つぶやき

断捨離

会社を辞めてから取り組んできたことに断捨離があります。自分の部屋は物置の中に住んでいるのかと言われそうなくらいモノで溢れていました。それがずいぶんすっきりとした部屋になってきましたので、断捨離について少しつぶやいてみたいと思います。

あの世には自分の身体さえ持っていけない

モノを捨てると言うことは、そのような習慣ができていない人にとってはなかなかできないものです。もしかしたら何かに使えるかもしれないと思ったり、特に考えずに取っておいたり、そうこうしているうちに部屋が物置みたいになってしまいます。

取っておきたい気持ちはよくわかりますけれども、よく考えてみてください。あなたの大事な身体でさえ、いつかはお別れをしなければいけないのです。物理的なものに関しては何もあの世に持っていくことはできません。(精神的なものに関してはわかりません)

したがって、たくさんモノを取っておいたところで、誰かに迷惑をかけてしまうだけです。必要なモノ以外は適宜処分をしてすっきりさせるようにしましょう。

では、そのための秘訣をお話しします。(少し偉そう)

捨てるための箱を用意する

必要のないモノは処分しましょうと言うのは簡単で、そのような習慣がない人にとってはなかなかできるものではありません。

そこで、引越しの時に使う40cmくらいの大きさの段ボール箱を1つ用意します。休日、家にいる時にはこの段ボール箱を捨てるモノでいっぱいにすると言うルールを作ります。

一杯になったら奥様にでも協力をしてもらい、分別して処分してもらうようにします。我が家の場合、倉庫のような部屋がきれいに片付いていくことは、カミさんに取っても望むところでしたので、協力してもらえました。(感謝)

つまり、捨てると言うよりも箱をいっぱいにすると言うことに専念します。これの何が良いかと言うと早く箱をいっぱいにしたいので、大きなモノを箱に入れようと言う意識が働きます。すると比較的早めに断捨離の効果が出てきます。しばらく続けることにより、少しずつ部屋の中がすっきりしてきます。

一番捨てられそうもないものを捨てる

モノをとっておく習慣がついている人は、捨てると言う行為に抵抗があると思います。そう言う人は、もう必要ないのだけれど、どうしても捨てられないモノの中から一番捨てられそうにないモノを思い切って捨てます。

捨てると言っても、先ほどの段ボールに入れておきます。すると気がついた時には、もう自分の家にはないと言うことになります。

自分は、この写真にある一眼レフカメラを捨てました。電池をずっと入れっぱなしにしておいたため電池ボックスが腐食して使えなくなってしまったのです。友達がこのカメラの設計者だったこともあって思い入れがありました。その友達が「直せるか見てやるから持って来い」と言ってくれたのですけれど、自分の不手際からこのような状態にしてしまったカメラを持って行くことができませんでした。

このような思い出のあるカメラだったので、ただの文鎮と化してしまったにも関わらず大事に取っておいたのです。でも、このカメラを捨ててしまえば、今後はあれを捨てたことに比べれば、こんなモノ取っておいてもしょうがないとなるのではないかと思い、思い切って捨てました。

これ以降、いろいろなモノを捨てることができるようになりました。しかし、しばらくするとこの効果は薄れてしまうようです。

片付けるための場所を作る

モノが溢れていると、片付けようにも片付けるところがありません。しかし、思い切ってモノを捨てて行くと空きスペースが出来てきます。そのスペースに必要なモノを置いていきます。片付ける秘訣は、モノを片付けるためのエリアを確保することに限ります。

 

会社にいた時には、組織の中で整理整頓を推進していたこともあったので、もと部下がこの話を聞いたらびっくりするだろうと思います。そう自分は片付けられない人だったのです。でもすっかり変わって綺麗好きになってしまいました。

やれば、出来んだよ。なんでも(笑)

普段から整理整頓できている人には特に参考にならないと思いますけれど、なかなかできないと言う人には参考にしてもらえれば幸いです。

リセットボタン断捨離をして身の回りの整理をしたら、次はこれまで溜まりに溜まった固定概念の掃除をします。いつの間にか身についた習慣や考えは何かのきっかけ...

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