写真は福井県坂井市三国町安島にある雄島と雄島橋
福井県坂井市三国町安島にある雄島(おしま)を紹介します。ここは越前加賀海岸国定公園の一部になります。近くに東尋坊がありますが東尋坊に来たら是非この雄島を散策されることをお薦めします。東尋坊より楽しめるのではないかと思います。
雄島にはこの雄島橋を渡っていきます。次の動画は波の音が出ます(音量注意)
この雄島橋を渡り終えると神社の鳥居があります。この雄島の自然が手つかずのまま残されているのは島全体が大湊神社の鎮守の森として信仰の対象となってきたためです。ここから神聖な場所なのです。
島に入る前に左の岸壁を見るとすぐ近くにある東尋坊と同じような柱状節理を観ることが出来ます。
島に入っていきます。最初はこの石段を登っていきます。
十字路を左に進みます。決して右に行っては行けません(理由は最後に記載)
この樹は藪椿です。ここ雄島には樹齢数百年を経た藪椿が自生し御神木となっています。
しばらく進むと社が見えてきます。
大湊神社の拝殿です。この拝殿の真後ろに本殿があります。
大湊神社の正面にある鳥居越しには、東尋坊が見えます。
御祭神は三保大明神で航海、漁業の守護神として崇敬されています。この大湊神社の社殿は織田信長の兵火にかかり焼失します。その後、元和7年(1621年)に松平忠直が国家安全の祈願所として再建しました。
神社を過ぎてさらに進むと
流紋岩で出来た岩肌が見えてきます。
この辺りには瓜割の水と言って湧水(塩水)が出ているところがあるらしいのですが、今回は強風のため見つけることを断念して先へ進みました。
雄島灯台です。(登れません)
とにかく、当日はこのように波が高く打ち上げ、その度に波飛沫なのか雨なのかわからないような水滴が飛んでくる状態でしたので急いで回りました。普段はもっといい感じなのだと思います。
方位磁針を狂わせるという磁石岩などあるらしいのですが上記のような天候のため、今回は探しませんでした。(正直に申し上げますと探すのを忘れてました ^^;)
最後は森を抜けて戻ります。
ヤブニッケイの純林です。何故このように曲がっているのでしょうか。強風ですかね。
雄島橋を渡って雄島を後にします。
こんな感じで海も荒れてました。
しかし、非常に楽しい所でした。条件が良ければもっと素晴らしい景色を観ることが出来たと思います。また訪問して素晴らしい景色を撮ってきたいと思います。
この島では、島を反時計回りに回ってしまった人が死亡したという事例もあるため、必ず時計回りに回らなくてはいけないしきたりがあります。
Wikipediaより
今、知りました。