旅レポート

旧奥行臼駅逓所、旧国鉄奥行臼駅、新酪農村展望台、別海町加賀家文書館、別海町郷土資料館、別海町鉄道記念館

北海道別海町にある旧国鉄奥行臼駅

本日のサマリー

45日目:北海道根室市〜北海道弟子屈町

走行距離:130.6Km

まだまだ観ていないところがたくさんあるなぁと感じた1日でした。

明治公園の朝です。どんよりとした天気です。ここの公園には3基のサイロがあるのですが、昭和7年(1932年)〜昭和11年(1936年)に建設されたものでレンガ造のサイロとしては道内で2番目に古く、国の登録有形文化財になっています。ちなみに、断熱性を高めるため、レンガの細長い部分を立て「ロ」の字型にレンガを積み、空間を確保する小端空間積が採用されています。いろいろなレンガ積みを観ていますが、この積み方は初めて知りました。

ここ明治公園第2駐車場はWiMAX +5Gの電波はしっかり入るのですが、アップロードがものすごく遅いです。今まで、あまり気にならなかったので、たまたまなのかもしれません。

昨晩いただいた魚信の刺身は、どれもとても美味しかったです。旅先で安くて美味しいものを見つけた時には、とても幸せな気持ちになります。ご満悦おばさんの「美味しい」を何度聞いたことかわかりません。10満悦おばさんになっていました(笑)

別海町にある奥行駐車場に車を駐めました。

ここは綺麗なトイレがあります。WiMAX +5Gが入りませんが、車中泊できますね。

水道もあります。ここから歩いて、

旧奥行臼駅逓所(おくゆきうすえきていしょ)を観に行きました。看板があったので、これがそうだと思ったのですが、間違っていました。今、改めてパンフレットを見るとこの写真の奥の方に建物があったようです。次回ですね。

ここから、線路に沿って真っすぐ歩いていくと、

旧国鉄奥行臼駅が見えてきました。

とても、歴史を感じさせる駅舎です。

中を観ることが出来るのは1時間半後の10:00からなのですが、夏休みの日曜日に開催されるトロッコサンデーというイベントの準備をされていたため、中を観ることができました。

ガラス越しに奥の部屋を見ると、なんと、1961年の東宝のカレンダーがかかっていました。頼んで中を見せてもらえばよかったです。

10時からのトロッコサンデーは無料で、手動と機動車のトロッコに乗ることができ、硬券の記念きっぷもいただけるそうです。「是非」と準備をされている方に誘われたのですが、時間がなく断念しました。

旧別海村営軌道風蓮線奥行臼停留所です。

昭和46年(1971年)3月31日に廃止されたのですが、それが保存されていました。

昭和37年(1962年)年6月加藤製作所製の6tディーゼル機関車です。主にミルクゴンドラ車やミルクタンク車をけん引して活躍しましたたが、一般の無蓋貨車や有蓋貨車もけん引し沿線農家の生産資材や生活物資の輸送に活躍しました。

ミルクゴンドラ車です。各農家から集められた集乳缶を集乳工場に運ぶための2軸ボギー木製無蓋貨車です。

8t自走客車です。自走客車とは北海道開発局独自の用語で、気動車(レールバス)のことを言うそうです。

すでに廃線になったレールですが、イベントでトロッコを走らせることで活用されています。

看板も電柱もみな向こう側に倒れているのが面白いです。

別海町にある新酪農村展望台に行きました。自分は大丈夫でしたが、カミさんは下が見えるのでかなり恐いと言っていました。

北海道らしい景色です。

一番上はこんな感じでした。

別海町にある別海町加賀家文書館(もんじょかん)と別海町郷土資料館に行きました。2箇所の共通券が350円です。

郷土資料館では別海町の歴史や自然について学ぶことが出来ました。

道内で発見されているマンモスゾウ臼歯化石の半分が根室海峡海底下で発見されています。いずれもウニ・ホタテ漁の網に掛かり、地元の漁業者によって引き上げられていました。

別海町加賀家文書館です。

非常に簡単に記載しますと、アイヌとの交易は、最初のうちは松前藩が取り扱っていました。そのうち商人にやらせるようになり、北前船などが用いられるようになりました。その中に加賀家がいて、アイヌとの通訳などをやっていました。その時の文書(もんじょ)が残っており、それを展示した施設です。

別海町にあるコープさっぽろ べつかい店で食材を調達した後、別海町にある麺処 水無月で今日のお昼をいただきました。

無量寿そば(冷かけ)800円です。ラー油が珍しいなと思い、これにしました。そのまんまの味でした。

今日のご満悦おばさんは、かしわつけざる(冷)850円です。鶏肉と汁がおいしかったそうです。蕎麦は普通。

別海町にある別海町鉄道記念館(無料)に行きました。

北海道でよく見るものが置いてある鉄道記念館でした。

外には機関車D51などが展示してありました。

弟子屈町にある道の駅 摩周温泉に着きました。

飲み水を補給させていただきました。ここは営業時間外は水が止まるので注意が必要です。

今日のお風呂は、いつもの弟子屈町にあるビラオの湯400円です。

所感:前回よりとろみが増した感じがしました。

温泉諸元 泉質:アルカリ性単純温泉(低張性 アルカリ性 高温泉)、加水 不明、加温 不明、濾過循環 不明、消毒 不明、pH9.4、源泉温度64.8℃、メタけい酸 103.5mg、炭酸水素イオン 6.7mg、内湯1(6㎡)、外湯1(2m x 1m)、洗い場4ヶ所、とろみ度★★☆☆☆、気泡 なし

その後、道の駅に戻ってきました。このあたりはWiMAX +5Gが入りません。道の駅のWi-Fiスポットが使えます。

では、また明日。

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