旅レポート

一乗谷朝倉氏遺跡博物館、下城戸跡、復原町並、一乗谷朝倉氏遺跡、湯殿跡庭園

福井県福井市にある
福井県立一乗谷朝倉氏遺跡博物館のジオラマ

本日のサマリー

57日目:福井県福井市〜福井県坂井市

走行距離 33.1Km

今日は、越前の戦国大名 朝倉氏について学びました。

道の駅 一乗谷あさくら水の駅の朝です。ラジオ体操を始めると昨日と同じように雲の下が赤くなり始めました。昨日、刻一刻と変わる様子が素晴らしかったので、今日は写真に撮ってみました。この4枚の写真は1分ごとに変わる様子を3分間に渡って撮ったものです。何とも無かった曇り空が、みるみる赤く染まる様子は見ていて楽しいです。ラジオ体操どころではありませんでした。明日から真面目にやろうと思います。

この現象の昨日との違いは、今日は西の空が赤くならなかったことです。

福井市にある福井県立一乗谷朝倉氏遺跡博物館 駐車場に車を駐めました。広い駐車場があります。

福井県立一乗谷朝倉氏遺跡博物館 本館(復原町並との共通券820円)です。ここは、但馬国朝倉庄出身の武士 朝倉氏の歴史や、一乗谷朝倉氏遺跡などについて学べる施設です。

この建物の中には、建設する時の発掘調査で見つかった戦国時代の遺構を、掘り出したままの姿で公開している遺構展示室がありました。この石を敷き詰めた部分を石敷遺構と呼び、これが何のために作られたかを推測していました。道路や船着き場と言った説があるようですが、本当のところはわかっていません。

自分の考えでは、道路としては石がゴロゴロしていて歩きにくいと思いますし、船着き場というのも、いまひとつピンと来ません。何のための石なのでしょうか?

展示室です。きれいな展示室で、さすが福井県だと思いました。

これは、発掘調査で見つかった将棋の駒です。、一緒に出土した木簡から永禄年間(1558〜1570年)に利用されたものと判明しているそうです。

そして、この駒は「酔象」と言われる現代将棋にはない駒です。朝倉館跡の発掘調査で初めて発見され、これまでの出土例は3例のみなのだそうです。

ここには、約1万人が住んでいた城下町 一乗谷の発掘調査で出土したいろいろなものが展示されていました。

これが、当時を再現したジオラマです。

屋根の上に石がたくさん載っていますよね。これが、先ほどの石敷遺構と何か関係があるのではないかと思いました。

この施設の目玉の展示物に朝倉館を原寸再現したものがあります。もちろん、全部ではありませんが、花壇を中心としその周りの建物を再現していました。

敷石の位置から柱の位置は正確に配置し、かつ当時の建築技術などを参考にして作り上げたのだそうです。

戦国大名の暮らしぶりを垣間見ることが出来る展示だと思いました。

池もありました。これは、後ほど実際の遺構を観る際に出てきますので覚えておいてください。ここまでの写真は本館にある展示物で、この本館は令和4年(2022年)10月に出来た施設でした。

それまでに使っていた資料館は本館の正面に分館として残っていて無料で拝観することが出来るようになっていました。収蔵展示や資料の保管場所になっていました。

福井市にある下城戸跡(しもきどあと)を観に行きました。車は碑があるところに駐めました。

ここは城下町の正門にあたります。外側には濠があり、土塁の上には防御のための塀があったと考えられています。

福井市にある復原町並駐車場に車を駐めて、一乗谷・朝倉氏遺跡 復原町並を観に行きました。

遺構の上に、当時の町並みを再現した施設です。

見ていて思ったのが、各家の中に井戸がある家が多いということです。外にあった方がいいのではないか、しかも、何軒かにひとつでいいのではないかと思いました。ただし、染物屋だったり、水を頻繁に使用する家が多いのかもしれないとも思いました。

商家などの建物がありました。

屋根の上に石がありますね。こんな感じだったんですね。

発掘跡地です。実際に井戸の跡がたくさんあることがわかります。

一乗谷・朝倉氏遺跡 復原町並と道路を挟んで反対側にある朝倉館跡に行きました。入口にある唐門です。

この花壇が先ほど一乗谷朝倉氏遺跡博物館の原寸再現した部分になります。同じアングルで写真を撮ろうと思ったのですが立ち入ることが出来ない部分でした。

今は、この花壇を中心に透明の足場を作っている最中でした。この足場が完成すれば、先ほどの博物館と同じところを実際に歩いてみることが出来るのだと思います。

上から見た朝倉館跡です。

この部分が先ほどの博物館で再現されていたところです。手前の光っているところが今できている透明の足場です。

少し登ったところに、湯殿跡庭園がありました。朝倉義景公は、歌を詠むなど文化的な生活をされていたのだそうで、きっとここで宴を催されたのだろうなと思いました。

義景公のお墓もここにありました。このような遺構が残っていて整備されているのはいいことだと思いました。

さて、今日のお昼です。以前、岐阜タンメンのお店の前に行列が出来ていて、いつか行こうと言っていたことを、食べ物に関してだけは真剣に取り組むご満悦おばさんが覚えており、たまたま、そのチェーン店があるということで、福井市にある岐阜タンメン 福井店に行きました。満席で自分たちから外で待つようになり、徐々に行列が出来ました。

岐阜タンメン880円、野菜増量150円です。これは美味しいです。このお店の説明を引用すると、

岐阜タンメンとは関東地方の一般的なタンメンとは違い、豚肉、白菜、キャベツ、にんにくから旨みを抽出し、塩出しのスープと合わせたシンプルながらも味わい深いオリジナルのタンメンです。

辛さが、辛さなしと1〜5辛まで選べるようになっていて、1辛にしました。スープがとても美味しく、味わうという感じのスープでした。

麺は平打ち麺で、これまた美味しいです。また見つけたら食べに来ようと思います。行列が出来るのがわかりました。

ご満悦おばさんは、岐阜タンメン880円、野菜増量150円の辛さなしで、テーブルにあった無料の酢もやしを、てんこ盛りにされていました。

やはり、ご満悦のご様子でした。今日のお昼は当たりでした。

その後、福井市にあるアピタ福井大和田店で食材を調達し、

今日のお風呂である坂井市の霞の郷温泉500円に行きました。駐車場がめちゃ混みだったので、もしかしてオイルサーディンの缶詰状態になるのではあるまいなと思ったのですが大丈夫でした。

所感:お湯に知覚できる特徴はありませんが、この値段であれば文句なしの温泉です。前回入っていますが、まったく記憶にありませんでした。

温泉諸元 泉質:ナトリウム・カルシウムー硫酸塩泉(低張性 弱アルカリ性 高温泉)、加水 あり、加温 あり、濾過循環 あり、消毒 塩素系薬剤、 pH不明、、源泉温度47.4℃、メタけい酸 36.3mg、炭酸水素イオン 9.2mg、硫酸イオン 1408.0mg、内湯237㎡、3m x 5m ジェットバス3 ジャグジー2基付き)、外湯120㎡)、サウナ110 2段 ドライ)、水風呂1、洗い場27ヶ所

お風呂から上がると、日が沈みかけていました。

坂井市にある道の駅 さかいに着きました。

ここは、隣に大きなスーパーがあります。この写真に写っている駐車場以外にトイレの後ろに小さな駐車場があります。トイレに近くて便利です。なぜ知っているかと言いますと、過去に3回泊まっているからです。3回とも隣に車中泊をされている同じ方がいらっしゃいました。お近くにお住まいの方なのに、ここで車中泊をされている方でした。

もしかして、今日もいらっしゃるかなと思ったのですが、さすがに2年前のことで、いらっしゃいませんでした。お元気でいらっしゃればいいのですが…。

今日は、ここに泊まります。

では、また明日。

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