つぶやき

思い出のお寿司やさん

写真はイメージでありこの話とは関係ありません

このブログには出来るだけネガティブな話は書かないようにしています。食べた料理が美味しい時にはその通りに書きますが、そうでない時には特に感想は書きません。

しかし、いつか書こうと思っていた思い出に残るお寿司やさんがあります。

そのお寿司やさん「すし○○」は、カミさんがネットで見つけた評価の高いお店でした。そこは、太平洋に突き出した半島の先端で海産物にはかなり期待できそうな場所でした。そこにあるお寿司やさんなのですから、これはもう美味しくないわけがありません。

お昼時は混み合うでしょうから少し前に伺いました。中に入るとカウンターに8名くらいが座れるこじんまりとしたお店でした。先客はいませんでした。(途中から常連の2人組が来ました)

カウンターに座ると、大将が「2,000円か2,500円くらいのおまかせになるけどいいかい」というので、お願いしますと言いました。カミさんの期待は、もう最高潮に達していたようです。自分は、カウンターの前のネタケースを見て期待値はかなり低くなっていました。

結局、2,500円で11かんを出していただき、お店を出ました。

自分としては、ネタケースを見て以降、すでに期待はしていませんでしたので、その低い期待値通りの印象でした。しかし、絶大なる期待を寄せたカミさんは、いたくご立腹のご様子で「ありえない」から始まって、ネタの内容から女将さんの態度(ずっとテレビを見ていたらしい)まで、坊主憎けりゃ袈裟まで憎いと言わんばかりの講釈が延々と続きました。

その日以降、訪れたお店が期待外れであった時に「でも、すし○○よりは、いいよね」と言ってすし○○の話が始まりますし、非常に素晴らしいお店の時には「ちょっと、すし○○の大将を呼んできて食べさせてあげたい」と、これまたすし○○の話が始まります。それだけではなく、会う人、会う人に「ちょっと聞いてよ」で始まってこの話をするものだから、延べ10時間以上は、このお寿司やさんの話をしていると思います。もう、これだけ話題にさせてもらったのだから、十分にもとが取れたわけで、自分としては、そろそろ許してやりなよと思っています。

いつの日か、近くに行ったらお礼に行きたい気もしています。

「いつも大変お世話になっています」と。(笑)

この投稿を見たカミさんが、また話をし始めるので話題に登った時間の記録がまた伸びると思います(笑)

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