9日目:徳島県美波町〜徳島県海陽町
走行距離:49.7Km
本当に運がいいというか、やはり神様が付いていてくださるとしか思えない1日でした。恵比寿洞のいい写真が撮れたこと、F15の旋回シーンを堪能できたことなど他にもいいことがたくさんありました。
道の駅 日和佐の朝です。ここから薬王寺のライトアップをしている多宝塔が見えます。夜中は消えていましたけれど、早朝からふたたび点灯していました。
明るくなると、このような道の駅です。
今日の最初の目的地は、昨日行くのをやめた美波町の恵比須洞です。入り口に少しばかりの駐車場があります。
ここから降りていきます。
このような道を2、3分下ると
分岐点があります。この道を下(右側)に降りていきます。
ちなみに上の方に上がるとこのような美しい海を見ることが出来ます。
下の方に降りていくと、何やら光っています。
恵比寿洞です。この洞窟に光が当たっていたために火口みたいに見えたのです。
本当であれば昨日の夕刻に訪問していたはずでした。しかし、天気が悪くなったために今日に延期しました。もし、昨日の夕刻に来ていたら、曇っていましたし今回のような景色は観ることはできませんでした。何がしかの力で延期されたものと思いました。
続いて、美波町にある恋人岬です。道端に1、2台が駐められそうなスペースがあります。
ここ日和佐は昔、陸上交通より海上交通が栄えていて、別れを惜しむ恋人たちがこの岬から手を振っていました。それが今の恋人岬となりました。
次に、美波町にある日和佐城跡です。車で高台の駐車場まで行くことが出来ます。自分の家の近くにある山の登り道にそっくりでした。カーブを曲がるたびに次の景色が思っていた通りの景色でした。面白いことがあるものです。
千羽海崖(せんばかいがい)の散策路を歩くために、ここに来ました。片道2Kmという事前の調査だったのですが、ここにある看板を見ると、まったく違っていて5Kmくらいありそうです。即、撤退!
美波町にある南阿波サンライン第一展望台です。広い駐車場とトイレがあります。
このような景色を見ることが出来ます。
第二展望台は周りに木があって海が見えません。第三展望台は海側にあると思っていると通り過ぎてしまいます。山側にあります。そして第四展望台からは、このような景色を見ることが出来ます。
島の写真を撮るために、滅多にセットしない三脚を立てて取ろうとしたところ、
なんと、F15が2機飛来して島の上空を3回も旋回していきました。旋回する時の音がなんとも言えません。航空ショー以外で、このような戦闘機の気合の入った飛行を見たのは初めてでした。島の写真どころでなかったことは言うまでもありません。普段使わない三脚を立てた状態で撮ることが出来て、これまた運が良いとしか思えない出来事でした。
牟岐町 モラスコむぎ貝の資料館200円です。
駐車は山沿いに斜めに駐めることになっています。自分の車は長いので道に沿って駐めました。広角で撮ったところ、バーデンが新幹線のようになってしまいました(笑)
中に入って受付を済ませると、このような廊下を進んでいきます。
そして入ったところが木造の立派な展示室でした。
正直、それほどの期待は抱いていなかったのですが、ここは、すごいです。
こんなところにと言っては失礼ですが、立派な展示物がたくさんあります。
これは、かき揚げではありません。これはジュラ紀(1億9千万年前)のアンモナイトの仲間の化石です。驚くような展示物がたくさんあり勉強になりました。
お昼は、ちょっと贅沢をしようと牟岐町にある黒潮の味 家形船に行きました。
海の見える素敵なお店です。
中はこのような感じです。
伊勢海老定食3,700円です。もう少し時期が早いと、もうちょっとお手頃価格でいただけるようです。
まだ、生きていました。ごめんなさい。
ここでも運の良さを感じることがありました。サザエを食べる時に、あろうことか箸から滑り落ちてしまいました。ところがどっこい、そこにはお椀の蓋があって下に落ちずに済みました。
実は、その少し前に、「あーっ」という大きな声と同時に床を転がっていくサザエを目撃したものですから、自分もやってしまったと思ったわけです。(誰が落としたかは書けません)
やはり、この差は信心深さの違いによるものではないかと思います。
満足したところで、海陽町にある鯖大師本坊です。ここは八十八箇所には入っていない霊場で番外札所といいます。(八十八箇所巡りは別途やる予定ですので、今回の旅では一番札所を除いていく予定がありません)
最初に入り口にある馬頭観音を拝みました。
線香立ての下でがんばっている人たちがいましたので、写真に撮りました。
本堂へと向かいます。
入り口に石で作った仁王様がいらっしゃいました。
立派な石像でした。
本堂にお参りして、
裏にある多宝塔を拝見しました。
帰ろうとしたところ、入洞無料と書いてあるではありませんか。
中を覗いてみると、ものすごく長いトンネルの中に八十八箇所と番外札所の石仏が並んでいました。ずーっと奥まで行くと右へ曲がって、さらにずーっと行きます。
すると、護摩堂があります。ここから先は撮影禁止でした。危うく、この素晴らしいものを観ずに帰るところでした。ここはお参りした方がいいです。
海陽町にある大砂海水浴場です。夏に来たらいいところですね。
その後、海陽町にあるショッピングセンター ピアカイフで食材を調達しつつ、同じところにあるコインランドリーで洗濯をしました。これまた運がいい。
本日の宿泊地である海陽町の道の駅 宍喰温泉です。
向いは、すぐに海です。
道の駅の中にはジオラマもありました。
道の駅の左は、ホテル リビエラししくいです。
ここが今日のお風呂610円です。
温泉諸元 泉質:ナトリウムー炭酸水素塩・塩化物温泉、pH8.6、内湯4(2m x 3m ジャグジー付き寝湯3基付き、25m x 3m ジャグジー付き、1m x 2.5m 入浴剤ゆず、1m x 2m ジェットバス3基付き)、桧風呂 休止中、外湯なし、サウナ1、水風呂1、洗い場12ヶ所、とろみ度★★★☆☆
ここは、いいです。最近、温泉といっても本当に温泉なのだろうかというところがあります。ここは、温泉水入れ替え時に加水をしているとは言うものの、トロミは十分あり、しっかり温泉のお湯でした。満足しました。
と言うわけで、今日もいい1日でした。
では、神様に今日の1日を感謝して、また明日。