感性を磨きたい(1)で、少し遠くから全体を俯瞰するように物ごとを感じ取ってみると言う話をしました。もう一つ例を挙げて話をしたいと思います。
鏡に映った自分の姿は左右が逆に映ります。何故でしょうか。
上下は逆に映らないのに何故左右は逆に映るのでしょうか。いろんな人に意見を求めました。面白い解答としては、目が横に並んで付いているからと言うのがありました。では、片目を瞑ると…。
変わりませんよね。
これも少し遠くから俯瞰してみると良いと思います。つまり、鏡を見ている自分の少し後ろから、鏡を見ている自分と鏡を一緒に見ているところを想像してみてください。
右手の前には右手、左手の前には左手。そのまま投影されているだけであって反転はしていないとも言えます。 むしろ反転していると考えることの方がおかしいような気もしてきます。主観的に考えるか、客観的に考えるかで反転しているとも言えるし、していないとも言えます。
このような物の考え方を若い時からやっていたら少し違った世界観を持つ人間に育ったかもしれません。そう思っています。
今からでも遅くないと思うので、一つの意見や考えに染まるのではなく、広く捉えた物事の考え方が出来るよう訓練したいと思います。こうすることによって、多様な価値観を感じ取れる感性を持つことに繋がる(かもしれない)と思っています。
今まで、あまりにも忙しくゆっくり考える余裕もなかったような気がします。これからはもっと自分の心に水をやるようなことをしたいし、できると思っています。考えたことなどを、このブログのコラムで紹介していこうと思います。
感性を磨きたい(1)これから、素晴らしい景色や、素晴らしい人を探しに行くにあたって、一つ考えていることがあります。その事象に出会った時、果たして自分はその素...