旅レポート

八幡古表神社、宇佐空の郷、城井一号掩体壕、大貞八幡宮 薦神社

写真は、宇佐市にある城井一号掩体壕

道の駅 豊前おこしかけの夜です。

トイレは、明るい電気が灯った情報館の中にあります。

TOTO製の便器が並ぶ、とてもきれいなトイレです。

そして、朝です。土曜日から日曜日にかけての車中泊なのですがキャンピングカーがいません。どこかいいところがあるのでしょうか。奥の駐車場に泊まったのは自分たちと、もう一台のみでした。

今日、最初に訪問したのは、吉富町にある八幡古表神社(はちまんこひょうじんじゃ)です。

朝一番に神社を参拝するのは清々しい気持ちになっていいです。

社殿をじっくり観たかったのですが、観ることが出来る境内の造りになっていませんでした。本殿もよく見えませんでした。

伝統神事「 細男舞 神相撲 ( くわしおのまい かみずもう ) 」に登場される四十余柱の神様が祀られています。

境内には、土俵だったと思われる建物もありました。

3週間前に来た大分県宇佐市にふたたびもどり、宇佐空の郷(うさくうのさと)に行きました。戦争遺構で観ていないものがあり九州を去る前に観ておきたかったからです。ここ宇佐空の郷は、戦争遺構めぐりの拠点施設になります。

外に宇佐海軍航空隊正門門柱の模型があります。下に敷き詰められているのは滑走路で実際に使用されていたコンクリートです。

そして、宇佐空の郷の中に土に埋もれていた本物の正門が展示してありました。正面の表札はなくなっていたそうです。ところどころ銃弾の痕が見られます。向う側にあるのが当時の正門の写真です。ここで、周辺にある戦争遺構についての場所などを聞いて回りました。

宇佐海軍航空隊 耐弾式コンクリート造建物です。受信所、または排水所といわれており外壁の厚みが45cmもあります。

中には入れないのですが、金網の隙間から中を覗いた写真です。

ここも弾痕が痛々しいです。

次に、宇佐海軍航空隊 落下傘整備所です。

中央の白い○は、この建物が重要な建物であることを意味しており、火事などの有事の際に最優先で対応することになっていました。

金網から中を覗いてみました。

機銃掃射の痕がすごいです。

弾痕をよく見てみると、ほぼ水平に弾が食い込んでいることがわかります。戦闘機が低い位置から水平に近い角度で掃射したのだと思います。

次に爆弾池を観に行きました。上から見ることが出来るようになっていました。

大きな砲弾痕が保存されていました。

ここには、宇佐海軍航空隊の滑走路跡があります。

とはいっても、今は道路になっていました。

前回、すぐ近くまで来て観ずに行ってしまい、後悔したところです。今回、ここを観るために戻ってきました。城井一号掩体壕です。掩体壕とは軍用機を敵の空襲から守るための施設です。

ここの掩体壕には国東沖で引き上げられた零戦のプロペラとエンジンが展示してありました。

掩体壕のすぐそばに宇佐海軍航空隊 神風特別攻撃隊154名の慰霊碑が建っていました。

日本の将来のために尊い命を捧げられた英霊のみなさまから、「俺たちの思いに恥じない生き方をしているのか」と問われているようでなりませんでした。

不思議なことに車に戻ると小さな可愛い小鳥が自分の車とじゃれ合っていました。ミラーに留まろうとするのだけれど、すべってうまく留まれない、羽ばたいて留まろうとする。そんな動作を繰り返していました。写真を撮ろうとすると、すぐにいなくなり、また戻ってきます。何度も何度も。

特攻隊として突撃された若者の生まれ変わりなのかもしれないと思いました。ここを観るために戻ってきてよかったです。

今日のお昼は、中津市にある資さんうどん 中津店です。

肉ごぼ天うどん760円をいただきました。
福岡三大うどんチェーン(助手調べによる)のひとつ資さん(すけさん)うどんです。うどんは麺がふにゃふにゃ系で汁は甘めです。先日の牧のうどんと甲乙つけ難いです。ただし、牧のうどんのごぼ天がフリッターっぽいのに比べ、天ぷら感があって美味しいです。総合判断で資さんうどんの勝ちとさせていただきました。(自分の味覚基準による判断であり客観性はまったくありません)

次に、助手が古本を買うために、中津市にあるBOOKOFF 大分中津店に立ち寄りました。ここは、それほど大きくないものの、100円本の中にいい本がたくさんあり、5冊も買ったとご満悦でした(笑)

次に、中津市にある大貞八幡宮 薦神社(こもじんじゃ)を参拝しました。

ここにも大きなクスノキがありました。助手(たまに良い働きをする人なのでありました)が宮司さんに取材したところによりますと樹齢は1,200年以上になり、

胸高周囲は大分で一番とのことでした。

日が射していれば、紅葉が美しかっただろうと思いながら参拝しました。

神門です。裳階(もこし)付き三間一戸二重門なのですが、門が閉ざされていて正面からしか観ることが出来ません。

拝殿です。

八幡神が三歳の童の姿で降臨された時の足跡です。

ここの神社の御神体は裏にある三角池です。

池の周りには大きなクスノキがいくつか生えていました。

神々しい池です。

太陽が出ていれば、もっと美しかったであろう三角池でした。

その後、中津市にある新鮮市場 大貞店で食材を調達し、

今日のお風呂がある福岡県上毛町の太平楽駐車場に行きました。ここにはレストランや産直市場などいろいろなお店がありました。

そして、湯の迫温泉 大平楽600円(JAF500円)です。

なんと、中にはいると、このような感じでした。隣に演劇場があるからのようです。

所感:浴槽がたくさんあるスーパー銭湯です。アルカリ性のためとろみに期待したものの、まったくありませんでした。隣が演劇場であるからか人がたくさんいました。

温泉諸元 泉質:アルカリ性単純温泉(低張性 アルカリ性 温泉)、加水 なし、加温 あり、濾過循環 あり、消毒 あり、pH9.6、メタけい酸 39.9mg、炭酸水素イオン 31.3mg、内湯4(18㎡ ジャグジー1、2.5m x 2m ジャグジー1、2m x 2m イベント湯 白濁 もや風呂、2m x 2.5m 電気風呂)、外湯2(φ2m、打たせ湯1)、サウナ1、水風呂1、洗い場14ヶ所

隣の演劇場です。

このあと、演劇が始まるようで、かっこいい人が出るらしいです。この人でしょうかね。

これから、中津のからあげ屋さんによって、先日お世話になった道の駅 なかつに泊まります。揚げたてをいただきたいので、本日はこのへんで。

では。

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