人は、ひどいことを言われたり、嫌な目にあったりすると、2度と同じ目に遭いたくないと言う意識が強く働きます。そうすると自然と守りに入ります。
守りに入った心は、硬い殻で覆われているようなものだと思います。まるで卵の殻のように。
殻に覆われた卵同士をぶつけると簡単に割れてしまいます。強いようで脆いです。
一方、殻を剥いたゆで卵は柔らかくて、2つをぶつけても簡単に割れたりしません。それどころか殻を剥いたゆで卵は硬い殻に覆われた卵とぶつけても簡単には割れません。
人の心も同じなのではないかと思います。
ゆで卵のような、ふにゃふにゃした柔軟性を持った心でありたいと思います。
それでは、どうすればそのような殻を剥いたゆで卵のような心になれるのでしょうか。
それは殻を剥けばよいのだと思います。つまり素のままの自分を出せばよいのだと思います。
自分をよく見せようとして硬い殻で覆ったり、あるいは自分を卑下して殻に閉じこもらなければいいのだと思います。
「素のままの自分」で旅したい(生きていきたい)と思っています。