写真は今回の旅で通ったルート
2023年3月28日から4月16日までの19泊20日の北陸地方を巡る旅を終え無事帰宅することができました。主目的はヒスイを見つけることだったのですが、途中で会社時代の友人から連絡があり実家を訪問した上に、一緒に飲みに行くという嬉しい出来事がありました。
今回は概ね晴天に恵まれました。雨が降るにしても配慮してもらっているのではないかと思う振り方でした。また、ヒスイを見つけるためには海が荒れた後の方がよいと言われており、期待したとおり旅の途中で海が荒れて、その後のヒスイ探しを経験することが出来ました。それで、見つけられるかは別の話であることは言うまでもありません。
大阪から来たヒスイ歴10年になるTさん、東京から来たヒスイ歴2年目になるTさんご夫妻、毎度個性の強い方々と知り合いになるのは何か意味があるのだろうなと思います。
この旅を振り返って簡単にまとめておきたいと思います。
宿泊地
日にち | 名称 | 所在地 |
3/28 | 道の駅 安曇野松川 | 長野県松川村 |
3/29 | 道の駅 親不知ピアパーク | 新潟県糸魚川市 |
3/30 | 道の駅 越後市振の関 | 新潟県糸魚川市 |
3/31 | 道の駅 親不知ピアパーク | 新潟県糸魚川市 |
4/1 | 道の駅 うなづき | 富山県黒部市 |
4/2 | 道の駅 カモンパーク新湊 | 富山県射水市 |
4/3 | 道の駅 のとじま | 石川県七尾市 |
4/4 | 道の駅 すずなり | 石川県珠洲市 |
4/5 | 道の駅 能登食祭市場 | 石川県七尾市 |
4/6 | 道の駅 万葉の里 高岡 | 富山県高岡市 |
4/7 | 道の駅 カモンパーク新湊 | 富山県射水市 |
4/8 | 道の駅 越後市振の関 | 新潟県糸魚川市 |
4/9 | 道の駅 親不知ピアパーク | 新潟県糸魚川市 |
4/10 | 道の駅 親不知ピアパーク | 新潟県糸魚川市 |
4/11 | 道の駅 あらい | 新潟県妙高市 |
4/12 | 道の駅 あおき | 長野県青木村 |
4/13 | 道の駅 マルメロの駅ながと | 長野県長和町 |
4/14 | 道の駅 信州蔦木宿 | 長野県富士見町 |
4/15 | 道の駅 とよとみ | 山梨県中央市 |
おもな訪問先
- 大町山岳博物館下展望台(長野県大町市):大町市の町並みが見渡せる高台にある展望台
- 若一王子神社(長野県大町市):神仏習合の名残である鳥居と三重塔がある神社
- 須沢海岸(新潟県糸魚川市):ヒスイ探しポイントのひとつ
- ラベンダービーチ(新潟県糸魚川市):ヒスイ探しポイントのひとつ。奴奈川姫の像あり
- 親不知海水浴場(新潟県糸魚川市):ヒスイ探しポイントのひとつ。道の駅に面する海岸
- 市振海水浴場(新潟県糸魚川市):ヒスイ探しポイントのひとつ。それほど広くはない
- 宮崎・境海岸(富山県朝日町):ヒスイ探しポイントのひとつ。交流拠点ヒスイテラスあり
- フォッサマグナミュージアム(新潟県糸魚川市):石の鑑定をしてもらうために訪問
- 富山城址公園(富山県富山市):公園として整備された富山城の城跡
- 富山市郷土博物館(富山県富山市):空襲の復興事業で建てられた富山城を使った博物館
- 富山ガラス工房(富山県富山市):立派なガラス製品の製造、展示販売をやっている施設
- 諏訪の大杉(富山県氷見市):大きな枝が多数生えている立山杉系の巨木
- 和倉温泉お祭り会館(石川県七尾市):七尾市を代表する祭りを展示。無料部分のみ拝見
- 湯っ足りパーク(石川県七尾市):足湯があり能登島が見られる眺めのよい公園
- 能登島大橋展望台(石川県七尾市):能登島大橋を見るための展望台
- 須曽蝦夷穴古墳(石川県七尾市):横穴式石室が2つある7世紀中頃の古墳
- イルカポイント(石川県七尾市):イルカを観ることが出来るポイント。いなかった。
- ボラ待ちやぐら(石川県穴水町):昨年に比べ周りの海藻がかなり増えたように感じる
- イカの駅 つくモール(石川県能登町):イカ漁について学ぶことができる施設
- 磯の観察路(石川県能登町):ここも海藻が成長して美しさが低減
- 禄剛崎(石川県珠洲町):能登半島の最先端。禄剛崎灯台あり。日本の中心のひとつ
- 「聖域の岬」自然環境保護センター(石川県珠洲町):無料ゾーンのみ拝見
- 真脇遺跡(石川県能登町):まだ3%しか発掘調査されていない遺跡、それも20年前
- 真脇遺跡縄文館(石川県能登町):真脇遺跡の出土品を展示した博物館
- 土製仮面モニュメント(石川県能登町):土製仮面を大きく拡大して作られたモニュメント
- 能登長寿大仏(石川県穴水町):私財を投じて作られた北陸最大級の青銅製大仏
- 真和園 三重塔(石川県穴水町):個人で建てた三重塔
- 能登さくら駅(能登鹿島駅)(石川県穴水町):桜が満開で花見客で賑わっていた駅
- のと里山里海ミュージアム(石川県七尾市):七尾市の良さと故郷のありがたさがわかる
- 柳田布尾山古墳(富山県氷見市):日本海側にある前方後方墳では最大のもの
- 古墳館(富山県氷見市):柳田布尾山古墳を上から観ることができる施設
- 百万石うどん 氷見店(富山県氷見市):昨年、氷見うどんのお店と間違えていったお店
- 田子浦藤波神社(富山県氷見市):石段がすごい樹に覆れている高台にある神社
- 魚津埋没林博物館(富山県魚津市):2000年以上前に埋没した樹を発掘し保存する施設
- 高瀬湧水の庭(富山県入善町):黒部川右岸の湧水地帯を代表する湧水地で給水場
- 歌海岸(新潟県糸魚川市):ヒスイ探しポイントのひとつ。それほど広くない
- Raum戸倉宿(酒造コレクション)(長野県千曲市):400年以上の歴史を誇る昔の蔵元
- 田沢温泉有乳湯(長野県青木村):こぢんまりとした昭和を感じさせる雰囲気の温泉
- コインランドリー 白銀(長野県上田市):オーナーからコーヒーのお供にとお菓子を
- 大法寺(長野県青木村):正慶2年(1333年)に建立された国宝の三重塔が美しい
- 食彩や 旬(長野県上田市):大将が永ちゃんファン。お気に入りのお店のひとつ
- 戦没画学生慰霊美術館 無言館(長野県上田市):戦没画学生の作品を展示した美術館
- 前山寺(長野県上田市):国指定重要文化財の三重塔あり
- 塩野神社(長野県上田市):楼閣造の拝殿が珍しくて美しい
- 安良居神社(長野県上田市):本殿の彫刻がすごいらしい。しかしまったく見えず
- 蓼科大滝(長野県茅野市):滝もさることながら途中にある原生林の森は一見の価値あり
- 蓼科湖(長野県茅野市):それほど大きくはない湖
- 御射鹿池(長野県茅野市):風や季節など条件を選んでいけば素晴らしい景色が…
- おしどり隠しの滝(長野県茅野市):階段状になっていて見応えのある滝
- 茅野市尖石縄文考古館(長野県茅野市):国宝の土偶「仮面の女神」などあり
- 奇石博物館(志津岡県富士宮市):日本で最初にできた石の博物館、奇石・鉱石を展示
総走行距離、日数
総走行距離:1464.6Km(73.2Km/日)
日数:19泊20日
走行ルート
行き(3/28〜4/4)のルート
今回はヒスイ探しが主目的でしたので行きは最短ルートで糸魚川まで行きました。一般道のみで行ったものの2日目の午後にはヒスイ探しをしていました。しばらくヒスイ探しをしたのち、金沢を観たいと思い向かう直前で、珠洲市(能登半島の最先端)に実家がある友人から、今実家に帰省しているから来ないかとの誘いを受け予定を変更し珠洲市に向かいました。途中、能登島をじっくり観たいと思っていたので能登島を観ながら珠洲市に向かいました。
帰り(4/5〜4/16)のルート
帰りは、ふたたび糸魚川でヒスイ探しをした後、来た道を帰れば逆向きの景色が楽しめそうだし、より西側を通って飛騨高山を観て帰るのもいいし、上越で好きなラーメンを食べて、上田で馴染みのお店に寄っていくのもいいなと迷いました。結局、素直にラーメンを食べて馴染みにお店(訪問した当日が定休日で1日待つ)に寄って帰ってきました。
読めるようになった地名
今回は特にありませんでした。
気づき、振り返り、今後のために
- 富山県(もしかしたら宇奈月だけかもしれない)の切り餅には食塩が入っていて、とても美味しい。どれくらい美味しいかと言うと、もうサ○ウの切り餅が食べられなくなったし、通販で購入し実家に大量に送ったくらいだ。ちなみに株式会社うなづき食工房の切り餅。今回、この餅を持ってきてくれた友人(道の駅 うなづきで昨年知り合った)に心から感謝したい。
- 旅の最中はどうしてもお惣菜が多くなりがちで、できるだけ原産地や添加物に気を使って購入している。今回、産地表示に「国産、または輸入」と書いてあるお店があった。全く理解に苦しむ。こういうお店ではできるだけ買わないようにしている。
- 温泉があって、さほど高くない場合(目安600円まで)には毎日温泉に入るようにしている。温泉の泉質にもかなり詳しくなったし、観察力も高まった。と、そう思っていたけれど、助手の感性の方が高かった。体に着く泡を観察していた。それをもって、お湯の新鮮度合いを語っていた。それが正しいのか今後見ていきたいと思っている。(炭酸泉は除く)
- 動画の撮影の仕方がまったくなっていない。せっかく撮影しても感動がまったく伝わらない。もう少し考えて動画の撮影がうまくなるように練習したい。
- 石が好きな人に悪い人はいない。これは、今回の旅でも言えることだった。
- 旅の最中に知り合いになる人は、ほとんどすべてと言っていいほど個性的な方だ。なぜそうなるのかをもう少し考えてみたいと思う。
以上、簡単ではありますが、今回の旅の無事を神様、仏様、ご先祖様、ブログを読んでくださった方々に感謝してまとめとさせていただきます。(礼)