写真はキリマンジャロの頂上ウフルピーク(5895m)2008年9月30日
2008年9月、キリマンジャロ登頂にチャレンジしました。酸素濃度は平地の半分というだけあって、血中の酸素濃度が70%くらいになります。
そのため頂上へのアタックは、ゆっくりゆっくり(ポレポレ)と一歩ずつ登っていきます。真夜中にアタック開始と言うことと、酸素濃度が薄いと言うことから、歩いているうちにぼーっとして眠くなってきて、バタッと倒れそうになります。ここで倒れたら登頂を断念して下山を促されるので必死です。何のためにこれまで頑張ってきたのかわからないので意地でも倒れるわけにはいきません。
意識して深呼吸をしながら登っていきます。深呼吸をすると血中酸素濃度が上がって意識がはっきりしてきます。しばらくすると深呼吸をするのを忘れてしまって眠くなって、また倒れそうになります。やばいやばいと言うことで深呼吸。これを数分ごとに繰り返しながら登っていきます。
こう言った苦労をして登頂したおかげで気づいたことがあります。
どんなに高い山であっても足を前に出し続ければ必ず頂上に着く
しかし、足を前に出すのを止めてしまったら、そこで終わり
これは、仕事や困難なことに取り組む時でも同じことでコツコツやり続ければ必ず成就すると言うことです。大変な思いをして自分はこのことを学びました。それ以来、いろんなことをやってきましたけれど、あきらめないで取り組むことの重要性はこの時に学んだ気がします。
ある日、ふともう1つ大事なことがあることに気付きました。足を前に出し続けても頂上につかないことがあると言うことです。それは、道を間違った時です。そうならないように地図で道をきちんと確認する、道を知っている人に同行してもらうなど道を間違えないためのやり方が大事なのだと言うことです。
計画をきちんと立てる、戦略を十分練る、ゴールを明確にするなどと言ったことが仕事をする上でも大事なのだと改めて思いました。仕事で頂上に着けなかったことが幾度となくあったことを思い出しながら書いています。
どんなに高い山であっても足を前に出し続ければ必ず頂上に着く。道を間違えない限り
どんなに困難なことでも努力し続ければ必ずやり遂げられる。アプローチを間違えない限り