

隣にある八女民俗資料館にも行きました。八女福島の燈籠人形屋台です。

お茶を作るために使われていた機械の展示です。

ここが無料とは信じられないくらいの内容でした。八女市には非常に多くの工芸品があることに驚いたとともに、職人さんから、いろいろ教えていただきました。とても勉強になりました。おすすめです。

次に八女市にある岩戸山歴史文化交流館 いわいの郷(無料)に行きました。専用駐車場があります。

熊本県立装飾古墳館で学んだ「磐井」の石像がありました。

石人です。

古墳からの出土品は、他の施設の場合模造品が展示してあって、本物は別のところに保管してある場合が多いのですが、ここはほとんどが本物でした。

これは、古墳時代 6世紀に作られた古墳から出土した耳飾りです。朝鮮半島南部周辺で製作され日本に持ち込まれたと考えられています。それにしても、非常に精巧な作りで、このような技術が大昔にあったことが驚きです。

ここは、非常に勉強になる施設です。しかも無料というのが信じられないくらいの価値のある展示が多かったです。ここもおすすめの場所です。

岩戸山歴史文化交流館の裏に岩戸山古墳があります。この森のように見えるのがそうです。

森の中を覗くと、こんもりと山になっているのがわかります。

今日のお昼は、久留米市にある「すし一番」でいただきました。新鮮なネタのお寿司をお手頃価格でいただくことが出来ました。いいところだと思います。

久留米市にある成田山久留米分院の慈母大観音62mです。

仙台観音100mを見ているので今回は参拝しませんでした。しかし、移動の途中でちょっとだけ拝見することが出来ました。信号待ちの時に撮ったのですが、偶然「入居者募集」と重なってしまいました。観音様とはまったく関係がありません。

久留米市にある高良大社です。すぐ近くに第一駐車場がありますが台数が少ないです。今日は土曜日で人が多そうであるものの数台空いていて駐めることが出来ました。

この石段を登っていくのですが、

横に上まで運んでくれる乗り物があります。

石段を登り終えると、目の前に高良大社の社殿があります。

後ろを振り向くと素晴らしい景色が広がっていました。

美しい社殿です。

八幡造りですね。御祭神に八幡大神(はちまんおおかみ)がいらっしゃるからでしょうか。他に高良玉垂命(こうらたまたれのみこと)、住吉大神(すみよしおおかみ)の三柱が祀られていました。

その後、久留米市にあるマルキョウ 野中店で食材を調達し、

久留米市にある道の駅 くるめに着きました。

今日は、ここに泊まります。

今日も中身の濃い1日でした。特に九州の盟主として戦い抜いた「筑紫君 磐井」(つくしのきみ いわい)のことは忘れないようにしたいと思いました。

では、また明日です。

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