学生時代、歴史を勉強するのが嫌いでした。
「何年に誰々が何をした」と、そんなことを覚えて何の役に立つと言うのだとそう思っていました。大人になっていろいろなことを知るようになって、幕末から今に至っての歴史に関して真実を知ることがとても大事であるし価値のあることだと思うようになりました。このブログ「やまとべディア」がその時代に生きた偉人を対象としているのも、この考えから来ているような気がします。
しかし、昨年末から年明けにかけて少し考えが変わりました。
日本人にとって、この日本という國の成り立ちを知ることは、今の日本が直面している問題を解決する上で非常に重要なことなのかもしれない。なぜならば世界的に見ても非常に高度な民度を有する国家を形成したその源がそこにあると思えるようになったからです。
まず、自分が勉強し、かつこの目で見て少しでもわかりやすく伝えていこうと思います。
今までは、日本の素晴らしさを紹介するために景色や人を探すことが旅の目的になっていました。その目的に、日本國の成り立ちに関することも加えようと思います。
もしかしたら、ブログのタイトルに「やまと」と言う言葉を入れたのも、その宿命に基づくものだったのではないかと思えるようになりました。昨年の旅は、それに気づくための旅であったようにも思います。