高知県土佐清水市にあるトオルマ洞門付近の磯を紹介します。
高知県土佐清水市には洞門と呼ばれる海水で侵食されてできたほら穴がたくさんあります。その中でもトオルマ洞門は年に2回(春分の日と秋分の日とその前後の4日間)だけ細い洞門を黄金色の夕日が貫く神秘的な自然現象を観ることができます。
今回紹介するのは、そのトオルマ洞門ではなく、その付近の磯です。エメラルドグリーンという言葉は、この磯の色を伝えるためにできたのではないかと思うくらい美しい色をしています。
トオルマ洞門の地図を載せておきます。
県道27号から足摺サニーサイドホテルに向けて入っていくと、すぐ右側に石工所があります。そこから30m進むと石鎚神社とかいた小さな神社(写真)があります。その隣が駐車スペースになっていますので、そこに駐めさせていただきました。まずは、この神社にお参りしてホテルの方へ歩いて行きます。(この写真の左方向)
これが足摺サニーサイドホテルです。
このホテルに向かって歩いていくと左側に道がありますので、そこを降りて行きます。
すると駐車場があります。中央の矢印の形をした看板には、「車はここより左側に止めてください」と書いてあります。ここから遊歩道なので遊歩道を利用する人の駐車場なのかもしれません。この写真の右側が遊歩道になります。
「遊歩道→」と書いてありますので、その通りに進んでいきます。
すると、このホテルのプールに突き当たります。ここから左側を見ると
このような下り坂になっています。
そこを下っていくと、看板があって左が展望台、右が磯と書いてあります。今回紹介するのは磯の方なのですが、展望台も気になるでしょうから少し紹介します。左に歩いて行きます。
このような道をしばらく歩いていくと
先が明るくなってきます。
そこが展望台です。
左側を見ると複数の洞門を観ることができます。晴れていれば素晴らしい景色なのだと思います。
それでは、先ほどの看板のところまで戻り右側に降りて行きます。
どんどん降りていくと磯に出ます。右側には洞門があるのですがよく見えません。
左側の岩の下を見るとコバルトブルーの世界が広がっていることに驚くことでしょう。
実際の色はもっと美しく、しかも立体的なので写真より感動すると思います。
このようなところで泳ぐことができたら気持ちいでしょうね。
もう少し進むと、今度はエメラルドグリーンの世界が広がります。
実際には深く神秘的な雰囲気が感じられる色です。
美しいです。
岩が無彩色に近いのも、水の中の色を引き立たせるのに役立っている気がします。
波の影響を受けないので、水の底がよく見えます。満潮になると波が入ってくるのでよく見えなくなると思います。
今回は曇りの天気でした。もし晴れた日でしたら、もっと色がきれいだったと思います。
この撮影では、水面での反射を抑えるためにC-PLフィルタを使用しています。肉眼で見る場合には水面の反射があるので見る角度を工夫する必要がありますが写真で見るよりも立体的に見えるのでより感動的だと思います。
ぜひ、訪問されてご自分の目でご覧ください。