旅レポート

脇町うだつの町並み、脇町劇場オデオン座、阿波の土柱

37日目:徳島県板野町、阿波市、美馬市
走行距離:70.9Km

今日は、昭和初期に作られた演劇場と自然が作った芸術品である土柱(どちゅう)を観に行きました。

昨晩検討した結果、このまま四国を去るのではなく四国の山の中に入っていくことにしました。しかし、朝目をさますと周りは雪景色でした。

今度こそ、車の雪を落とす道具を用意しておこうと強く思いました。

風が吹くと雪が舞って周りが見えなくなります。

今日の朝は、ここの道の駅にあるおにぎり屋さんで温かいおにぎりとクラムチャウダーを買って、雪景色を観ながらいただきました。

この辺りは雪はほとんど降ることがないそうで、今日の雪でしばらく渋滞するだろうということでした。自分たちが行こうと思っていた山の中に入っていくのは、今の時期厳しそうなので、今回の旅でいくのはやめることにしました。

そこで、今日は渋滞が緩和されるまで待って美馬市に行きました。

美馬市にある道の駅 藍ランドうだつです。駐車場からお店の方に登ってきたところから駐車場を撮りました。

今日のお昼は、ここの道の駅にある藍蔵(あいぐら)でいただきました。

阿波尾鶏せいろ蒸し1,200円です。

食事を終えると、道の駅のすぐ裏手にある脇町・うだつの町並みを散策しました。

これが、うだつです。あのうだつが上がらないの語源となったうだつです。

火災が隣の家に燃え移るのを防ぐ目的で作られたものです。

懐かしい看板がありました。

うだつも芸術的な形をしています。

井戸のポンプもかっこいいですね。

この町並みを歩いていくと、脇町劇場 オデオン座200円があります。

昭和9年(1934年)に建てられた芝居小屋です。

山田洋次監督の映画「虹をつかむ男」の舞台になり一躍脚光を浴び、その後文化的価値が見直され、町の指定文化財として昭和初期の創建時の姿に修復され一般公開されています。

いろいろな人の色紙が貼ってありました。

芝居小屋を見るのは初めてなのですが、すごく美しいと思いました。

建物延面積612.17㎡、収容人員250名の演劇場です。しばらく写真をご覧ください。

手前が花道です。

舞台裏の部屋にも入って見ました。

舞台から客席を見たところです。

大向(おおむこう)と呼ばれる2階の低料金の席へ上がる階段です。

大向から見たところです。

舞台や花道の床下空間である奈落への入り口です。

奈落に降りてみました。

昭和に作られた演劇場が、これほどまでに美しいとは思ってもいませんでした。

次に、アメリカのロッキー、イタリアのチロルに見られる土柱(どちゅう)と並んで、「世界三大奇勝」と称される阿波の土柱に行きました。昨日降った雪が少し残っています。頂上から見たところです。柵がなく前に出るとそのまま転落してしまいますので、思い切った写真が撮れていません。

頂上から正面に降りて行きます。

正面から見たところです。

そして、下から見たところです。最初は、ロッキーやチロルと並べるのは大袈裟ではないかと思っていましたが、この景色を見ると満更でもないなと感心しました。

その後、美馬市にあるキョーエイ 脇町ミライズ店で食材を調達し、昨日と同じ上板町の吉野川温泉400円に行きました。男女の温泉が入れ替えになっていました。

宿泊は、昨日と同じ板野町の道の駅 いたのです。

今日は、雪でどう過ごそうかと思っていましたが、非常に有意義な1日を過ごすことが出来ました。

それでは、また明日です。

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