写真は今回の旅で通ったルート
2021年3月5日からの30泊31日の中国地方を巡る旅を終え無事帰宅することができました。
今回はぐずついた天気の日は数日といつも通りお天気に恵まれた有意義な旅となりました。いろんなところを見て、その地方の考えなどを感じ取ることができました。この旅を振り返って簡単にまとめておきたいと思います。
宿泊地
日にち | 名称 | 所在地 |
3/5 | ぷらっとパーク NEOPASA浜松(上り) | 静岡県浜松市 |
3/6 | 道の駅 アグリの郷 栗東 | 滋賀県栗東市 |
3/7 | 道の駅 びわ湖大橋 米プラザ | 滋賀県大津市 |
3/8 | 道の駅 ガレリアかめおか | 京都府亀岡市 |
3/9 | 道の駅 みき | 兵庫県三木市 |
3/10 | 姫路城 大手門駐車場 | 兵庫県姫路市 |
3/11 | 道の駅 海の駅 あいおい白龍城 | 兵庫県相生市 |
3/12 | 道の駅 一本松展望園 | 岡山県瀬戸内市 |
3/13 | 道の駅 みやま公園 | 岡山県玉野市 |
3/14 | 道の駅 笠岡ベイファーム | 岡山県笠岡市 |
3/15 | 道の駅 アリストぬまくま | 広島県福山市 |
3/16 | 道の駅 みはら神明の里 | 広島県三原市 |
3/17 | 音戸の瀬戸公園駐車場 | 広島県呉市 |
3/18 | 道の駅 ソレーネ周南 | 山口県周南市 |
3/19 | 道の駅 ソレーネ周南 | 山口県周南市 |
3/20 | 道の駅 潮彩市場 防府 | 山口県防府市 |
3/21 | 道の駅 みとう | 山口県美祢市 |
3/22 | 道の駅 北浦街道 豊北 | 山口県下関市 |
3/23 | 道の駅 阿武町 | 山口県阿武町 |
3/24 | 道の駅 サンピコごうつ | 島根県江津市 |
3/25 | 道の駅 大社ご縁広場 | 島根県出雲市 |
3/26 | 道の駅 秋鹿なぎさ公園 | 島根県松江市 |
3/27 | 道の駅 あらエッサ | 島根県安来市 |
3/28 | 道の駅 きなんせ岩美 | 鳥取県岩美町 |
3/29 | 道の駅 舞鶴港とれとれセンター | 京都府舞鶴市 |
3/30 | 道の駅 藤樹の里あどがわ | 滋賀県高島市 |
3/31 | 道の駅 パレットピアおおの | 岐阜県大野町 |
4/1 | 道の駅 おばあちゃん市・山岡 | 岐阜県恵那市 |
4/2 | 道の駅 もっくる新城 | 愛知県新城市 |
4/3 | 道の駅 玉露の里 | 静岡県藤枝市 |
おもな訪問先
- 本田宗一郎ものづくり伝承館(静岡県浜松市):本田宗一郎さんの歴史とバイクの展示館
- あらたまの湯(静岡県浜松市):お湯がとろっとろでおすすめの温泉
- 刈谷ハイウェイオアシス(愛知県刈谷市):必見のトイレあり
- 比叡山延暦寺(滋賀県大津市):最澄により開かれた日本天台宗の本山寺院
- 三千院(京都府京都市):阿弥陀如来と両脇の大和坐りの観音様が見もの
- 妙心寺(京都府京都市):お寺の集合住宅と言った感じ
- 仁和寺(京都府京都市):写真撮影可でいいところたくさんあり
- カワサキワールド(兵庫県神戸市):川崎重工業グループの企業ミュージアム
- 神戸海洋博物館(兵庫県神戸市):船と港の博物館、カワサキワールドに併設
- 神戸港震災メモリアルパーク(兵庫県神戸市):被災した港の状態が保存されている
- カントコトロ(兵庫県神戸市):明石海峡大橋が見える最上階にある素敵なカフェ
- 旧武藤山治邸(兵庫県神戸市):舞子公園にある旧鐘紡舞子倶楽部(外からのみ)
- 生石神社(兵庫県高砂市):石の宝殿と呼ばれる巨大な石造物が御神体
- 姫路城(兵庫県姫路市):周りの城壁が天守閣を引き立てる白鷺のような優雅なお城
- 好古園(兵庫県姫路市):姫路城の隣にある庭園
- 書写山圓教寺(兵庫県姫路市):神社仏閣好きならば是非とも行って欲しいところ
- うすくち龍野醤油資料(兵庫県たつの市):製造工程を展示したヒガシマル醤油の資料館
- 龍野の街並み(兵庫県たつの市):龍野城の城下町、重伝建
- 三木露風生家(兵庫県たつの市):童謡作家三木露風が6歳まで住んでいた家
- 赤穂海浜公園(兵庫県赤穂市):動物園や遊園地もある塩田跡地に作った広大な公園
- 赤穂市立海洋科学館・塩の国(兵庫県赤穂市):海水から塩を作る体験あり。絶品の塩
- 赤穂市立歴史博物館(兵庫県赤穂市):塩田と赤穂義士に関する博物館
- 岡山後楽園(岡山県岡山市):岡山城の隣にある庭園
- 岡山城(岡山県岡山市):改修したてと思ったら、6月からリニューアルのため休館へ
- 吉備津神社(岡山県岡山市):日本で二番目に大きい本殿、独特の造りをしている
- 倉敷美観地区(岡山県倉敷市):倉敷市の美観地区景観条例に基づき定められたエリア
- 倉敷アイビースクエア(岡山県倉敷市):倉敷紡績工場跡地を活用した観光スポット
- 道の駅 笠岡ベイファーム菜の花畑(岡山県笠岡市):道の駅の隣に広大な菜の花畑
- 鞆の浦(広島県福山市):瀬戸内の雰囲気を味わえる漁港の街並み
- 桝屋清右衛門宅(広島県福山市):坂本龍馬の隠れ部屋が保存してある
- 入江豊三郎本店(広島県福山市):4軒ある保命酒の造り酒屋のひとつ
- 福禅寺 対潮楼(広島県福山市):正面の弁天島にある弁財天福寿堂が観られる
- 阿伏兎観音(広島県福山市):断崖絶壁に作られた観音堂が素晴らしい
- 千光寺(広島県尾道市):石鎚山の鎖修行はスリル満点(尾道の三大寺)
- 猫の細道(広島県尾道市):猫に関するお店や美術館が続く細い道
- 天寧寺(広島県尾道市):拝観料無料で襖絵や五百羅漢を拝観できる
- 浄土寺(広島県尾道市):鳩がたくさん(尾道の三大寺)
- 西国寺(広島県尾道市):広い境内の奥には三重塔がある(尾道の三大寺)
- 御袖天満宮(広島県尾道市):映画 転校生で主人公たちが転げ落ちた石段あり
- 竹原の街並み(広島県竹原市):竹鶴政孝生誕の地である酒屋などあり(重伝建)
- 普明閣(広島県竹原市):京都の清水寺を模して造られた掛造のお寺あり
- アレイからすこじま(広島県呉市):護衛艦や潜水艦を観ることができる
- 錦帯橋(山口県岩国市):錦川に架橋された、5連の木造アーチ橋、日本三代名橋
- 回天記念館(山口県周南市):人間魚雷回天のレプリカや遺品の展示あり
- 回天訓練所(山口県周南市):大津島にある人間魚雷回天の訓練施設跡
- TOSOH PARK 永源山(永源山公園)(山口県周南市):ゆめ風車のある大きな公園
- 防府天満宮(山口県防府市):春風楼にある龍の彫り物は一見の価値あり
- 瑠璃光寺(山口県山口市):五重塔は日本の三名塔のひとつ
- 山口県立山口博物館(山口県山口市):山口県の歴史から宇宙まで豊富な展示物
- 秋吉台展望台(山口県美祢市):カルスト地形を観ることができる
- 秋芳洞(山口県美祢市):公開部分の長さが1Kmの鍾乳洞
- 別府弁天池湧水(山口県美祢市):コバルトブルーの色をした湧水地
- 毘沙ノ鼻(山口県下関市):本州最西端の岬
- 福徳稲荷神社(山口県下関市):ものすごく長い鳥居のトンネルがある
- 角島展望台(山口県下関市):角島大橋を観ることができる展望台
- 角島灯台(山口県下関市):登れる灯台16基のうちのひとつ
- 夢崎明神(山口県下関市):角島の夢崎にある神社
- 元乃隅神社(山口県長門市):海まで伸びる鳥居の列と龍宮の潮吹(拝観は中止中)
- 松陰神社(山口県萩市):吉田松陰を祀った神社
- 吉田松陰歴史館(山口県萩市):吉田松陰の歴史を蝋人形を使って説明した展示館
- 松下村塾(山口県萩市):幕末より明治期の逸材を多く輩出した吉田松陰の塾
- 東光寺(山口県萩市):四件の重文(建造物)と毛利家墓所があるお寺
- 道の駅 阿武町(山口県阿武町):阿武町の人たちのあたたかみを感じられる道の駅
- 須佐ホルンフェルス(山口県萩市):岩石が再結晶化して出来た模様が美しい岸壁
- 石見畳ヶ浦(島根県浜田市):いろんな化石を観ることができる海岸
- 大久保石見守長安墓所(島根県太田市):伊豆から信濃、そして石見までを管理した代官
- 清水谷製錬所跡(島根県太田市):選鉱場跡、シュート跡、トロッコ道などいろいろあり
- 下河原吹屋跡(島根県太田市):鉱石分を溶かして銀を取る吹屋があったところ
- 石見銀山龍源寺間歩(島根県太田市):600mの坑道のうち157mが公開されている
- 佐毘賣山神社(島根県太田市):祭神は金山彦命。世界遺産の一部
- 大森代官所跡(島根県太田市):今は石見銀山資料館となっている
- 城上神社(島根県太田市):社殿が独特、天井に梶谷円隣斎守休が描いた「鳴き龍」
- 羅漢寺(島根県太田市):窟の中に五百羅漢あり
- 出雲大社(島根県出雲市):大国主大神を祀る神社、縁結びの神社、大きな日の丸あり
- 稲佐の浜(島根県出雲市):砂浜にある小山に鳥居と小さな社がある
- 日御碕海岸展望所(島根県出雲市):透き通った海、良好な景観
- 日御碕神社(島根県出雲市):素戔嗚尊(すさのおのみこと)と天照大神を祀った神社
- 出雲日御碕灯台(島根県出雲市):登れる灯台16基のうちのひとつ、日本一の高さ
- 醫王山一畑寺(島根県出雲市):水木しげるさんとそのお手伝いさんに関係するお寺
- 松江神社(島根県松江市):松江城にある平直政公が主祭神の神社
- 松江城(島根県松江市):現存天守12城のひとつ
- 松江ホーランエンヤ伝承館(島根県松江市):松江に伝わる祭りの伝承館
- 美保関灯台(島根県松江市):山陰最古の石造灯台
- 仏谷寺(島根県松江市):1200年前の創建、山陰最古の木像仏が眠る(拝観せず)
- 青石畳通り(島根県松江市):江戸時代後期に当地の海石を切り出して敷設したもの
- 美保神社(島根県松江市):事代主命(えびす様)の総本宮
- 鳴り石の浜(鳥取県琴浦町):コトコトと石の音が鳴る海岸、河原と変わらない?
- 神崎神社(鳥取県琴浦町):宮大工・小倉平次郎の竜の彫刻など彫り物がたくさん
- 波しぐれ三度笠(鳥取県琴浦町):彫刻家流政之氏の作品で海を向いた石像が3体
- 白兎神社(鳥取県鳥取市):古事記や日本書紀に出てくる因幡の白兎で有名な神社
- 白兎海岸(鳥取県鳥取市):因幡の白うさぎの舞台となった砂浜
- 鳥取砂丘 砂の美術館(鳥取県鳥取市):砂で作った精巧な像がたくさんあり
- 浦富海岸(鳥取県岩美町):以前来た時に海が澄んで綺麗だった海岸
- 荒砂神社(鳥取県岩美町):左甚五郎の高弟・小倉園三郎の五段の龍あり(見逃した)
- 向島恵比寿神社(鳥取県岩美町):浦富海岸の小島にある神社
- 穴見海岸展望所(兵庫県新温泉町):2020年にリニューアルされた景観のよい展望台
- 琴引浜(京都府京丹後市):鳴き砂で有名、雨の後のため鳴かなかった
- 天橋立ビューランド(京都府宮津市):天橋立を観ることができる高台にある施設
- 智恩寺(京都府宮津市):知恵の文殊とも呼ばれ、日本三文殊のひとつ
- 吉田のしだれ桜(京都府舞鶴市):樹齢300年以上になるしだれ桜がある
- 瑠璃寺(京都府舞鶴市):吉田のしだれ桜があるお寺
- 舞鶴赤れんがパーク(京都府舞鶴市):一部を外から観た。ショップ等へは行かず
- 海上自衛隊 北吸係留所(京都府舞鶴市):平日のため桟橋には入れず外から拝見
- 舞鶴引揚記念館(京都府舞鶴市):シベリアなどからの引揚者の記録などを展示
- 引揚桟橋(京都府舞鶴市):引揚者が到着した桟橋を復元したところ
- 明通寺(福井県小浜市):国宝の本堂、三重塔や重文の仏像などがある
- 白鬚神社(滋賀県高島市):琵琶湖の中の鳥居が神秘的な神社
- 海津大崎(滋賀県高島市):2Kmに渡って続く桜並木は素晴らしい
- 向源寺(滋賀県長浜市):世界一美しい十一面観世音菩薩がある
- 岐阜関ヶ原古戦場記念館(岐阜県関ヶ原町):行ったものの要予約で観られず
- 根尾谷淡墨ザクラ(岐阜県本巣市):樹齢1500年で日本第2位
- 霞間ヶ渓公園(岐阜県池田町):桜がたくさん咲いている公園、しだれ桜は終わってた
- 岐阜かかみがはら航空宇宙博物館(岐阜県各務原市):飛行機と宇宙の博物館
- 日本一の水車(岐阜県恵那市):道の駅 おばあちゃん市・山岡にある水車
- 小里川ダム(岐阜県瑞浪市・恵那市):庄内川支流に建設された重力式コンクリートダム
- 足助の町並み(愛知県豊田市):戦国時代から江戸初期にかけて出来上がった街並み
- 香嵐渓(愛知県豊田市):矢作川支流巴川がつくる紅葉やカタクリの花などが有名な渓谷
- 馬頭観音(愛知県豊田市):馬車組合の人たちによって建てられた観音様
- 足助神社(愛知県豊田市):後醍醐天皇の篭城軍総大将となった武将 足助次郎重範を祀る
- 足助八幡宮(愛知県豊田市):旅行・交通安全・足に関すること全般に利益がある神社
- 法多山尊永寺(静岡県袋井市):厄除けだんごが有名で季節限定の桜団子に長蛇の列
総走行距離、日数
総走行距離:2792.9Km(90.1Km/日)
日数:30泊31日
読めるようになった地名
- 山口県防府市 ほうふし
- 山口県美祢市 みねし
- 島根県安来市 やすぎし
- 岐阜県各務原市 かかみがはらし
- 愛知県豊田市足助町 あすけちょう
- 岐阜県揖斐郡揖斐川町 いびぐんいびかわちょう
振り返り、今後のために
- 地域ごとに性格のようなものがあると書いたことがあるけれども、やはり今回の旅でもそれを感じた。訪問を心から歓迎してくれていることをいろいろなところから感じられる優しい町があるかと思えば、法律に触れない範囲で巧妙に車中泊訪問者を忌諱しているのではないかと思いたくなるような町もあって非常に面白いと思った。一部のみを見てその町のことを判断するのは危険であると承知の上で、この日本という国の特質を俯瞰的に把握するにはよいのではないかと思っている。
- 自治体によって、うまくやっているところがある一方で、もっとうまくやればいいのにと思ってしまう自治体がある。自治体間でよい事例の真似をすれば日本はもっとよくなるのにと思う。やっているのだろうけれど、まだまだやれる余地があると思う。
- 山口県の阿武町について、もっと調べてみたいと思った。おそらくこの町は、いろんな意味で参考になる要素を持っている町であると思う。ここは、素晴らしい町だ。(おそらく)
- 車中泊は人がまったくいないところを利用しているという夫婦に出会った。そこには道の駅での車中泊とはまったく違う世界があることを知った。発電機が使えるために、電子レンジ、オーブン、電気毛布などを有効活用していた。このご夫婦には、また会って詳しく話をしたい。(連絡先は聞いてないけれど、偶然にも自分と同じ県民)
- 「うわっ」や「ふぁー」という言葉が漏れるくらい感動する機会は日常生活を送っていると滅多にないけれど、旅をしていると結構ある。自分が幸せな生き方をさせてもらっているのだと感謝したい。
- 海水を煮詰めて作った塩がものすごくうまいことを知った。売っている海水から作った塩とは違った旨みのある美味しい塩である。赤穂市に行ったら赤穂市立海洋科学館・塩の国にまた行こうと思う。
- 事前調査不足のために見逃して後で気づいたり、予約制で観ることが出来なかったりした。気ままな旅とは言え、もう少し調べてから行けるといいと思った。
- 神社には拝殿の後ろに本殿があるけれど、本殿も観ることができる場合があるし、本殿の裏にもいろいろあったりするので、忘れずに確認をするようにしたい。
- 旅の最中でも、イノベーションの要素はたくさんあることに改めて気付かされた。いつものやり方に満足するのではなく、少しでも効率よく、便利にやれる方法はたくさんある。工夫の余地は無限にあるのだ。自分で気づいた工夫は、このブログでも新たなカテゴリーを作って紹介していきたい。
- 紙ベースの地図は、パソコンやスマホ上の地図とは違った良さがあることを痛感した。紙に関係する仕事をしていた時代に「紙には紙の良さがある」と信じていたけれど、それは本当だと身をもって感じた。
- 安全運転には細心の注意を払わなければいけないと思った。道の横を歩いていた野良犬が道路に飛び出してくる前に気がついて減速したからよかったけれど、対応が遅かったら跳ねていたに違いない。これに限らず、これまでは運が良かったのかもしれない。神様に感謝するとともに、これからも安全運転を心がけようと思う。
- 今回の旅を通して、改めて日本はいい国だなあと思った。しかし、本当の日本の姿はまだわかっていないような気がする。もしかしたら今まで当たり前に思っていたことが実は違っているのではないだろうかと気づき始めてきたようにも思う。もう少し調べてみたい。
以上、簡単ではありますが、今回の旅の無事に感謝してまとめとさせていただきます。(礼)