和歌山県由良町にある白崎海洋公園を紹介します。まるで日本ではないような景色です。
ここに来るまでは普通の岬にある道の駅を想像しておりました。しかし、ここは白い石灰岩で囲まれた独特の雰囲気を持つところでした。
道の駅の駐車場に車を駐めて歩いていくと左手にログハウス、右手に炊事棟が見えてきます。写真ではわかりませんけれども物凄い風が吹いています。
この強い風とこの岩山が普通ではない雰囲気を醸し出しています。
ここはオートキャンプ場でもあります。中央に小さくテントが見えます。
反対側ではテントを張るのに苦労している人たちがいます。この風ではかなりの熟練者でなければテントを張るのは難しいでしょう。
さらに進むとクラブハウスが見えてきます。しかし、2018年の台風の影響で閉鎖されたままになっていました。
広い大地の先にある白い山はまるで、広大なサドルの先にあるキリマンジャロを思い出させるような景色でした。(キリマンジャロは頂上しか白くありませんが)
この写真の中央に展望台に続く階段があります。
このような螺旋階段です。ここを昇ると風は一段と強くなるものの
このようなワクワクする道があります。
この道を歩いていくと、白崎海洋公園展望台があります。
来た道を振り返るとこのような景色が見えます。
そして海の方を見ると
このような素晴らしい景色を観ることが出来ます。天気が良ければ四国や淡路島も観ることができます。
写真では、この素晴らしさは伝わりませんので是非行かれることをお薦めします。
自分たちが訪問した日は(この岬を除いて)特に風が強い日ではありませんでした。おそらくこの場所は常時風が強いものと思われます。したがって市街地において風が強い日には展望台には上がることが出来ないと思われます。ネットでは風が強くて行けなかったと言うコメントも見受けられます。訪問される際には気象状況も加味して行かれることをお薦めします。
ここ白崎海洋公園には大東亜戦争末期に人間魚雷「回天」の出撃基地(22突撃隊 由良白崎基地)が設営されました。ここには紀伊水道に侵攻してくる連合国の艦船を撃沈するため爆薬を充填した1人乗り潜水艇 回天を操縦する特攻隊員が配属されていました。しかし回天の配備が遅れ出撃する前に終戦となりました。(この記事を書いている時に知りました)