つぶやき

歴史という物語

写真は岐阜関ケ原古戦場記念館のタペストリー
(長野 剛氏)より

このブログを初めて3年になりました。

日本の素晴らしさを「人物」と「風景」で、まとめていこうと思いたち、その下調べのために日本中を旅して回り始めました。そして、今、改めて「人物」と「風景」で日本の素晴らしさを語るだけは不十分で「歴史」について勉強し直そうと思い始めています。

これまでも何度か言ってきましたが、「日本史」は大嫌いでした。誰が、いつ、何をしたのかを覚えたところで、それが一体何のためになるのかと思っていたことと、言い伝えられている史実は、事実とは違う可能性があり、それを知ったところでどうなるのかと思っていたからです。

しかし、これまで日本を回ってきて、関ヶ原の戦い、川中島の戦い、西南戦争など数多くの歴史に触れてきました。その内容を知ることが出来ても、その知識は点として頭の中に存在するだけで、非常にもったいないと思うようになりました。知識は深まると、点と点が結びついて線となり、ひいては面となります。そうなって初めて知恵のもとになると思っています。

したがって、これから嫌いであった「日本史」を勉強し直そうと思うようになりました。ひとつの歴史にも、いろいろな見方があって、正義としても悪としても見えてきます。そのためにも多面的に観ることが非常に重要であって、そこからこの日本を動かした人物の姿に触れることが出来るのかもしれないと思っています。

嫌いと思いながら「歴史」に触れるよりも、好きになるほうが絶対に自分にとってプラスになると気づきましたので、遅まきながら、これから歴史(ヒストリー)という物語(ストーリー)を楽しもうと思います。

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